東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

3シルクロードの花たち

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                   四姑娘山 〜天上のお花畑〜
今回はちょっと気分を変えて
 シルクロードからちょっと足を延ばして四川省にある四姑娘山のお花畑を写真 紹介します。

四姑娘山 〜天上のお花畑〜

 
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幻ののブルーポピー
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 四川省やチベットの高山地帯では、春夏秋の花が一斉に競うよううに咲き誇っている。
 高度や地形、日光の当たり具合によって、
 春の花が咲いているかと思えば、
 陽射しの強いところでは夏の花が咲き誇り、
 高度が上がるとすでに紅葉が始まっている。
 短い花の期間を惜しむかのように精一杯咲き誇る姿に胸が打たれる。

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 チベット草原には色とりどりの花が一面に咲き乱れている。 まるで天上のお花畑にのようだ。

[コメント]  このブログは旅の流れ沿って紹介してしております。ひとつの記事はそれぞれ独立していますが、初めて訪問される方は、時間のある折にでも、初めの方からご覧いただければ、より楽んでいただけると思います。
また、「シルクロードを詩う」をご覧いただくと、これからの旅(中国篇)の雰囲気をご覧いただけると思います。(題目をクリック)

天空のお花畑 〜ハプニングがシャッターチャンス〜

イメージ 1 バスは見掛けはいいが、相当古い。
恐らくどこかの観光会社の払い下げだろう。
発進して20分ほどすると、
私の足元近くでガタゴトというような音がして、
クッションが悪くなった。
隣の車掌も気づいているようだ。だが、何もいわない。
運転手も気づかないわけがない。だが平然と運転している。

その内“バタバタバタバタ”というすさまじい音がして、
ゴムが焼けこげる臭いがした。バスが少し傾いた。客が大きな声でわめいた。
この時点で運転手もやっと車を止めた。
野次馬根性の強い私は、車掌と運転手に続いて駆け下りた。
案の定、パンクだった。
パンク状態で走ったためタイヤが完全に破れて、
チューブと一緒にシャフトに絡み付いていた。

バスのパンクは日常茶飯事なので、別に驚かないが、
このような面倒な状態になったのは、2年前のウズベキスタン以来だ。 
客は全員下ろされた。これじゃ小一時間はかかりそうだ。

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ところがこれが私にとっては逆にラッキーだった。
幸い周辺は一面のお花畑だ。さっそく撮影にかかる。
ラプラン寺のお坊さんも景色をうっとり眺めていた。


高原地帯は花の咲く時期が短い。
だから、春から秋までの花が競うように色とりどり、一斉に咲き乱れる。
まるで天上の世界に入り込んだようだ。

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 黄土高原であやめを見たときには、少し驚いたが、東チベットにもやっぱりあった。

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幻のブルーポピー(ヒマラヤのけし)
 東チベットにはブルーポピーが多い。
 ブルーポピー(メコノプシス・グランディス)は標高3000メートル〜5000メートルのヒマラヤやチベット高原に自生する高山植物です。
「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれ、その神秘的な美しさから登山家の間では「天上の妖精」とも称されています。
 (下3枚)
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 目にした瞬間思わず「うわー!」という声を上げてしまった。  
 一瞬、魔法の世界に迷い込んだようなような想いにとらわれた。
 最後に目にしたのは、奥まったところに鮮やかに、
 あでやかに咲き誇っているこの小さなお花畑だった。


 バスのパンクが思わぬ幸運をもたらしてくれた。
 結局、修理に50分ほどかかった。
 再び、蘭州方面へ走り出した。
 今日は、臨夏、蓮花、を経由して河西回廊の入口まで向かう。

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よろしかった「傑作」をクリックお願いします。

黄土高原のお花畑

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 黄土高原のお花畑1 サクラソウが一面に咲いていた。

黄土高原のお花畑

 「えっ! ウッソウ! 黄土高原にお花畑なんてあるの」と驚かれる人も多いと思う。
 およそ2,000年ほど前、現在の黄土高原には50%以上の森林があったと推定されており、黄河の水もいまほど黄土色ではなく、澄んでいたいわれている。実際に、青く澄んでいる黄河や、こうして眼前に広がっているお花畑を目の当たりにしていると、「それは本当だ!」と実感できるのである。

 黄土高原の標高は、低いところでも1,000mほどだ。楊さんは「この辺にもきれいな花がありますよ」と教えてくれた。ここを通るのは2度目だが、前回の時には、せいぜい車窓から眺めただけだった。
「よかったら、案内してください」と言うと、快く引き受けてくれた。

 車を停めて山の中に入ると、野の花や高山植物が美しさを競うようにいっせいに咲き乱れている。
 驚くのはその色の豊かさです。黄色、るり色、紫、ピンク、朱色……。気温差が大きいためか、どの色も目をみはるほどあざやかだ。
 黄土高原の季節の移り変わりは急激で、春も秋もあっという間に過ぎてしまう。花々はそれを知ってか、夏にいっせいに花開く。日本の感覚からすれば春・夏・秋の花が一度に咲いている感じで、その華やかさは、荒漠とした黄土高原を予想してきた私には嬉しい驚きであった。

 日本アルプスや尾瀬などで何度も高山植物や野草を目にしていた。もちろんきれいだったが、ここでこんなにきれいな花を見られるとは思わなかった。教えてもらって本当によかった。
 黄土高原のお花畑を、すこしでもみなさんに味わっていただければと思います。
 画面でどれだけ伝わるか心もとないですが、お楽しみください。
 花の写真として撮影してしまい、お花畑の雰囲気の写真が少なかったのはちょっと悔いが残ります。

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 黄土高原のお花畑2

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 黄土高原のお花畑3

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 黄土高原のお花畑4   水色のメコノビシスはめずらしい

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 黄土高原のお花畑5   赤い花はメコノビシス 赤い色はかなりめずらしいとのこと。

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 土高原のお花畑6    青い花はメコノビシス(ヒマラヤの青いけし)
 
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                              シャジン

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                               アザミ

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                              アツモリソウ

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                              ウスユキソウ

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                              エーデルワイス

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                               オダマキ



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                               シオガマ

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           シュウメイソウ  流れる小川の水はとてもきれいです。

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                               セキチク

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                                バラ

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                              ヒエンソウ

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                                ポピー

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                              マツムシソウ

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                              レッドポピー

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                              ヒエンソウ
                                
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                               沙参

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                              モクゲンジ

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                              ウメバチソウ                           

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                              赤いシオガマ

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                            路傍には木槿の花

 
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                              リンドウ 

          
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                               蘭樹木 

                          
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                ヒマラヤスギの仲間 民江令杉(民は左に
山が付く)

              
 こうした花々や木々の姿を見ていると、<黄土高原に2000年前の姿が再び戻ってほしい〉と言う想いがふつふつと湧いてくる。それを切に願った。

 私がシルクロード旅行にこうして出かけて来ることができたのは、イラクやアフガニスタンの治安が、いったん沈静化したからであった。
 私は、シルクロード全行程の旅行不可能と思っていた。だから、内モンゴル自治区の長期植林のボランティアに参加するつもりで資料を取り寄せていたのであった。
 いったんでも鎮静化しなければ、通しでシルクロードを旅行することは、「夢のまた夢」に終わったに違いない。〈よくよく運のよい男だなあ〉と幸運に感謝しながら、花に見入っていた。

 「シルクロードの花々」は今回でいったん終了します。次は、しばらくしてから砂漠の植物を紹介します。                  
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  黄土高原の荒地にけなげに花ひらく大輪のひまわり

2009年5月6日(水)
[コメント] このブログは記事が旅のコースに沿って連続しておりますので、初めて訪問される方は前の記事もあわせてご覧いただければ幸いです。

杜泉新生シルクロード2万キロをゆく24  シルクロードの花たち 7(西安〜蘭州

5 黄土高原の百合とひまわり

 平涼から蘭州へ向かう黄土高原の大同県あたりの農村を通りかかると、黄緑色にみえる畑が目に入った。さっそく楊さんに車を停めてもらった。イメージ 1

 その正体が下の写真だ。名前は「黄花菜」、または黄花、金針菜。
レモンイエローのきれいな花で、しかも香りがすばらしい。たいていの日本人が好きになりそうだ。イメージ 2


 しかし、現地では開花したものはほとんどみられない。なぜかというと、これは野菜扱いで、開くまえのツボミを食用にするからだ。     イメージ 4

イメージ 8 「生のツボミを炒めて食べると香りもすばらしいんですけど…」と、生産者のおじさんは言う。 それは産地ならではのゼイタクというもの。そういわれると、好奇心の塊の私はすぐに飛びついてしまう。
 楊さんに話すと、調理を頼んでくれた。、それを食べさせてもらうことにした。
 おばちゃんが肉ときゅうりと卵などをいれて手際よく調理してくれた。、しゃきしゃき感とほろ苦さはなんとも言えなく「好吃(おいしい)」である。

 感謝の気持に20元渡そうとすると「気を使わないで」といって受け取らない。
「では、その代わり百合を少し分けてください」と言うと、受け取ってくれた。
 蒸して乾燥したもを200グラムほどくれた。この百合は、トルコ経由で日本まで旅行した。
 この種の日本にも輸入されていて、「百合の花」の名でスーパーの店頭にもならんでいた。イメージ 5

 この百合は早朝に開くとのこと。おばちゃんは「開いてしまったら商品になりません。朝暗いうちに起きてツボミを採集します。時間との勝負です。朝食は抜き、水も飲まないで、ひたすら働きます。有利な換金作物ですけど、作業はとてもつらいです」と話す。イメージ 3 

 沿道には、たまに百合も見かける。「百合は黄土高原には多い花です」と楊さんは言う。赤が多いが、まれに白も見かける。イメージ 6 

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黄土高原のひまわり

 ここから10分ほど走ったところに彬県の大仏寺と千仏洞がある。
寺の周辺には、たくさんの連翹(れんぎょう)の花が咲いていた。一瞬、〈オヤッ、黄土高原にも連翹?〉と思ったが、考えてみれば,中国から日本に伝わってきたものが多いのだから、連翹とて例外ではない。
調べてみると、――薬用として平安時代初期に渡来したといわれているが、実際に渡来した時期は定かではなく、江戸時代前期に栽培の記録があることから江戸時代だという説もある

近くの畑には畑いっぱいに[ひまわり]が咲いていた。日本のひまわりは鑑賞が目的だが、シルクロード諸国では立派な食料である。中国からトルコまでの9カ国、どこへ行っても、人びとはひまわりの種をかじっていた。ひまわり油としても大切な資源なのだ。

イメージ 7 大仏寺の前は満開の連翹(れんぎょう)
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 黄土高原に時々見かけるひまわり畑。思わず気分が浮き立ってくる。

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大仏寺前の昼下がり のんびりとひまわりを売る。おやじは自分でひまわりの種をかじって見せて買ってくれと、声をかける。
 
前回の記事の最後の方にある牡丹「楊貴妃」を当てるコメントによければご参加ください。
2009年5月5日(火)
[コメント] このブログは記事が旅の流れに従って連続しておりますので、初めて訪問される方は前の記事もあわせてご覧いただければ幸いです。

杜泉新生シルクロード2万キロをゆく23  シルクロードの花たち 6(西安〜蘭州)

黄土高原の棚田とポプラ並木

黄土高原

 西安を発って西へ進み、平涼から蘭州へ向かうあたりから黄土高原が始まる。
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黄土高原、
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 緑がほとんどなくなり、これぞ黄土高原という景色が続く。
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 そうかと思うと、時折樹木や草木が姿を見せる。こうした風景が繰り返される。
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棚田と段々畑

 山の斜面を利用して、田畑が営まれている。この情景がしばし続く。
 民家は、田畑の下の土崖に「横穴」を掘ってつくった「靠崖式窰洞」(ヤオトン)が多い。1989年訪れた時はほとんどがヤオトンだった。
 だが近年、中国政府の近代化政策で「ヤオトン」ではなく、地上に立てた家に住むことを強要され、若い人たちはほとんどそうした家に住むようになった。
 
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 親はいまだにヤオトンに住み、若い世代は隣に日干し煉瓦の家を建てて住んでいる。

 甘粛省の黄土高原は、平均海抜1200mほどで、黄土層が堆積されている。
 樹木はほとんどなく、見事な棚田が果てしなく広がっている。
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 ヤオトンの家を訪れて、話を聞いてみると
 ――主な農作物は「小麦」で、酪農は片手間にしか行われていない。
 干ばつの年は、麦の収穫も期待できないので、財力のある家は、飼育する牛を生かすため、草を買い、翌年の田植え(牛が鋤をひく動労力)に備える。

 家々には「水溜め」があり、これで通年使える飲料水を確保する。「水溜め」は、地中に竪穴を掘り、中を粘土で固えて作る。この中に、冬、谷間に出来た「雪/結氷」を切り出して貯蔵する。春から夏は、氷を徐々に溶かすため、乾燥させた羊や牛の糞と藁と土などを混ぜたものを加える。水は濾過すれば、美味しく飲める。

冬に雪が降らず、結氷もしなければ、彼らは生きていけない。

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 荒涼たる山肌に作られた田畑

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 家は田畑の下に点在している。

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 麦の緑と、黄土高原の土のコントラストが見事

棚田の花

イメージ 17 棚田に咲く淡い紫の花が心を和ませてくれる。

黄土高原のオアシスとポプラ並木

  黄土高原のところどころにオアシスや畑といった緑が出現するが、そこには決まってポプラが植えられている。
 ポプラは、水分や栄養分の少ない土地でもよく育つからである。

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 オアシスが近くなると、道の両側にポプラ並木が現れ、茶色ばかりの山肌から開放されて、ほっと生き返った気分になる。木の幹には石灰が塗られている。防虫と交通事故防止のためである。
 楊さんの車を降りて、30分ほどオアシスの中を歩いてみることにした。
以前の記事で既に紹介したが、楊さんは前日宿泊した平涼のホテルの服務員で、今日は蘭州まで用事で出向くので便乗させてもらったのだ。

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 オアシスに入ると道はこんもりとしたポプラ並木に囲まれ、涼やかな風が頬をなでる。

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 ポプラ並木の下では、おばちゃんたちのくったくない笑いと、おしゃべりが展開されている。

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 オアシスの中央通りをのんびりとロバ車が通る。

 オアシスの昼下がり 木陰に腰を下ろして日光を避けて、涼風に当たる。
 ポプラ並木は、トンネルの役目をして、風の通り道になっているようだ。


イメージ 5オアシスの農家では、農夫が取り入れた小麦の藁を刻んでいる。前には緑の畑が広がり、畑の周囲には暴風や防砂のためのポプラが植えられている。

 時が秋に向かって進み、高度も上がっていくにつれて、ポプラは次第に黄色に色づき始める。黄土高原の秋は足早にやってくる。
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前回の記事の最後の方にある牡丹「楊貴妃」を当てるコメントによければご参加ください。

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