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これからさらに3回、八重山諸島写真レポート更新します。
その後「杜泉新生シルクロード2万キロをゆく」を、公開いたします。
国境に位置する最西端の島・与那国島3
海底遺跡グラスボートツアー
与那国島二日目の朝、与那国島のミステリースポット、海底遺跡の見学に向かう。
海底遊覧船はふだんは久部良港に繋留されており、ここで乗船。
与那国海底遺跡は、与那国島でホテルやダイビング店などを経営する新嵩喜八郎氏が1986年に発見したもので、ダイバーたちをこの島に引き付ける大きな要素になっている。
私は以前、テレビ番組「世界ふしぎ発見!」で、この海底遺跡を見て、強い興味を感じた。
大学など、複数の研究グループが調査を重ねているが、いまだ人工物なのか自然物なのかは両論があるという。どちらかわからないという点も含めて、夢のある話だ。これはぜひ見ておきたいと考えていた。
見学するのに一番いいのはスキューバダイビングだが、自分は資格を持っていない。シュノーケリングということも考えたが、冬ということも考えて、半潜水艇「ジャックス・ドルフィン号」に乗船することにする。ジャックス・ドルフィン号は、発見者の新嵩喜八郎氏が海底遺跡見学のために投入したもので、船体の下半分に展望室を備えている。
船内でツアー参加費(5000円)を支払い、出航を待つ。その間、配られた「海底遺跡マップ」を眺める。次第にワクワクしてきた。
久部良の港を出て、海岸沿いに東へ向かう。
まもなく、日本最西端の西崎が見えてきた。海底遺跡の跡で訪れる日本の最西端を、まず海上から眺める。
現場に着くまで、自ら船長を務める新嵩氏が、与那国島の地学的特徴、放射性炭素年代測定法など、海底遺跡に対し試みられた数々の調査についてアナウンスで説明してくれる。これが実に興味深い。
ここで、船底の展望室に移動する。神秘的な光に包まれて幻想的な雰囲気を醸し出している。
窓の外をのぞくと、目の前に大きな壁や階段状の構造物が迫ってくる。人工物だろうが、自然物だろうが、どちらにしても圧倒される迫力だ。夢中で食い入るように眺めていた。
寝そべって見たほうがよく見える、と案内されたので、それに従う。だが、そんな無理な体勢のうえ、船は遺跡のさまざまな側面を見せようとして小刻みに回転するので、ちょっと気持ち悪くなった。展望室を出て上部甲板へ戻る人が続出した。自分は見逃してなるものかと、がまんして見学を続ける。
現地での見学は15分〜20分ぐらい。また15分ほどかけて久部良港へ戻った。
トータル75分のツアーだが、実に貴重な体験をした。ダイビングだったらもっとリアルで迫力を感じたに違いない。
Drコトー診療所
人気ドラマ「Drコトー診療所」の建物がそのまま保存されていて観光スポットになっていた。 数年前にフジTVのドラマで放映された「Dr.コトー診療所」。私はファンでほとんどリアルタイムで見ていた。心の奥深くを突いてくる人間描写、緊張感あふれるストーリー展開、美しい風景…近年まれに見る傑作であった。
防波堤の階段を歩いて上ると古びた建物が見えた。その前にはきれいな海が広がっている。テレビで観た診療所はまさにここだ!
ここが毎回映し出されたDrコトー診療所(志木那島診療所)の入口だ。 そばのパーラーで300円払うと、懐かしさの余り急ぎ足で診療所内へ。
不思議なものである。ドラマで見たシーンが目の前に存在している状態と言うのは…。そして、じわじわと喜びがこみ上げる。与那国まで来たという事実と相まって深い達成感に包まれた。
海は音も立てず呼吸している。テレビのロケで大勢の人が押し寄せているときも、この比川浜は静かで美しく凛としていたのだろう。どこからともなくカタツムリが現れた。静かな観光スポットにささやかな演出をしてくれたのだろうか。
島の人たちが集まってきたラストシーンを思い出しながら診療所を後にした。
比川浜とカタブル浜
そこから比川浜とカタブル浜を歩きながら日本最西端へと向かう。
比川浜 この浜もよくドラマにも登場した浜だ。西側には緑が東側には急な傾斜がそびえ立つ珍しいビーチだ。
カタブル浜 ここはどことなく素朴な感じのする浜だ。
カタブル浜から日本最南端へ向かう海沿いの道。その海側には南牧場が広がっている。この道もよくドラマにも登場した。Drコトーがこの道を自転車を走らせているシーンが目に浮かんでくる。
ときどき馬との出会いもある。集団でやってくると始めははちょっと構える気持もあったが、馬の方が人なれしているのだろう…、そ知らぬ顔ですれ違ってゆく。ただ、道のあちこちにお馬さんの落し物があるので要注意!
これが日本最西端の碑。
これで最東端(北海道の納沙布岬)、最北端(北海道の宗谷岬)、最南端(波照間島・高那崎)とあわせて、日本の東西南北すべての端に立ったことになる。
ここが日本最西端です。厳密には向こうに見える小さな島ということになるのだろうか?
年に数回台湾が見えるとのことなので目を凝らしてみたが、見えるようで見えない、といった感じだった。
日本で最も遅い日没
ここが日本で一番最後に夕陽が沈むのが見える場所です。
これが日本で最も最後に沈む夕陽か……、次第にセンチメンタルな世界へ引きずり込まれていった。
久部良港から眺めた最西端の夕陽 手前に見えるのは、翌朝帰りに乗ったフェリー「よなくに」
思いでのこる与那国島も次第に遠のき、フェリーは東シナ海を順調に航行しながら石垣島へ向った。約4時間の船旅だった。
八重山諸島に属する与那国島は日本最西端の島。台湾まで111kmという近さである。サンゴ礁に囲まれたエメラルドグリーンの島だった。
切り立った岩に囲まれ,黒潮に洗われる男性的な風景は、八重山のなかでは異彩を放っていた。
琉球王朝時代の歴史を刻む史跡も多く,見どころはいっぱい。最近では海底に沈む 巨大な石の構造物が,古代の遺跡跡ではないかと話題を呼んでいる。
荒々しい景観とは逆に島の人々はあたたかく,ゆったりとした時が流れ、ここの島もとても癒される島だった。
次の記事で石垣島(続編)を公開しますが、
その前に以前公開した石垣島の記事をまだご覧になっていないの人は、ご覧いただければ幸いです。
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