八重山諸島
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日本最南端の石碑を目指して再び島の集落や畑の道を歩いていると、いろいな光景や動植物との出会いがあって心が和んで来る。これこそ癒しのスローライフにぴったりのひと時だ。 アダンの葉で出来たぞうりやカラフルな色使いのオリジナルポストカードなど、個性あふれる小物が色々ありました。中でも人気なのがオリジナルTシャツ(2,000円〜)だとのこと。 たいていのサトウキビ畑が生育状態が3段階にになっている。作業をしている人に質問してみると、 ――作型は春に植えてその年の冬に収穫する春植え栽培と、夏に植えて翌年の冬に収穫する夏植え栽培、そして収穫後の地下株から再び出る芽から栽培し収穫する株出し栽培がある。これらの3種を組み合わせて栽培しているとのことだ。 こんもりとした木陰にひっそりと咲く白い花たちにはなぜか心惹かれてしまう。 こうした自然の中を蝶が舞い飛びかい、蜜を集めている。 ところどころに天然のバナナがなっている。季節的にはまだ早いのだろう…、未熟なバナナはやっぱりまだ渋かった。心ない試みだったな〜。バナナがちょっと可哀そう! ねことやどかり 民宿「やどかり」のおばさんに、”「やどかり」という名前を付けたということは、この島にやどかりが多いのですか”と聞いてみると、”探せばたくさんいますよ”ということだった。 島崎藤村の「椰子の実」を口ずさんでいた。 驚くほど自然だった。 名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ 故郷(ふるさと)の岸を 離れて 汝はそも 波に幾月 旧の木は 生(お)いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた 渚を枕 孤身の 浮寝の旅ぞ 実をとりて 胸にあつれば 新なり 流離の憂 海の日の 沈むを見れば 激落つ 異郷の涙 思いやる 八重の汐々 いずれの日にか 国に帰らん 歌い終えた時、なぜか薄っすらとまぶたがぬれていた。 |




