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前立腺がん君 こんにちは (^-^) ちょっとごぶさたしたね〜
君を決しておろそかにするつもりはないんだよ。
君は僕にとってある面では役立つ店子だけど、うっかりすると、ひさしを貸しているつもりが母屋を取られてしまう可能性があるので、ちょっと油断出来ない店子なんだよな。
お医者さんと相談して、目下経過観察中だってことは以前話したよね。
それはそれとして、自分でも、時々本やネットなどで調べたりして、できることをやっているんだ。家の中をあちこち歩き回られたり、ましてや絶対に母屋を占領されたりしないように、君のことをよく知っておく必要があると思ってね。
今日は、君におとなしくしていてもらうのに―― 本音を言わせてもらえれば、「お世話になりました〜」と言って出て行ってもらいたいんだが―― 都合の良い成分や食品を再確認してみたんだ。
イソフラボン カテキン、 ベーターグルガン、リコピン、乳酸菌
だそうだ。
元化学専門の僕には、化学式なんかにも関心があるんだが、君には関心がないからやめておくね。
なんといっても、前立腺がんと言えばイソフラボンと言われるくらい有名な間柄なんだから、君にとっては天敵のようなものさ。
それじゃ、君にとって嫌いな成分はどんな食べ物に入っているか紹介しよう。
なに? 見たくもない? そりゃ〜そうだろうな〜
zenritsusen.fc2web.com/tabemono.htm
僕が以前からこういう食べ物を、君に内緒で食べているのを知ってるか〜
おかげでPSAは少し下がったぞ〜。 \(^o^)/
もちろんPSAがちょっと上がった、下がったで一喜一憂するほどのことではないがね。
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ガンを友してに健康生活
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がん発症以来
毎朝1時間から2時間ノルディックウォーキングしている
坂道に差し掛かかると
たくさんの中学生が自転車でひたすら上ってゆく
若さっていいものだな〜 と感じた
しかし あの年齢まで戻りたいとは思わない
オレは精一杯生きてきたと思う
だから後悔なんかさっぱりない
やり直したいなんて 一度も思ったことはない
若さは年齢じゃない
高齢だからこそ味わえる若があるさ
一生 心の青年でいたいな
ハイビスカス 石垣島
石垣島
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前立腺ガン君へ
まさか君と知り合いになるとは、全く考えていなかったよ。出来れば出会いたくはなかったんだが、出会ってしまった以上は、それを前向きにとらえて、「災い転じて福となす」にしようと思う。君もそのつもりで私に接してくれたまえ。まず、どんないきさつで君とお近づきになったのか説明するのでしっかりと読んでくれたまえ。
3月25日、長年胃腸や血圧でお世話になっている掛かりつけの病院へ血圧の薬をもらいに行ったんだ。そうすると診察を終えた時、担当の先生から「そろそろ血液検査をしましょうか」と声をかけられた。ごく自然に応じたね。
ところが、その3日後の3月28日、先生から「前立腺に気になる結果が出ています。説明しますからすぐ来てください」と電話があった。電話口の先生は明らかに動揺していたね。こちらもただならぬ雰囲気を感じたよ。さすがの私もちょっと緊張したね。そんなわけで、その日さっそく病院へ駆けつけたよ。先生は結果を見せて「前立腺の腫瘍マーカー値(PSA)が4未満のときは正常ですが、1年ごとに2.3、3.6、5.2とズンズン高くなってきているので、ガンの疑いがあります。泌尿器科へ行って専門の先生に診てもらった方がよいですよ」と言うんだ。その時にはなんだか他人ごとのようだった。私はかなり楽観的な人間だからね。たぶんガンじゃないと思うな〜と考えていた。それとも無意識のうちに現実を認めたくなかったのかもしれないな。とにもかくにも紹介状を書いてもらって、その足で泌尿器専門の病院へ行ったよ。ひと通りの検査を終えたあと「ガンの可能性がありますので、入院して組織検査や精密検査の必要があります。どうしますか?」と訊かれので、「実は予定しているスケジュールがあるんです。もちろん検査を最優先しますが、それをお含みの上で先生のご判断とご意見をお伺いしたいと思います」と言って事情を話したんだ。
「私には東北4県の津波被災地に鎮魂・慰霊の場を設定する組織の活動スケジュールが入っています。4月19日から福島県の南相馬市から青森県の八戸市までの4県の津波被災地を一人で歩いて巡る予定なのです」
その事情を聞いた先生は意外に簡単に、「仮にガンだとしても、前立腺ガンは急速に進行するガンではないので、歩き終えた6月に検査してもいいですよ」と言うんだ。それを聞いて楽観主義者の私は、〈はは〜ん、先生もたぶんガンじゃないと考えているな〉と都合よく解釈したね。それで、歩き終えてから検査を受けることにしたんだよ。
ところが、家族や組織のメンバーが案の定反対したね。何せ1000キロ以上も歩くのだから、正直自分自身も多少心配はあったね。そのようなわけで、「まず検査ではっきりさせてから歩こう」と、方針転換したわけだ。
4月23日から3日間の検査入院をした。
残念ながら、4月30日に「前立腺がん」だと宣告を受けたんだな。この時点で、君はおれの「歓迎しない居候」になってしまったというわけだ。だが、意外に平静に受け止めることができたね。
何せ今までの人生の中で、何度か死と向き合った経験があるからね。東日本大震災の時にも、金華山で3度も命拾いしたんだ…。
担当のM先生から、「まず、5月2日に社会保険病院で『骨シンチ』の検査を行って、骨に転移していないかどうか調べてもらいましょう」と指示があった。初めて聞いた話だが―― 、君は骨に転移しやすいそうだね。
引き続き5月14日から2度目の検査入院となった。とにかく体中いろいろな検査をされた。君があちこちに転移していないかどうか調べたんだね。
当初は5日間の入院予定だったが、幸いに君はどこへも転移しなかったので、3日間で退院したよ。
私の場合、担当の先生と相談して、―― すぐに手術や治療をせず、当分は1カ月に一度ずつPSA(腫瘍マーカー)で監視する「待機療法」で様子を見ることにした。先生から「進行速度などの状況次第で最も適切と考えられる治療方法を実施しましょう」という提案を受けたんだ。
私も簡単に手術や治療に入りたくなかったんだ。自分なりに生活改善なんかに取り組んで、君と向き合ってみたかったのさ。
私のガン(「きみ」)は、下の図では病期B1だそうだ。
現段階ならば、①待機療法 ②手術療法 ③放射線療法 ④内分泌療法(ホルモン療法)のいずれも可能なそうだ。病期C段階になると手術は大体不可能なんだそうだ。そうなると、いやいやながらも君と中々おさらばできなくなるんだな。もしかすると一生お付き合いということになるのかな?
①はあくまでも監視なので、これで「君」が消えることはめったにないそうなので、いずれは②〜④のいずれか、または併用を選ぶことになると思う。
これまで私は、自分の体に過信して無理や無茶な生活を送っていた。やっと「健康第一を心がけなければ」―― と自覚したところだ。そうでなかったら、ほかの敵(病気)にやられてしまう可能性があったと思うな。君が私の居候になったおかげで、今までよりも健康に留意するようになった。この点は君のおかげだよ。そう思って少しは感謝の気持ちを持っているよ。私は君に「一病息災のパートナー」つまり「健康管理の監視役」として「私の味方」になってもらいたいと思っているのさ。だから「味方」の君にあまり手荒なことをしたくないのさ。むしろ当分はいてほしいとさえ思っているくらいなんだよ。
今のところは君はおとなしくしているので、おかげで普通の生活をしているよ。君がこれまで通りおとなしくさえしてくれたら―― 、手術、放射線、薬物なんかで手荒な攻撃はしないよ。それは約束するよ。折り合いをつけながらしばらくは君と付き合って行こうと思っているんだ。
これからは、生活習慣や食生活に気を付けて、そしてできるだけ運動をして…、快適な生活をしてゆきたいと思う。
「君さえ味方に引き込めれば」却って長生きできるのではないかとプラス思考で考えているんだ。君から見れば、「都合の良い勝手なことを言うなよな」と言いたいんだろうね。
しかし僕から言わせてもらうと、
―― 君はなんの断りもなく、勝手に僕の大事な「前立腺君」に入りこんで来たんだから、家賃代わりにすこしは役に立ってくれよな。だからと言って、何も特別に私のために働いてくれって言っているんじゃないんだ。ただおとなしくしていてくれればいいんだよ。 暴れまわったり、浮気心を起こして「前立腺君」からよそへ転移しなければいいんだよ。もしも君が暴れようとしたら、容赦なく手荒な攻撃をして君を追い出しにかかるからね。それは覚悟しておいてくれよ!
僕はこれまで自分の体力に過信しすぎて、自分を粗末にしていたような気がするよ。これは大いに反省しなければなあ~。神様がそれに警鐘をならして、君を「前立腺君」へ送り込んでくれたのかもしれない。もしかして君は、「天の使い」かもしれないな!? 大切にしなければいけないのかな? でも、正直に言わせてもらうと、君は僕の好みのタイプじゃないんだよな。だからずうっとお付き合いはごめんだよ。
そして君が居づらい環境を作って、自主的に僕の体の中から消え去ってくれるように努力しようと思っている―― 。そこのところをよく理解してくれよな。
それに私にはまだまだやらなきゃならないことがいっぱいあるんだ。「天は自ら助くる者を助く」と言うじゃないか。私がピンピン元気になったら、 君も私の「一病息災のパートナー」としてのお役目が早く終わって天へ戻れるというわけじゃないか!?
ある日知らないでいるうちに君がどこかへ行ってしまう―― これが理想の別れだね。
早くそうなるように頑張るよ。
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はじめまして前立腺ガンくん!
まさかきみと知り合いになるとは、全く考えていなかったよ。出来れば出会いたくはなかったんだが、出会ってしまった以上は、それを前向きにとらえて、「災い転じて福となす」にしようと思う。君もそのつもりでぼくに接してくれたまえ。まず、どんないきさつで君とお近づきになったのか説明するのでしっかりと読んでもらいたい。
3月25日、いつも胃腸や血圧でお世話になっている掛かりつけの病院へ血圧の薬をもらいに行きました。診察を終えると担当の先生から、「そろそろ血液検査をしましょうか」と声をかけられて、ごく自然に応じたんです。
ところが、その3日後の3月28日、先生から「前立腺に気になる結果が出ています。説明しますからすぐ来てください」と電話がありました。電話口の先生は明らかに動揺していましたね。こちらもただならぬ雰囲気を感じましたよ。そんなわけで、その日さっそく病院へ駆けつけました。先生は結果を見せて「前立腺の腫瘍マーカー値(PSA)が4未満のときは正常ですが、1年ごとに2.3、3.6、5.2とズンズン高くなってきているので、ガンの疑いがあります。泌尿器科へ行って専門の先生に診てもらった方がよいですよ」と言うんです。その時にはなんだか他人ごとのようでした。紹介状を書いてもらって、その足で泌尿器専門の病院へ行きました。一通りの検査終えたあと「ガンの可能性がありますので、入院して組織検査や精密検査の必要があります。どうしますか?」と訊かれました。それに対して、「実は予定しているスケジュールがありまして…、もちろん検査を最優先しますが、それをお含みの上で先生のご判断をお願いします」と言って状況をお話ししました。
―― 私には東北4県の津波被災地に鎮魂・慰霊の場を設定する「東北お遍路プロジェクト」という組織の活動スケジュールが入っていました。4月19日から福島県の南相馬市から青森県の八戸市までの4県の津波被災地を一人で歩いて巡る予定でした。
その事情を聞いた先生は、「仮にガンだとしても、前立腺ガンは急速に進行するガンではないので、歩き終えた6月に検査してもいいですよ」ということだったので、そうすることにしたんですよ。
ところが、家族やプロジェクトのメンバーが案の定反対しました。何せ1000キロほども歩くのですから、自分自身も多少心配ではありました。そのようなわけで、「まず検査ではっきりさせてから歩こう」と方向転換したわけです。
4月23日から3日間の検査入院をしました。
残念ながら、4月30日に「前立腺がん」だと宣告を受けたんです。この時点で、君は僕の「歓迎しない居候」になってしまったというわけです。だけど、意外に平静に受け止めることができましたね。何せ東日本大震災では金華山で3度も命拾いしましたから…。
まず、5月2日に社会保険病院で「骨シンチ」の検査を行って、骨に転移していないかどうかどうか調べてもらいました。初めて聞いた話ですが―― 、君は骨に転移しやすいそうですね。
引き続き5月14日から2度目の検査入院となりました。
当初は5日間の入院予定でしたが、幸いど君はどこへも転移しなかったので、3日間で退院しました。
私の場合、担当の先生と相談して、―― すぐに手術や治療をせず、当分は1カ月に一度ずつPSA(腫瘍マーカー)で監視する「待機療法」で様子を見ることになりました。進行速度などの状況次第で最も適切と考えられる治療方法を実施しましょうという提案を受けました。
私のガン(「きみ」)は、4段階のうちの2ステージのa――2aとのことです。下の図では病期B1。
現段階ならば、①待機療法 ②手術療法 ③放射線療法 ④内分泌療法(ホルモン療法)のいずれも可能なそうです。3段階になると手術は大体不可能で、そうなると、いやいやながらも君と中々、もしかすると一生おさらばできなくなります。
①はあくまでも監視なので、これで「きみ」が消えることはめったになく、いずれは②〜④のいずれかまたは併用を選ぶことになると思います。
もしも、君がおとなしくしてくれて現状維持でしたら、――手術や放射線や薬物なんかで攻撃したりしないで、手荒なことはせずに 折り合いをつけながら君と付き合って行こうと思っているんです。そして君が居づらい環境を作って、君が自主的に僕の体の中から消え去ってくれるように努力しようと思っている―― 。そこのところをよく理解してくれよ。
これまでぼくは、無理や無茶な生活を送っていたが、やっと「健康第一を心がけなければ」―― と自覚したところです。それもこれも君のおかげですね。まあ、逆に少しは感謝の気持ちを持っているよ。 目下のところは、君はおとなしくしているので、ぼくは普通に生活いていられるんだよね。
今までは自分の健康を過信しすぎていたようですね。
きみがぼくの居候になったおかげで、今までよりも健康に留意するようになったので、「君と上手にお付き合いして」、というよりも「君を味方に引き入れて」ゆけば、却って長生きできるのではないかとプラス思考で考えています。
とにかく、暴れまわったり、浮気心を起こして、前立腺くんからよそへ転移しないでくれよ。もしもきみが暴れようとしたら、容赦なく手荒な攻撃をして君を追い出しにかかるよ。それは覚悟しておいてくれよ。
これまでは自分の体力に過信しすぎて、自分を粗末にしていたような気がします。神様がそれに警鐘をならして、きみを前立腺くんへ送り込んでくれたのではないでしょうか?
生活習慣や食生活に気を付けて、できるだけ運動をして―― もっともこれは君にとっては都合が悪いことかもしれませんがね―― 快適な生活をしてゆきたいと思います。
そして君とは円満にお別れしたいですね。ある日知らないでいるうちに君がどこかへ行ってしまう―― これが理想の別れですね。
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