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鵺の調教室
またまた削除されましたので、新しいブログです。2017/1/2
ゲイリー・ク−パーの「西部の人」(Man Of The West/1958)。都会からきた女教師役のジュリーロンドンが、主人公の叔父が率いる蛮行一家の息子の一人にストリップを命じられる場面。思春期の頃観たので、大変興奮しました。

「マルキ・ド・サド」(ワックスワーク)の鞭打ち場面

「バウンティ/愛と反乱の航海」(1984/英)の鞭打ち場面

「prisionera cap 5.0」(米のTVシリーズ/2004〜)

「The Viking Queen」(虐殺の女王/1964/英)

「The Shadow of the Eagle」(1932/米)

「Fair Way to Java」

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加川良「教訓機

そういえば、この人も亡くなっています。
1970年代、アート音楽出版に入社し、高田渡のマネージャーをやりながら、
第2回中津川フォークジャンボリーでは飛び入りで「教訓Ⅰ」を発表し、
一躍人気者になりました(なぎらけんいちの「教訓Ⅱ」はパロディ)。
アルバム「教訓」(1971年)でURCからデビュー。
「こがらし・えれじい」「偶成」を含む「親愛なるQに捧ぐ」(1972年)、
中川イサトとのライヴアルバム「やぁ。」(1973年)をたて続けに発表。
また1972年、よしだたくろうの代表作「元気です。」に
「加川良の手紙」(作詞・加川良、作曲・吉田拓郎)という曲が収録されていました。
2017年4月5日、急性骨髄性白血病で死去(69歳)。

「教訓Ⅰ」(憲法九条が改正されそうですね。その内、徴兵令も来るでしょう)

「下宿屋」

「流行歌 加川良 with ハンバート・ハンバートの遊穂さん」

「追悼 加川良 20170407」

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遠藤賢司、亡くなる。

「カレーライス」などのヒット曲で知られ、昨年6月に癌と闘病していることを公表したシンガー・ソングライター、遠藤賢司(70)が東京都内の病院で昏睡状態(膵臓癌の末期)に陥っていることが24日、分かった、という。悲しくて言葉が出ません。
上記の記事を書いたその日にお亡くなりになりました。
ご冥福を祈ります。
尚、浦澤直樹氏の漫画「20世紀少年」の主人公ケンジは彼がモデルであり、映画にも出演しました。

「夜汽車のブルース」(全日本フォークジャンボリー1970中津川)

「カレーライス」

「満足できるかな」プロローグ

「満足できるかな」(1988テレ朝ブレステージ)

「不滅の男」

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桐島千沙(=樋口冴子、1971年8月18日〜)は、日本のAV女優。
血液型:O型。身長:158cm。スリーサイズ:B89(E)・W59・H85。東京都出身。
2006年にデビューした熟女系のAV女優で、SM作品などにも出演している。
SM作品で責められた際、大量の鼻水を垂れ流してしまうことが多く、某雑誌のレビューでは「鼻からはトレードマークとも言える鼻水を垂らしている」などと書かれたこともある。
2009年にAV復帰後、マドンナレーベルのみ「樋口冴子」名義で活動。
デビュー時は右わき腹付近に羽根の様なタトゥーがあったが、現在は羽根の様なタトゥーは消去されている。
AV女優以前の過去は、通常のOLで、28〜30歳時に婚約して結婚寸前の男がいたが、様々な事情で破局になり、その後は高級ホテトル嬢・高級ソープ嬢・SMクラブ嬢を経てAV女優になった噂がある。
作品ではソフト路線よりハード系が本人の希望でデビュー時からハード系が多く撮影された。
右わき腹付近に羽根の様なタトゥーは当時(桐島千沙30歳前)のその結婚寸前の男に言われ入れたらしい。
実性活でもソフトよりハードを好む・・・元々SM系が体質に合うらしい(千沙談)。また、アナルSEXも感じて好きらしい。

「スーパー美熟女」と言われるのももっともな、スタイルと美貌…刺青があろうがなかろうが、とにかく素敵です(笑)。


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「海と月光」

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麻里子は海が好きだった。それも夜の海に惹かれていた。
決まった予定のない週末の夜に、彼女の住む寒川の町から辻堂の海岸へ、自転車に乗って一人で出かけるのが、いつか習慣とまでになっていた。それは特に目的らしい目的があって行くというわけでもなく、ただ単に海を見に行くというだけのことだった。
会社では、事務員をしていたが、パソコンのキーボードを打ったり、経理を手伝ったりする単調な毎日の仕事であり、刺激もなく、やりがいも見出せないでいた。
それまでは趣味といっても読書ぐらいで、友人も少なく、休日の過ごし方も上手な方ではなかったので、一日中本と向き合うだけでその日が過ぎてしまうということも少なくはなかった。
そのような日々の物足りなさから、何か充実したものを得るために、休日も出来るだけ家から出るようにしていた。
初めは、そんな風に、とりあえずどこかへ行ってみようという軽い気持で海へ通い始めたのだった。
多分、自分でもすぐに飽きてしまうだろうと考えていたのが、意外に長く続き、しかも、行けば行く程、海に対する愛着は増すばかりだった。
彼女は特に夏の夜の海が好きだった。昼間は多くの人で賑わう海水浴場でも、夜には誰も訪れる者はなかった。祭りの後の静けさのように、涼しい夜風と冷たい沈黙の中で、繰り返し寄せ続ける海を見ていると、爽やかな緊張感に満たされた。時には静かに、時には荒々しく寄せる白い波が普段くよくよ悩んだり、あれこれと考えざるを得ない、日常のつまらないことを全て押し流してくれた。また、月の出ている夜は、仄青い闇が透き通った大気を自由に貫いて、彼女の心の奥底までも静かに照らし出してくれるような気がした。
ある週末の夜、麻里子はいつものように海岸にいた。彼女はサイクリング道路の脇に自転車を停めて、砂浜を歩いた。辺りは暗かったが、次第に目も馴れてくる。月明かりと、少し離れていたが、国道134号線の街路灯の微かな明かりとで、やがては遠くまで見渡せるようになった。それでも、夜更けの海の周囲に人影はほとんど見当たらなかった。
彼女は波打ち際から少し離れた砂浜の上にビーチマットを敷き、CDラジカセとコーヒーポットを傍らに置いて、そこに座り込んだ。CDラジカセのスイッチを入れ、潮風にはためくウィンドパーカーのポケットに両手を突っ込んだまま、耳を澄ました。すると、周囲の闇の中にベートーベンのピアノソナタ「月光」が風を縫って流れ始める。「月光」のピアノの音色と波の音は不思議に調和し、彼女の心の奥で共鳴し、結び合い、やがて、ある音律的同調基盤として定着し、心の襞の隅々にまで染み透っていく気がした。そして、そのまま、彼女の意識は世界の彼方に運ばれていった。それは、彼女の心に、何とも言えない柔らかな高調感を生み出し、彼女だけに感じられる特別な世界が造り上げられていくと言っても良い。
彼女は海が好きだった。繰り返し寄せ来る波は彼女に時間を忘れさせてくれた。暗い海の向こう側から仄白く次々と浮かび上がってくるそれらは、近づいては消え、近づいては消えながらも、突然白い大きな塊となって膨れ上がり、爆ぜるような大きな音を響かせて、そして、去って行く。果てしのないその繰り返しは、彼女に「瞬間」の積み重ねによる「永遠」の時を教えてくれるのだった。
左の方には、薄く淡い光に覆われた江ノ島が見えたが、右には、白い波の文様以外は、闇に呑まれていた。前方も、白い波の向こう側には、黒い染みのような闇が続いているだけで、夜の巨大な海が彼女の存在に圧し掛かってくる。その海を見ている彼女は、自分がとても小さなもの、広大な海の底の一粒の砂のように、本当に微かな存在に過ぎないことを感じていた。しかし、同時に、例えどれ程微小であろうと、彼女が存在している事実に変わりはなく、その存在を感じている自分に、ある種の満足を覚えていた。彼女に向かって限りなく運ばれてくる白い波や波の響き、「月光」の音律、仄青い月の光が、無限の宇宙に見守られた揺り籠のように、彼女の意識に幻想的な実在感覚を与えるのだった。

その日、彼女は彼に会った。彼といっても、年齢は彼女より幾つか年下の若い男性で、少年とも男の子とも呼べそうな、屈託のない明るい表情をしていた。
それは突然の出会いだった。彼女の目の前に黒い影が現れ、大きな荷物を抱えるようにして、彼女の脇を通りすぎようとしていた。その時、彼女の頬に冷たいものがぶつかった。思わず彼女は「キャッ」と叫んだ。
「あ、ごめん」とその男の子は言った。どうやら、男の子が抱えているサーフィンボードの付属の紐の端が冷たい水しぶきと共に、彼女の頬にぶつかったらしい。「ごめん、大丈夫?」と男の子は繰り返した。「ええ、大丈夫よ、何かがぶつかってきたけど、別に何ともないみたい…心配いらないわ」「ごめん、暗くて…」と彼が言い掛けて、「…私がいることに気がつかなかったんでしょ?」と彼女が後を続けた。「私はもともと、影の薄い存在だから…って冗談よ。本当に心配しないで。それに何度も謝る必要もないから」「そう、じゃ…」と言って、彼は離れていった。彼の向かう先に、何人かの人の姿が見えた。きっと彼のサーファー仲間なのだろうと、彼女は思った。
それからも、彼の姿は近い場所で見かけることができた。時折は、声も掛けてきて、当たり障りのない世間話をしていくこともあった。彼は、彼女と同様に、週末になると、仲間の一団とこの辺りでサーフィンの練習に来ているようだった。
「よく見かけるけど、いつも一人だね」「ええ」「いつも何しているの?」「…音楽を聴きながら、海を見ているだけ。…海を見ているのが好きなの」「ふうん」「あなた方も毎週来ているのね」「ああ、みんな好きだからね」「…サーフィンが?」「そう、…それに…海もね」

ある日、彼女が通りから浜辺へ出る場所で躊躇っていると、後ろから声を掛けられたことがあった。「今日は浜に出ない方がいいよ。ほら、波が高いだろう。ここからは遠いけど、多分、台風の影響だと思うんだ。だから、今日は僕たちも危険だからやめることにしたんだ」
「そうね、今日は無理ね。…帰るわ」「せっかく来たんだから、もし、良かったら、一緒にどう? これから、みんなでカフェレストランにでも行こうってことになっているんだけど」「私の家、近いから、直ぐに帰れるの。でも、有難う…じゃ、仲間に入れてもらおうかな」麻里子は笑顔を浮かべて、そう返事をした。彼らと話をするのは、初めてではなかったし、彼らの仲間に女性が何人かいたことも安心だった。

カフェレストランでは、仲間が気を使ってくれたのか、彼らはほとんど二人きりで話をした。話はどちらともなく、お互いのことについてだったが、だからといって、二人の関係が急に親密になるという程ではなかった。言葉はまだ二人の周囲をぐるぐる巡るだけだった。

しかし、その内に、二人は夜の海以外でも会うようになった。彼は「柾彦」という名前だった。ある休日の午後、二人は辻堂の駅で待ち合わせをし、海浜公園を歩き、マリーナでお茶を飲んだ。また、彼の車で西湘バイパスをドライブした。海岸沿いを走っている時、午後の海は陽に煌いて、静かに輝いていた。風は爽やかで、魚や潮の香りがした。
陽が沈み始める頃、二人は江ノ島に近いところにあるレストランに入った。海岸沿いに建てられた数多くのレストランの中でも、一際目立つほどの美しい建物で、小さな白い城を模していた。中はレストランとカフェバーに分かれていたが、運良く、1階のカフェバーの海のよく見える席が空いていた。周りの白い壁には、海をイメージさせるリトグラフの作品が数点、壁に彩を添えるために掛けられていた。麻里子は窓際の席で、ガラス越しに見える夕映えの海を眺めていた。
「君は本当に海が好きなんだね」と柾彦が彼女に言った。彼女は彼より四つ年上だったので、彼が「君」と呼ぶことや、同年代の口調で話しかけられると、最初は生意気に感じられたが、次第に慣れてくると、そのような対応についても、心地よく感じられるようになっていた。「そうね、海は美しくて、優しくて、神秘的だわ。時には怒ったりするけど、その荒々しさも素敵。誠実で孤独なところもいいわ」「うん、でも、ちょっと褒めすぎじゃないかな」「そうかしら? 柾彦クンも海が好きだって言ったじゃない」「ああ、僕にとって海は、いつまでも付き合っていたい友達と言うところかな。でも、時々、恐ろしい敵になることもあるからね。突然襲ってくる予想外の大きな波が巨大な猛獣や悪魔に思えることもある。それでも、上手く波に乗れた時は、最高の気分で付き合っている感じさ。それは海を自分の思いのままにしているのと同時に、海と勝負して勝ったという感じかな。もちろん、海は永遠に海であって、負けるなんてことは決してないんだけどね」「ほうら、柾彦クンだって、やっぱり海が好きなのよ」「そうさ、…だけど、君がそんなに海に惹かれている限り、やっぱり海は敵かもしれない」柾彦はそう言って、麻里子に微笑みかけた。

翌週の週末、麻里子はいつものように砂浜で「月光」を聴いていた。黒く蠢く海、闇の中の見えない水平線の彼方、絶えず移動する白い波の群れ、砂の一粒一粒にまで染み透る波の音、生臭い海の吐息、優しく頬を撫でる潮風。海は穏やかに波を寄せ、そして、静かにその泡立つ触手を退かせていく。…しかし、彼女はその中に波紋のように広がっていく不安に気づいていた。それはサーフィンの練習をしている一団の中に、柾彦の姿が見えないことだった。麻里子は彼と付き合ってから、こんなことは一度もなかったように思った。彼女は彼がいつも車を停めている駐車場の辺りや彼の仲間が集まっている場所を時折振り返ってみた。結局、耐え切れずに、腰を上げ、彼の仲間のところに行って、彼がいない理由を聞いてみることにした。けれども、その理由を知っている者はいなかった。彼の携帯電話の番号やメールアドレスを教えてもらってはいたが、麻里子の方から掛けたことがなかったので、なぜか連絡しずらかった。そして、その夜、ついに彼は姿を見せなかった。

翌日の夕方、柾彦の方から彼女の携帯に電話が掛かってきた。そして、いつものように、辻堂の駅で待ち合わせをすることになった。昨夜来なかった理由について、彼は何も話そうとはしなかった。「ごめん、ごめん」という、いつもの彼の明るい口調に彼女は安心すると共に、軽い憤りを感じずにはいられなかった。心配して損をしたという気持ちで家を出た彼女だったが、例え大した理由ではないにせよ、その理由を知りたい気持ちを抑えることはできなかった。
駅に着いた時、柾彦は彼女に向かって手を振り、笑顔を見せていた。二人は車で海岸線を少し走り、茅ヶ崎から平塚に抜ける途中にある、海岸沿いのコーヒーハウスに入った。「洒落た店ね。天井もすごく高いし、アンチックな雰囲気で…」麻里子の機嫌はほとんど治っていた。「うん。駐車場も広くて、来やすいんだ」彼女はジンジャーエールを頼み、彼はアイスコーヒーを注文した。「ところで、どうしたの?教えてよ」「何を?」「とぼけないで、…昨日、海に来なかったでしょ、何してたの?」「ああ、…別に何もしてなかったよ」「嘘」「嘘じゃないよ」「じゃ、どうして来なかったの?」「…」「言いたくなければいいのよ。無理には聞かないわ」「…負けたんだよ、海に」「負けたって、どういうこと?」「…もう出来ないんだ。実は前から少し腰を傷めていたんだけど、今度こそ、もうサーフィンは禁止だと、医者に言われてね」「そう…そうだったんだ…でも、根気よく治療し続ければ、またできるかもしれないじゃない。それに、あなたの年齢なら、まだ他にも、面白いことはたくさんあると思うわ」「そうかな?」「そうよ。それに…海に負けたわけじゃないわ。海はいつまでも良い友達よ。彼のお蔭で、私たちもこうして知り合えたんだし…」「そうかな?」「そうよ」「そうだね」柾彦は言ったが、それきり会話は途切れてしまった。麻里子は琥珀色のジンジャーエールを飲みながら、黙って海を見つめていた。海は静かな表情を湛えながら、暮れていく山の影から染み出した茜色の空と同様に、どんよりとした動きを見せていた。彼女はその穏やかな海が壁に飾られた絵画のように、遠い存在に感じられた。波は絹で編まれた網のような細かな煌きに満ちていたが、その海の色も、犇く波の動きも、彼女の目にはなぜかくすんで見え始めた。

二人はコーヒーハウスを後にして、車に乗ったが、会話らしい会話と言うのはほとんどなく、どちらともなくお互いに黙っている時間が長かった。家の近くまで送ってもらった麻里子は、「ちょっと待ってて」と言って、一度家に入り、しばらくして、彼のところに戻ってきた。そして、一枚のCDを彼に渡した。「これ、君の好きなやつだろ?」「ええ、気が向いたら、聴いて」そう言って、彼女は彼に背を向けて家に向かって歩きだした。

次の週末には、夜の浜辺に座っている二つの影があった。そして、波の音と混じり合いながら、「月光」の曲が暗い海に向かって響いていた。

やがて、古い季節の上に新しい季節が重なる頃、二人の姿は既に無く、「月光」の曲がそこで聴けることもなくなった。翌年もその翌年も、夏の夜の浜辺には、以前よりも多くの人々がやってきては、波と戯れて行った。しかし、海は常に変わらず、白い波と波の音を繰り返し砂浜へ運び続けている。
(了)

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