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名歌鑑賞

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**************** 名歌鑑賞 ****************
 
 
汝や知る 都は野辺の 夕ひばり あがるをみても
落つる涙は
           飯尾彦六左衛門尉
           
(なれやしる みやこはのべの ゆうひばり あがるを
 みても おつるなみだは)

意味・・この京都は大乱で全く焼け野原になってしまい、
    そこから夕ひばりは空へさえずって上がって行く
    が、それを見ても落ちる私の涙を、夕ひばりよ、
    お前は知っているか。

    応仁の乱は、京都で、1467年から1477年まで10
    年余り続き、邸宅・町屋・名所古跡はあらかた灰
    になってしまった。それを見て嘆いた歌です。

 注・・汝や知る=「や」は疑問の係助詞。
    落つる涙は=「は」は叙述を強める助詞。

作者・・飯尾彦六左衛門尉=いいおひころくざえもんの
    じょう。生没年未詳。十五世紀の人。
 
出典・・応仁記(福武書店「名歌名句鑑賞辞典」)
 
      

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    悲しい戦いを長くしている国もある中、今の日本は平安ですが、、
    過去には日本でも10年も続く悲しい戦があったんですねぇ。

    大切な人や物がなくなる経験の少ない(この歌のようには)私はこの歌の内容を受け止めきれない何かがあるでしょうか。

    [ こよみちゃん ]

    2014/11/27(木) 午後 2:43

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    おなじような体験をした人間との共有する気持ちが大事ですよね。

    [ テンちゃん ]

    2014/11/27(木) 午後 3:14

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    こよみちゃん

    今、城跡や寺院の跡を見て涙を流す人はいないですね。城や寺が焼き払われる時は悲惨な戦いがあったのでしょうが、実感がわかないですね。でも再び戦争が起これば、この歌のように嘆かなければなりませんね。

    [ 名歌鑑賞 ]

    2014/11/27(木) 午後 5:24

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    ten*un1**5さん

    昭和20年の東京は焼け野原になっていますが、私はこのような状況を目にはしていませんが、食糧難の苦しい時期を経験しました。このような状況を見て涙を流した人もいたのでしょうね。二度と同じ目に会いたくないと。

    [ 名歌鑑賞 ]

    2014/11/27(木) 午後 5:32

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    都が荒れ果ててしまい、田舎にいるはずの「ひばり」が飛んでいる。
    という意味もあるようです。

    [ fagyokuran ]

    2016/10/31(月) 午後 6:32

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    > fagyokuranさん
    コメントありがとうございます。
    ひばりが飛ぶのは町が荒れ果てて草ぼうぼの野原になったのですね。作者はこの状況を見て取り返しのつかない涙を流したのですね。

    [ 名歌鑑賞 ]

    2016/11/1(火) 午前 0:13

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