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原作・ドラマともに竜との舞踏終了までの内容を含みます

S1から、原作で言えば七王国の玉座から未だはっきりしない謎がある。おそらく最終的には判明させることを意図しているであろう謎、それはジョン・スノウの出自についてである。
はっきりしていることはジョンとアリアがスタークの顔をもつこと。
ロブとブラン、リコン、サンサはタリーの容姿。アリアとジョンはスタークの容姿。キャトリンはジョンが他のだれより一番ネッドに似ていると認めている。キャトリンがジョンの出自を詮索した時、ネッドはキャトリンに告げる。
「彼は私の血を受け継いでいる。きみが知る必要があるのはそれだけだ」と。
私生児にもかかわらずジョンはウィンターフェルに住む。どれだけキャトリンが説得しようともネッドはジョン・スノウを手元で養育することを譲らない。キャトリンとネッドは愛し合っているよき夫婦なのにこのことが一つの隔たりになっている。このことだけといってもいいくらいだ。
ジョンが「スタークの容姿をもつ」こと、ネッドがジョンは「私の血を受け継いでいる」と明言したことは、一つの可能性を示している。ジョンがネッドの私生児ではなく、妹のリアナの子である=ジョン・スノウの母親はリアナであるという可能性、というかどうもその可能性が高い。
繰り返し、ネッドは私生児を産ませるような男ではないことが描かれる。そしてたびたび差し込まれるリアナの懇願。死に瀕したリアナがネッドに何を願うというのだろう。「約束して」とネッドに懇願するリアナ。血みどろのベッドによこたわるリアナ、そして彼女がネッドに死を賭した願い事をするとすれば子どものことしかないだろう。彼女の命を奪ったのは熱病だとすれば、血は産褥の血。おそらくリアナはレイガー・ターガリエンとの間に子どもを身ごもり出産し、死す。ターガリエンの子はウェスタロスでは命が危うい。だからこそ誰にもジョンの出生の秘密をあかさず、ロバートにはウィラという女との子だと思わせている、と考えるのが最も筋が通っている気がする。その女性はキャトリンが勘違いしていたキングズガードの1人、アーサー・デインの娘、レディ・アシャラ・デインと関係があったのかもしれない。このあたりはよくわからない。
リアナの死はドーンの山中とされるので、レディ・アシャラとウェラが関わってくるのはデイン家のあるスターフォール城がドーンにあることも意味があるのかもしれない。
 
ジョンに対するネッドの冷たさというか距離感はこれでやや納得がいく。ジョンはネッドにとって甥なのではないか。愛するリアナの子だから身が立つようにしてやりたいがスノウの姓をもつならばそれも容易ではない。だからこそ、壁行きを認めたのだろう。
そしてどこかもしかしたらターガリエンの血への説明できない嫌悪感がどこかにあったのかもしれない。ネッド自身はリアナとレイガーの関係を許したくなかったのではないか。
リアナとレイガーの関係はロバートによれば暴力だし実際兄ブランドンやリアナとネッドの父リカードはレイガーの父狂王エイリス・ターガリエンによって処刑される。ただ花が好きだったリアナが花に囲まれて死すこと、そしてバラはレイガーに見初められた時にリアナに被せられた花かんむりの花。それを死の床に飾っていることを考えると、リアナとレイガーは恋におちての逃避行であり、それが不幸な事件のきっかけになったのかもしれない。そこにネッドは許せない気持ちと妹への愛が入り混じり、ジョンを遠ざけてしまったのではないだろうか。
死を身近に感じたネッドはジョンのことを思い「恥ずかしい気持ちを言葉にならないほど深い悲しみ」をおぼえ再びジョンに会って落ち着いて語り合いたいと願う。そしてそれはかなわない。ジョンの出生を知る唯一に近い人物は何も語らずにこの世を去る。
ジョンに誰が真実を語るのか、アシャラ・デインなのか、それとも三つ目の鴉なのかはわからないが、いずれこの話が締めくくられる前にジョンの出生は明らかになると思いたい。

「なにも知らないジョン・スノウ」、繰り返しジョンに注がれた言葉。
ジョン・スノウは母親だけではなく父親すらしらないという意味もふくまれているのかも。

ジョンがターガリエンの血をひく、狂王エイリスの長子レイガーの息子だとすれば、デナーリスにとっては甥ではあるものの継承権からはジョンのほうが上になるかもしれない
ただしレイガーの正妻の長子が生きていればそちらが継承権は上にはなる。しかもリアナとの関係は正式なものではないだろうし。
 
そして、もう一つ、ベンジェンがどこにいるかも気になっているところの一つだ。ベンジェンがジョンの出自を知っているということはあるだろうか?はじめ、ベンジェンは冷たいと思っていた。でも、ベンジェンがジョンをリクルートした時、彼はジョンに対して壁の幹部に育って欲しいという思いがあったのだと最近になって気づいた。突き放していたのは自力でやってみろと試しただけで、若く優秀な人材が必要なことを誰よりも知っていたのだろう。彼は生きているのか、死んでいるのか。それも一つの謎だ。
 
ということで次のシーズンがまたれる。本当は原作もだけど本国でまだな原作をいったいいつ邦訳で読めるというのだろうか、遠すぎる
 

閉じる コメント(3)

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ご訪問ありがとうございます。またもったいないお言葉恐縮です。
私もすっかりはまってしまい、もうすぐ始まる新シーズンをいまかいまかと待ちわびている状況です。
原作の展開を大きく超えてしまうことになるシーズン6がどうなるのか
原作者が脚本に参加しているということですので安心しつつも、今までは原作を読んでいるため
ある程度の予測はあったのに今シーズンからは未知の領域ですので、衝撃への心の準備はできてないのでちょっときついです。
原作とドラマから勝手に感じたことを書いているだけなので的外れな箇所もあるかと思うのですが
そこは、こういう見方もあるんだなと思っていただければと思います。

2016/4/21(木) 午前 1:18 hazakura

予想通りですね!
素晴らしいです

2016/9/3(土) 午後 8:18 [ f_u***** ]

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すみません
コメントいただいたのに気づいておりませんで大変失礼いたしました。
いや、文章化してしまったのでジョンがやはりリアナの子でちょっとほっとしました。
リアナとレイガーには何があったのか、これからドラマで描かれるのかなと思いますが
楽しみにしています。

2016/11/12(土) 午後 10:31 hazakura


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