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ゲーム・オブ・スローンズS6冬の狂風 エピソード3・4
※一部原作「竜との舞踏」でしか描かれてない内容に触れています
ここまで来るのに長かった。つくづく思う。ロバートの王の手になるために父エダードと共にサンサ、アリアがウィンターフェルを旅立ち、ジョンはナイツウォッチになるために壁に行き、そしてキャトリンはブラン暗殺の真相を追求するために旅立った。あの平和で穏やかなスターク家がばらばらになってからどれだけの期間がすぎ、そしてどれだけの波乱万丈があったことか。それを思うと、黒の城の門が開き、サンサがブライエニーとポドリックとともに入ってきた瞬間からこみあげてくるものがあった。サンサは視界を動かしそしてジョンを見つける。ジョンもサンサに気づく。そして抱擁。
あの家族の別離からこうやって子どもたちが出会うことができたのはサンサとジョンが初ではないだろうか。
サンサはジョンに冷淡で、母キャトリンの振る舞いのようによそよそしかったはず。それでも同じ父をもつ(と思っている)、そして同じ日々を共有してきた絆は、家族をたくさん失ったことをそれぞれ悲しんでいた身にしてはひとしおなのだろう。それに、サンサは城で守られ綺麗なお伽話しか知らなかった子どもではなく、とにかく生き抜いてきたのだから、昔の自分がよく見えていたようでそれも嬉しい成長。心から信頼しあえるスタークの兄妹がここに揃った。ようやく。本当にようやく。
S3の最後、総帥のマントを脱ぎ捨てエッドに渡し去るかにみえたジョン。正直がっかりしていた。どこに行くのだろうと不信に思っていた。あれはうまく騙されたようで、ジョンはサンサに鼓舞される。もう戦いは懲り懲りだと嘆くジョンを奮い立たせるのはサンサで、サンサは強くなったなと改めて思う。そしてリコンのことで脅されたことも、ジョンは立たざるを得ない状況になった。ボルトン5000で野人含めた壁軍は2000。これを埋めるのは北部の山岳諸侯になりそうだ。原作「竜との舞踏」ではスタニスにこの山岳諸侯の存在をジョンが教え兵力にさせる。あと、マンダリーはどう動くか。ここは描かないかもしれないけど。
この北部の諸侯が全然よめない。カースタークはボルトンについている。そしてアンバーはリコンとシャギードッグとオシャを伴ってやってきた。これはボルトンを内部から油断させるため、というのは穿ってみすぎだろうか。リコンが地下で人質になっているのはサンサとジョンには重すぎるし、ないかな。でもアンバーがいいところで裏切ってうれたら、ウィンターフェル奪還には大きく影響する。
小指は相変わらず最悪。いつの間にか谷間の軍を掌握したといってもいい。ジョン・アリンの息子ロビンは小指を信用しきっている。彼が愚かなのをいいことに、小指はアリンの兵を我が物顔で采配することができるのが現状。
ティリオンはやっぱり頼もしい。デナーリスのいない街をこのままうまく掌握してくれるといいのだけど。
そしてデナーリス。焼けずのデナーリス。寡婦の会から逃げるでもなく、なんという掌握方法だろう。それにしてもジョラーが今回は弱くて、それは病のせい?ダーリオがジョラーを煽る時、ジョラーは嫉妬から怒ってるのではないという。悲しんでると、デナーリスを愛していない男を彼女が選んでいることを残念に思っているという。そういうジョラ−の愛と、それにデナーリスが気づき慈しむときはもうジョラーが死ぬ時だなと思うと切ないなと思ってしまう。
今までずっと見てきて、今シーズンの4話ほど報われたーと思ったことはないくらいだ。スターク家は運命に翻弄されたけど、サンサはとにかく自力で(協力もえて)辿り着いたしジョンは蘇り再び巡りあった。二人がエールを飲み、サンサとジョンにあった距離を雲散霧消させる姿は本当に涙なしにはみられなかった。このまま1人、また1人とスタークの子どもたちがまた相まみえることができるといいのだけれど。
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