全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全93ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


この長い物語がどこに向かうか、原作はまだドラマより随分手前で止まったままのこともあり、推測するしかなかった。
確か、原作ではまだジョンが黒の城で刺されたあたり、サンサはラムジーと婚姻していないしまだベイルにいる。ジョンとデナーリスも出会ってないし、ジョンは出生の秘密を知らない。
ドラマは随分先にすすんでしまい、残すところあと一話になってしまった。前エピソードである程度、このドラマがどこに向かうのか示された気はしていて、それはあまり個人的に望ましいものではなかったのだけれど、それがこのエピソード5ではっきりしたことは、なかなかに辛かった。
 
デナーリスは、彼女なりの倫理観でここまでやってきたのだと思う。何度もドラゴンによるドラカリスの助けを借りたことはあるとはいえ、それは彼女にとって必要な戦いのため。生きるために必要なことだった。今の彼女は、孤独で、目的を明らかに見失っている。ヴァリスが言うように、ターガリエンが産まれたらよいターガリエンか悪いターガリエンか固唾をのんで見守ったというように、ターガリエンの持つ強さ、激しさが、デナーリスに残念なほうに働いていて、おどおどした少女時代から見守っている気分でもあったので、なかなかに辛い。彼女を変えたのは、ウェスタロスへの憎しみ、ジョラーやミッサンディ、そして我が子であるドラゴン二頭を次々と失ったことへの哀しみや怒り、また、新たな知己への不信感、彼らはエッソスと違いデナーリスではない者を崇め、愛し、期待している。そしてデナーリスはここでは求められてないことによるやるせない失望感や、もっと積極的な裏切りもいくつか。ジョンはデナーリスを女王と呼ぶのにもうジョンはデナーリスを愛せなくなっている、これも多分、大きい。デナーリスはジョンにいう。「恐怖を望むのね」と。
ティリオンの懇願を無視し、休戦の鐘がなってもデナーリスはドラカリスをやめない。キングズランディングは崩壊していく地獄絵図
 
このエピソードも辛い別れがいくつか。ユーロンはともかく、ジェイミーは、結局サーセイと共に死ぬことを選び、潜入に失敗し、ティリオンに逃してもらう。このシーンはちょっとじーんときた。ジェイミーは唯一、ティリオンを愛してくれた兄だったのを改めて感じる。女王がなんと言おうと、ティリオンがジェイミーを逃したのは必然的。ジェイミーとサーセイはレッドキープの瓦礫に埋まってしまったんだろう、もうブライエニーに会うこともなく。
 
アリアとハウンドは好きなコンビだったのでここも辛い。アリアとハウンドにはずっと旅を続けてほしかった、敵討ちなんてやめて。でも、それをアリアに言ったハウンドは、あれはハウンド的にどれだけ心を許した発言なんだろうと思う。人のことなんか知らないという顔をしていながら、アリアに生きてほしい、俺のようになるな、というハウンドの気持ちがたまらなかった。そのハウンドの気持ちに、「サンダー、ありがとう」と名前を呼んでこたえるアリア。ハウンドはマウンテンと戦い、そして彼も多分助からないだろう。
 
地獄絵図を見たアリアの元に、白い馬がやってくる。アリアはそれにまたがって進む。どこへ?
 
白い馬は、ロードオブライトが遣わしたのだろうか。とすれば、アリアの役割は、デナーリスを止めることと考えるのが自然なのだろうか。今やデナーリスは、兄を脱走させたティリオン、秘密を破ったジョン、そしてそれを意図的に漏らしたサンサのことは許さないんじゃないか。そしてデナーリスがアリアを手に掛けるようなことがあったら、ジョンはどうするのだろうか。
 
ラストは悲劇に向かっている気がする。デナーリスを止めるのはやはりジョンしかいないのかもしれない。そしてその後は?このゲームは、まるでロードオブライトのゲームのような、このゲームにおいて、玉座には誰が座るのだろう。そしてその玉座には意味があるのだろうか

原作最終巻の題名は確か「春の夢」だったはず。次エピは、それに相応しい内容となるかどうか。
厳しい厳しい夜の王との戦いが終わった。

多くの犠牲が払われた。

シオンにはスタークの紋章のピンが。あなたはスタークとばかりに。

 

ジョンはもうデナーリスを愛せないと思っていた。でもそう簡単じゃない。理屈じゃないんだろう。

ジョンの出自を黙っていてくれと懇願するデナーリスに、ジョンは言う。真実を言う義務があると。さすがネッドに育てられただけあって融通のきかない朴念仁だなと思う。そして結局アリア、サンサに話す。その話はティリオンとヴァリスに伝わり、統治者として「デナーリス以外の道がある」という選択肢が二人に強く残る。とりわけヴァリスには。

ヴァリスは面白いなと思う。強調するのは民衆のことだ。このドラマは権力者たちの玉座争いのゲームだけど、七人の侍よろしく、最後にたくましく生き残るのは民衆だ、ということになるのだろうかとなんとなく感じてしまう。

 

ユーロンと巨大弓によって、ドラゴンが一頭射落とされ、ミッサンディが捕まる。その話を聞いて、ジェイミーは王都に向かうことを決める。ジェイミーはサーセイのさらなる暴挙を止めたいのだろうなと思う。それが自分の最後の仕事だと思っているのだろう。大聖堂を爆破しドーンに復讐するそして平気で約束を裏切る悪鬼のようなサーセイを止めたいし止めるすべは殺すしかないと知っている。ウェスタロスがよくなるには、サーセイの治世ではないことはわかっている以上、彼女を愛する弟として、やることは一つなんじゃないか。ブライエニーには辛いことだろうが、あの二人の絆はもうどうしようもない

 

アリアは旅立つ。ジェントリーが結婚を申し込むが一顧だにせず、王都でやりのこしたことがあるハウンドに同行する。ハウンドはおそらく兄マウンテンを殺しに、アリアはサーセイを、だろう。アリアが、ここにはもう戻らないというのが切ない。

印象的だったのはハウンドにサンサが言う言葉。ハウンドは「俺と一緒に来れば、ラムジーもベイリッシュもなかった」というのだけど、それに対してサンサは、

「それでは小鳥のままでしかいられなかった」という。サンサにとっては自分が今の自分であるために、必要な試練だったということだろうか。つくづく強い女性になったなと改めて感じたシーン。

 

 

ドラカリスというミッサンディの最後の言葉。王都炎上がずっとくすぶっていたテーマだった気がする。デナーリスは良き女王なのか、やはりターガリエンの狂王の娘なのか、この問は後者に針が振れてしまった。サムが危惧したように、アリアが信用できないと言ったように、デナーリスは支持を失っていくだろう。次のエピソードは重い。下手をすれば勝ち目のなかった戦いを強いられた2話よりも重くなりそうだ。

 

このエピソードのタイトルは、「The last ofthe Starks

なんてこと

 

もちろん、わかってはいたつもり。

この戦いが、夜の王と亡者たちとの戦いが、無傷ですむわけがないことはわかっていて、覚悟はしていたけど。あまりに辛い。

 

何度か書いたように彼らはけして罪をおかしたことのない綺麗な存在ではないのだけど、紆余曲折をへて、泥水をすするような思いをしながら這い上がってきた彼らには、もう、ネガティブな感情なんてもてなくて、なんとか生き残って欲しいとそればかり願ってみていた。なんせ1シーズンから見てきた彼らの生が、ここで閉じるのかと思うと、辛い。

 

シオンも、ジョラーも本望だとは思うんです。特にジョラーはエピソード2で身辺整理をするかのように、己の欲を捨て、愛する女王デナーリスのためになるようにと心を尽くしていたのはここが自分の死に場所になることを予感していたからだろうし、シオンも、姉と鉄諸島に戻らずに、ウィンターフェルのちからになりたいと戻ってきたのはどんなに厳しい戦いになろうと、命を落とそうと、スタークのためにブランを守ろうと役目を買って出たわけだから。

シオンは、ネッドを父としてロブを兄としてこの家に産まれたかったと思ってきたのだろうシオンは、ここはあなたの家だとブランに言われ、そして感謝されて、そして冬の王との戦いに敗れる。ジョラーはドラゴンの危機を察知するやいなやデナーリスのもとに駆け出し、獅子奮迅でデナーリスを守り続ける。あのジョラーの働きがなければデナーリスは助からなかっただろう。

本望だとは思うけど、やはり悲しすぎる。シオンもジョラーも、大事な存在だったので。

 

今回はあのメリサンドルが大活躍で、メリサンドルに始まりメリサンドルに終わるという意外な展開。光の王の祭司として、面目躍如。彼女はこのために生きながらえていたのだから当然と言えば当然か。炎を操ることもそうだが、アリアと遭遇しての一言が、アリアを動かしたようにも思える。

アリアとはS3で一度会っている。兄弟団にいたジェンドリーを王の血のために金で連れ去る時、また会いましょうとアリアに言う。その時、メリサンドルはアリアの頬を掴んで言う

「暗闇がみえる。闇の中から私を見ている。茶色い目、青い目、緑の目、永遠に閉じる目が」と。

そして、今回相まみえて、再び言う。あの時私は大勢を殺すと言ったというアリアに対してもう一度告げる。茶色い目、緑の目、そして青い目。青い目

そしてアリアは走り出す、自分の役目を悟ったかのように。青い目の夜の王を倒すのは自分の役目なのだと。

 

 

今回改めてやはり、サンサとティリオンがこの混乱の世を治めるのに相応しい存在なのではないかと、サンサはティリオンがどれだけ誠実に自分を守ってくれたか、そしてティリオンは、サンサがただ綺麗なだけではないことをお互い痛感し、危機を共有しあったようにみえた。ティリオンは放蕩して娼婦と遊んでいた時期も長かったが、それは誰にも愛されないとあきらめていたからで、本質的には愛を求めているのだと思う。そのティリオンの孤独をサンサなら、今のサンサなら埋めることができるんじゃないか、ウェスタロスを立て直すのはこの夫婦にしかできなような気がする。

 

デナーリスはミッサンディとグレイ・ワームがいみじくも語ったように、彼らの人生はウェスタロスの外にある気がする。

 

夜の王との戦いがすんだ。次は、クイーンサーセイ。どうなるか。

ただ、当分この放心状態、喪失状態から立ち直れる気がしないです

 

 

 

 

 

 
 
まさに、戦い前夜、という空気が充満したエピソード2
今回も1人、また1人と再会を果たし、苦いものもあれば、温かいものもありでした。
 
ジェイミー・ラニスターとブランはあの突き落とした時以来の再会。
それにジェイミーを信用しないデナーリスに助け舟を出すのは、ブライエニー。ブライエニーとジェイミーには不思議な信頼関係がある。騎士ではないブライエニーに騎士の位を授けるシーンは、このエピソード屈指の良いシーン。あの最後の宴、この戦いで死ぬだろうと覚悟しているものたちの宴会は、不思議な面子。ティリオン、ジェイミーの兄弟。彼らも一時期はティリオンが父タイウィンを屠ったことから、二度とこんな関係には戻れないかと思っていたのに。大女ブライエニーに秋波を送る巨人殺しのトアマンドと、それを嫌悪感とも困惑ともつかない表情になるブライエニーもなんともいえない関係性は辛い日を待つ前夜の癒やし。
 
サージョラーが、これも死を覚悟したような振る舞いの連発で、切なかった。デナーリスを守るため、最愛の女王のために、役に立とうと助言をする。一つはティリオンを許すこと。一つはサンサとの関係改善。どちらも意味があること。
サージョラーはそもそも若い女にいれあげて領民を奴隷に売り飛ばしモーモント家から、ウェスタロスからネッドによって追放になった酷い男。汚点、シミをもつ男。でもそんな彼も、このエピソード2はとにかく立派な騎士そのもので、そこがまた切ない。
そして、当主の息子でありながら恥の多い人生を歩んだジョラーは現モーモント家の当主、まだ幼いリアナ・モーモントを諭そうとする。地下で待機して戦いの後に備えることができるようにと。しかしリアナの決意は固く、ジョラーの助言はかなわないのだけど、従兄よ、とリアナに声をかけられて一族の絆と相まみえる姿は、なんともいえない感慨ひとしお。それに、グレースケールに病むジョラーを助けたサムは、一族のヴァリリア鋼の名刀、ハートベインをジョラーに渡す。名刀を手にするジョラーなんかもう、とにかく死なないでーと思います。
 
シミといえば、エピソード1で、ジョンが自分の出生の秘密を知るシーンで「父は高潔だ」というようなことを言う。そう、ネッドは確かにこのストーリーの誰よりも高潔であろうと振る舞うのだけど、でも彼にもシミはある。リアナのいる城にリアナを奪い返しに行くシーン。ブランは何度もその場面を父から聞いたと語っているが、アーサーデインとのあの戦いは、ブランに語ったような騎士としての立派な戦いではなかった。ネッドにとっては汚点だろう。ネッドすら、シミからは免れることはできないのだとしみじみ思う。
 
とうとうジョンは自らの出自をデナーリスに語った。エイゴン・ターガリエンとすれば、それは約束の王子の名前。原作では、デナーリスの兄が、その名前を口にするシーンがあったはず…。何もこんな戦いの前に打ち明けるなよとは思いますが、どうなることやら。
 
私の中では、夜の王との戦いはシーズンラストにきて、ビタースイートな、滅びの中にかすかな希望があるみたいな展開になるのかと思っていたら、エピソード3にして、夜の王との決戦が来るとは。そしてその後には、サーセイやユーロングレイジョイとの人間同士の玉座を巡る戦いになるような感じになりそう。
 
最後の夜を、それぞれがそれぞれの場所で、サンサはシオンと、アリアはジェンドリーと、ハウンドはドンダリオンと、過ごしていたけれど、とにかくみんな生き残ってほしいと強く思う。来週が怖い

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8

 

いよいよ最終シーズン。とうに原作を飛び越えた展開だから誰も知らないストーリーが始まる。

ブログを書く始めたときは、幼かった娘も年齢制限もとうにOKになり、最終シーズンを一緒に見ることになり、しみじみ月日がたったなあと思います。

 

さて、シーズン8の始まりは再会のオンパレード。

ウィンターフェルをたったシーズン1から離れ離れだったスタークの家族がまた再会を果たす。ジョンとアリア。強い絆の二人はようやく再会できる。ジョンとブランも。

サンサとティリオンはややほろ苦い再会か。ティリオンにとっては正式な嫁のサンサだけど、強くなったサンサにティリオンはやや押され気味か。サンサは強くなければ北を守れないと頑なだけど、ティリオンに心開く日が来ればいいといつも思っている。

アリアとジェンドリー、アリアとハウンドもお久しぶりの再会。悪態の中に絆がみえる。

 

サムとジョンもやや久しぶりで、ジョンはサムの口から衝撃の出生の秘密を聞く。ジョンはこれでデナーリスとは叔母と甥だということになる。ターガリエンとはいえ、スターク家で育ったジョンはもうデナーリスと愛し合うことはできないのでは?ジョンは、デナーリスは、これからどうなってしまうのだろう…

 

シオンはようやくです。ようやく姉ちゃんを助け出して、そしてウィンターフェルに戻るらしい。彼の心は常にウィンターフェルにあって、あんなひどい裏切りをして、ラムジーに虐待され、心を失い、自分を憎み呪い、でもやはり彼はウィンターフェルに戻ろうとする。シオンはけして好きにはなれない男なのだけど、けして見捨てることもできない男でもあるなと。ウィンターフェルを一番愛した男で、誰よりもスタークになりたかった男なのかもしれないと思います。

 

夜の王のあたりはどうもややちんぷんかんぷんで、何がなんだかです。もうジョンが誰と戦うのか、なにが起きるのか、そもそもなんなのか、ブランの時空をこえたあたりから、よくわからなくなっています。バタバタしていて過去シーズンを見直せないままS8を迎えたので、できれば見直したいとは思っているところ。

 

なかなかいい感じの滑り出しのシーズン8。短いファイナルシーズンですが、楽しみたいです。

 
 

全93ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
hazakura
hazakura
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事