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中国の最も古い詩人「屈原/くつげん」 それ以前の詩経は読み人知らずの為 屈原が最初の詩人と言われる 紀元前3世紀から4世紀にかけた「楚/そ」の国の王子として生まれる 隣国「秦」を警戒すべきと王を諭すも 国内の親秦派の謀略に乗せられた王と意見が合わず左遷される 国を憂う心から 外交官として他の国と外交交渉するも 王は屈原を二度目の左遷を強いられ失脚 屈原を聞き入れなかった楚は秦に滅ぼされてしまい 後に初の統一国家 秦帝国が誕生に至ります そして屈原は祖国を憂いたまま「汨羅淵/べきらのふち」でさまよっている時に一人の漁師と出会い人生問答をした いわば道家と儒家 両者の人生観の違いから丁々発止の語らいを詠った 「漁父(ぎょほ)」 抜粋 ・・・・ 屈原曰 ( くつげん のいわく ) 挙世皆濁 ( きょせい みな にごれるに ) 我独清 ( われ ひとり すめり ) 衆人皆酔 ( しゅうじん みな よえるに ) 我独醒 ( われ ひとり さめたり ) 是以見放 ( ここを もって はなたると ) 漁父曰 ( ぎょほ いわく ) 聖人不凝滞於物 ( せいじん は ものに ぎょうたい せずして ) 而能与世推移 ( よく よと すいい すと ) 世人皆濁 ( せじん みな にごらば ) 何不乱其泥 ( なんぞ その どろを にごして ) 而揚其波 ( その なみを あげざる ) ・・・・ 理想主義と現実主義の対比か 世の中に迎合して 自分を見失うことへの警告なのか こういう詩というのは それぞれが色んな捉え方をしていいと思いますが 一般的に「漁夫の辞」として有名な問答 日本の能狂言に似ています シテ方にあたる元国務尚書 国務大臣だった屈原が汨羅淵をさまよっている所へ ワキの魚父が登場し やつれ果てた屈原を見つけて 問答になる その流れで上方落語にしちゃうと 漁夫:「おおっ これは屈原の旦那じゃあ あーりませんか いずこへお行きなさる?」
屈原:「いやいや それがなあ お父ちゃんに勘当されてもうて 行くとこ無いんや 」 漁夫:「いやーー屈原の旦那いうたら あの楚問屋の若旦さんや おまへんかいな なんでまたこんな所に・・?」 屈原:「それがな 向かいの秦問屋がこのところ どんどん売上伸ばしとってな 旦那にこのままやったら 秦問屋に買収されるでて いつも言うて聞かせてんのに 番頭はんらがわしの言うこと聞かんでな むしろ旦那にわしは危険や言うて追い出しよったんや」 漁夫:「そらまた あこぎな 」 屈原:「ほんで 出先でも わしなりにきばってみたんやけど 秦問屋がどんどん成長しよる こりゃあかん 勝負せなあかんて なんぼ言うても 叫んでも 誰も耳を貸さんかってな しまいには 勘当されてもたんや わしは絶対間違いないんや 番頭の連中がおかしい いや世間が濁っとる 正気やない 酒食ろうて酔っ払ろうとる そうでもなけりゃ ここにはおらん」 漁夫:「なんぎな こって」 屈原:「わしは こう見えても 柔道二段 剣道三段 空手初段なんや 通信教育やけどな それだけやない 大学時代はピンポンやってたんや せやから わしは負けへんつもりやった」 漁夫「まあまあ旦那 ほんなら 一緒にイッパイやりましょや 飲んで飲んで酔い潰れましょや どないでっか?」 屈原:「なにを言うとんねん そんなことできるかいな」 漁夫:「屈原の旦那 あんさんだけ一人まともいうんやったら その通信教育生かして 世の中変えていっておくんなはれな」 屈原:「そんな あほな わしを誰やと思うてか? あんたらと一緒に酒に酔って あほなこと言うくらいやったら 川に飛び込んで魚に食われた方がましやわ」 漁夫:「そこまで 言うんやったら 川に飛び込んで魚に食われたええねん」 屈原:「ほな そうするわ」 漁夫:「もう あんたと やってられんは ほな しゃいならーー 」 漁夫が歌いながら立ち去って行くと 屈原はほんまに 川に飛び込んで死んだ というオチ その日は5月5日 まさかそれが端午の節句で柏餅を食べる習慣に繋がってるとは・・・
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はじめまして!素晴らしい詩ですね。
このページの曲の名前をぜひ教えていただけないでしょうか。
すごく良い曲だなと思いました。ぜひ入手したいと考えています。
2012/12/22(土) 午後 4:10 [ クレイバー ]
れお様
はじめまして。コメントありがとうございます。
張り付けたBGMは、
坂本龍一作曲・映画「ラストエンペラー」メインテーマです。
アカデミー・オリジナル音楽賞を受賞されています。
映画共々、映画音楽では個人的に三本の指に入るほど大好きな一曲です。
映画ではエンディングに使われました。
http://www.youtube.com/watch?v=NAWVUatVsng
2012/12/23(日) 午前 11:22