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東京電力福島第一原発の事故で国の原発政策も見直しは必至。
当面、火力発電が原発に代わる有効なエネルギーとの見方がありますが
ここ関西でも、今夏はもちろん来年から美浜原発の点検期間に入ると
より節電が求められてきます。
が、
日本は国際社会に対して、温室効果ガス削減を巡って二つの約束をしています。
大きな風呂敷と小さな風呂敷があり
大きな風呂敷は・・・あの唐突な鳩山発言、1990年比で25%削減を2020年までに達成するというもの。
国際的には評価を受けましたが・・・その根拠になっていたのが原子力発電でした。
2007年 火力発電が約66% 原子力発電が約26% 自然エネルギ−8%
↓ ↓ ↓
2030年 火力発電が約25% 原子力発電が約53% 自然エネルギ−21%
原子力発電所をあと9基増設して、さらに定期検査の期間を短縮し
稼動率を25ポイント引き上げて90%にするという
今となっては考えられない政策です。
今回の巨大地震によって、新設どころか、東電福島第一原発は廃炉になり
目標達成は困難、政府も25%の見直しを示唆しました。
しかし、見直すだけで済めばいいのですが、問題は小さい風呂敷の「京都議定書」
目標が達成されなければペナルティがあります。
京都議定書は、CO2排出量では世界の1位2位のアメリカ・中国が参加していない
日本を含む参加先進国には削減義務があり、日本は2008年から2012年の平均で
温室効果ガスを1990年比マイナス6%にしなければならない。
達成できないと次はより厳しいことになります・・・
どこに行っても何を見ても、「CO2排出量・・・」の文字が溢れています。
エアコンや冷蔵庫やテレビにかかる電気代も確かに安くなりましたなあ。
社会全体で取り組んでいましたが、達成できないと
①超過分の1.3倍を2013年以降の目標に上積みされ
②途上国の排出削減を支援した分を自国の削減分に組み込めなくなる。
など
(フィリピンやNZは地熱発電が国の電力供給量の3分の1に届くほどで、日本の技術が使われている、そうした分を日本の削減分としてカウントできるのが、できなくなる)
温室ガスの排出量をどうやって測っているかは、今回おいといて
1990年の排出量は12億6100万トン⇒6%削減⇒11億8500万トン
2008,09年平均は90年比−1.2%、-6%までにはさらなる努力が必要だったが
東日本大震災で被災した原発14基の運転が再開できず
新たに計画していた9基も新設は無理でしょう。
そうすると火力で補うとして、環境省の試算では温室ガスは90年比10%増となります。
国際ルールに則り16%増となってしまいます。
さて、大きな自然災害に見舞われ、それに伴って起きた原発事故の影響で
京都議定書の目標達成は困難になりますが、国際社会は事情が事情だからと
許してくれるのか???
★まず日本から世界にペナルティを回避させてと言える立場なのか?
↓
▼京都議定書は排出量が最も多い、アメリカと中国を席につかせるというのが
日本やEUの戦略で、日本が震災を特殊事情だからという説明は、なかなかつかないという専門家の見方があります。
★震災前から6%削減は難しいという状況だったので、目標達成できなかった場合他の国の排出権枠をお金で買う、排出権取引でまかなうと見られていました。
そうすると、震災前の水準よりも多くの枠を買わないといけないのか?
↓
▼現実的により多くのお金を払わないといけなくなる。
各企業をはじめあれほどの努力の甲斐無く、火力発電を多様せざるえなくなると、国内で自主的に規制するという方法は無くなったと言わざるいないから。
産業界などのピークカットで節電をおしなべて、火力発電量を落とせたなら
抑えられるが・・・。
いくら払うことになるか、計算した人がいました。
16%分(2億176万トン)を排出権取引を使いお金で払うと
排出権にもレートがあり、1トン=1920円として
およそ3870億円が必要。
この金額は、復興財源としてやめた、高速道路割引や無料区間の予算分に匹敵。
これを毎年払わなければならなくなる可能性があり、ここに関しては世界は黙ったままで、有能な政治家に交渉をしてほしいものです。
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政談 「エネルギー」
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ひとついい手がありますよ国際社会に向けて。
『原発の安全はまったく保障できないが国際公約を守るために止めている物を全て動かす。それによって放出される可能性のある放射能には世界は我慢してください。
その代わり日本は歳出削減公約を原発をもって果たします。
何度でもいいますが日本の原発は全く危機管理は出来ていません。
放射能汚水の海洋投棄ドンドンすることになるでしょう。
でも日本は削減公約は守ります。すべの危険を冒して!』
こうやって堂々と発表すればいいでしょう。国際交渉など現在は大国同士の利権争いでしかない。脅かし合戦ですから(笑)
2011/5/25(水) 午後 10:01 [ seigi552007 ]
痛烈なお言葉の↑↑さま
はじめまして〜〜、{内緒の話し}と申します
エネルギー消費の削減と先進国と言っていた事、実は(放射線)線進国でしたと、公告したら
そしたら、責任無く成るよう♪♪
はいハイ管さま、廃々缶さま
横レスお許しください
2011/5/25(水) 午後 10:28 [ - ]
seigiさん
コロンブスの卵か
それほどの事を言わないと、大国も世界も動かないということでしょうか。
でも大げさでは無く日本の実際の現状ですね。
この事に限らず、ツケは全部我々が払うことになるのも与同罪のように感じることがあります。
2011/5/25(水) 午後 10:53
{内緒の話し}さん はじめまして。
世界で唯一の被爆国が、結局そういうことになったんですね。
飛躍するかもしれませんが、核兵器を日本も持つべきだと言ってた人達は
これからもその持論を曲げないんでしょうかね
2011/5/25(水) 午後 10:56
10:38分さま
いつも深い洞察に感服です。
国の宿命転換の時ですね。その原点は個人の人間革命しかありませんね。
2011/5/25(水) 午後 11:00
現在、反原発対原発推進と言う思想戦の裏で利権死守戦も行われています。当然、原発推進死守とは経済界であり政官業です。しかし財界にも孫氏をはじめニュージェネレーション世代の脱原発構想が動き始めた。東芝さえ新エネルギー開発に3年で一兆以上の投資をすることを発表しています。
こうやって前に進みだすと一気に技術開発が進む。研究開発から販売用へとシフトしますからより現実的に技術開発が進む。
5年〜10年などと言っていた技術開発など3年で絶対にやってしまいますよ。
それは商用となるためのオープン化で相互作用から技術開発がしやすくなる。
2011/5/25(水) 午後 11:14 [ seigi552007 ]
こうなると早い。ITハードが一気に発達したことを思い出してください。
だからこそ、目の前のco2歳出削減公約などという大国がチョンボしている枠組みに乗せられて、技術開発への資金や大きな動きを止めてはいけない。
ここは公約など無視してでも正面突破で新エネルギー開発拡散をする必要がある。
これが成功すれば、脱原発した上で脱化石燃料です。少なくとも原発で締めようとしていた50%以上も可能でしょう。
近視眼ではいけない。でもそういう物づくりの世界の技術開発の動き方をみんな知らないから間違った方向へ誘導される。
この状況で排出量削減を持ち出す財界の経営者やメディアや官界の裏には原発推進派の狙いがあるということ。
2011/5/25(水) 午後 11:14 [ seigi552007 ]