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政談 「大阪」

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                      議員定数削減、「維新の会」手法に猛反発
この動画は東京の永田町の模様ではなく
大阪の大手前2丁目(大阪府庁)での出来事。
大阪府議会は6月4日午前3時
「大阪維新の会」が提出した条例案を相次いで可決。
大阪維新が数の力で押し切った条例案は
▼議員定数を109から88に削減
▼新たな大都市制度検討協議会設置条例の制定
▼全国ニュースでも取り上げられた 大阪府内の公立校の教職員による国歌斉唱の条例制定
知事提出案ではなく、維新の会議員提出
 
 109議席の定数から88という2割削減は全国でもあまり例が無いといいます。
定数削減そのものには異を唱える人は少ないですが
大阪維新の会代表でもある橋下知事は「10万人に1人でいい」としきり訴え、鳥取県を勝手に引き合いに出して
揶揄したのは有名なところです。この10万人に1人という数字の根拠がなんなのか・・・?
東京都や横浜市の定数を見習っているのかもしれませんが、明確な根拠は聞きません。
そもそもなぜこんなに急ぐのか?府議会選挙を行ったばかりで、次は4年後。
これほど急いで、しかも未明に強行採決する理由は何か?
橋下知事は統一選の時からしきりに「大阪秋の陣」「秋の陣」と大阪市長選挙をあえて陣・いくさに例えて発言しています。そこに大きなバトルを起こそうという心理が見えます。
バトルと言ってもメディアを煽って大騒ぎさせてサーカースを見せるいつもの手法が頭に浮かびますが
これらの条例強行採決はこの大阪市長選への影響は必至で、知事選とのダブル選挙をもくろんでおり
選挙をにらんだ戦術とさえ見えてきます。
 
 「大阪市役所をぶっつぶす!」「大阪市長の退職金は総理大臣より高い!」
こうして今まで誰も言わなかったことを、バーンと打ちだしてその後にあれやこれやと議論を起こす
いかにも弁護士らしい手法で、府民に刺激をあたえます。
市長の退職金でみると、たしかに市民感覚からは高いですが、市民選挙で選出される市長と議員から選出される総理大臣を比較すること自体筋が違うと思うんですが、知事がこう言うとテレビショッピングのさくらの観客のように「えええええええっ?!」となります。
今回の統一選挙でも投票所に行くまで、自分が入れようと思ってる候補の名前も顔も知らずに
ただ「大阪維新の会」または「維新」という名前のつく会派に投票した人が多くいます。
※(維新がつく政党・団体は「大阪維新の会」以外にもあります)
既存の政党ではなく、新しい政党に期待するという09年の総選挙と似た状況になりましたが
その選挙の時のいの一番の公約は「大阪都構想」のはずだったが
その都構想は一旦白紙と発言し、協議会を作る作らないと先延ばし先延ばし・・・。
過半数を得た議会で、公約の1丁目1番地は着手すらされてません。
個人的には都構想を一番信じていないのは橋下知事ではないかとさえ思っています。
パンを与えられ面白いサーカス(格闘技)を見せられてるうちに、マニフェストにも無かった「国旗掲揚 国歌斉唱時の教職員による起立」の条例を採決、これに対する罰則規定も秋には通す構え。
リコールが無い限り向こう4年はこの状態が続きます。これが投票率46%の大阪府民が選んだ道
こうした強行採決に対して、平松大阪市長は、「数の論理で進める大阪維新の会は危険だ。議会は議論する場」だと批判。
これに対して橋下知事は自分のツイッターで
【転載】『でも平松市長、大阪市議会大阪維新の会が提案した議員報酬・定数削減条例、市長退職金半減条例、医療費助成条例を十分な審議もなく数の力で否決したのは既存の政党。
平松市長は、既存の政党は批判されません。自分を守ってくれる存在だからでしょう。
大阪市議会において大阪維新の会の条例が全て否決されたのは数の力で負けたのです。
議員を86から69へ大幅削減。議員報酬を3割カット。医療費は中学生まで助成する。何でこんな条例が否決されるのでしょうか?」
と反論。
大阪市がこうだったから、自分もこうやると、他者を持ち出して自分を正当化。
さらに
【転載】『金曜日、土曜日の府議会採決は維新の会の強行採決と報じられている。
しかし議案の中身を見て欲しい。府民に義務を課す案件は一つもない。議員や大阪市役所、そして一部教員団体というこれまで既得権を謳歌していた所への直球切り込み案件のみ。これは凄まじい権力闘争です。綺麗ごとでは何も進まない。』
『府議会の定数を2割削減しました。こんなことは、国会含めどんな議会でも絶対にできない。議会こそ権力。その定員を2割削減。大阪維新の会は自分たちのポスト数削減のために、他の会派の抵抗を振り切ったのです。監査委員の議員指定席も一つ削りました。本当は0にしたかったのですが、法律上不可』
 
「府民に義務を課す案件は一つもない」といいながら新築家屋に200万円はかかるソーラーパネル設置の義務化を画策するなど、ちょっと怖い気がしますね。
愚民政治という言葉がありますが、ツイッターを読むと府民というか民衆を見下しているのがありありと感じてならないです。
その証拠としてパンとサーカスで耳目を集める手法が見られます。独裁に向かってます。
しかし、観客はより刺激を求めますし、もともと熱しやすく冷めやすい風土の大阪では、いつまでも続くとは思えません。いつまでパンとサーカスを供給し続けることができるでしょうか。
そよりもまして、これを府民が許し続けることになれば、大阪から庶民が消えたということになるでしょう。
飛躍と捉えられがちですが、ドイツ第三帝国やホロコーストも同じような経緯でおこっていきました。
まさかそんなこと・・・・まあこれくらいは・・・そう思っているうちに、人類史上最悪の悲惨を生みました。
ビスマルクの有名な言葉に「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」とありますが
権威的なものを嫌う大阪人なら、危険な匂いを嗅ぎ分けねばなりませんね。
 

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