エクセルシア Season 12

大震災 原発災害 東北を忘れない

政談 「エネルギー」

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前回の蓄電池で紹介した電池はリチウムを中心にニッケルや鉛など輸入品が原料でしたが
日本のどこでもとれる「塩」
この塩で蓄電池を作る、この技術全体で70件の特許を出願中で、現在試験を行っている会社が
大阪におました。
塩が入った金属の箱、温度を上げると塩がサラサラの液体に溶けた状態になります。
100度以下の低い温度(57度)で溶けるようにしたことが、新しい技術ということですが、これらを京都大学と共同で開発してきたとのことです。
なぜ塩を原料にしようとしたのか、それは塩は非常に電気を通しやすい性質で
昔から電池によく使われていました。
密度が高く、不燃性の材料のみで構成し衝撃による発火の恐れがなく、過充電や電池温度の上昇が要因の熱暴走現象も起きないといいます。
排熱のためのスペースや防火装置が不要になり、高い密度で電池を配置でき
そのため小型化が可能になり、リチウムイオン電池と同じ容量で体積は半分ですむ
しかも塩・ナトリウムは日本の周りの海水から作れるために
コストダウンが可能になるという利点もあり。
一つの蓄電池の大きさは2ℓのペットボトル2個分くらいでしょうか、その1個が3ボルト、それが4個で12ボルトで1セット、それが9セット集まると4人家族一戸建てなら昼間の家庭の電力はまかなえるようですので、電気代の安い夜に畜電しておいて昼間使えばお得
しかも2015年の実用化に向かっています。また車用、非常用の電池としても使えますし
さらに自然エネルギーで発電された電気を効率よく畜電できる技術も開発中。
今多く使われているリチウムイオン電池のリチウムは主に南米でとれますが、塩湖の近くに埋蔵されてることが多く、関連があるんですかね・・・知りませんが・・
 
先週に報道ステーションでも取り上げられたようですが、他の方のブログなどを参照にしますと、東京理科大学での研究が取り上げられていたようです。
 
 
7月末頃、再生可能エネルギーの特許出願において日本が世界最多であるとの小さい記事がありました。世界知的所有権機関(WIPO)によると1970年代〜2000年代を対象に調べた結果
ヨーロッパ7%、アメリカ21%に対して日本は55%と日本での出願が圧倒的に多かったことが分かりました。
その一方で、手放しで喜んで誇れる状態でも無いようで、企業や大学など研究機関が開発が進んでいるものの、どうも他者や他国の企業が特許技術の使用料を払って、利用したり商品化をしてもらってないようです。(通常実施権
要は技術で勝って商売で負けるという状況が続いているようで、欧米と比較して日本は特許を取った技術の商品化や長期的な戦略が脆弱で、この辺りは国をあげて取り組んでいる韓国や中国に急激に追い上げられてきています。
(PCT条約加盟国では自国にPCTの条件で出願した特許は世界中に出願したことになる・PCT
いわゆる「産・官・学」連携が非常に弱いためで、MOT技術経営・技術をビジネスとして
経営に活かせるための連携がまだまだ日本では進んでいないことが大きな要因と言われています。
分かりやすい例がアメリカのGoogleで、技術者が立ち上げたものを、ビジネスに関しては能力が無いと分かると外部から社長を呼んできて経営はすべて任せました。ビジネス的に落ち込んだ時に経営に長けた人材を活かして今日まできました。
なぜ日本では産と学の連携すらいまくいかないのか、その理由として
たとえば大学では「特許をどれだけ取ったか」が研究者の評価につながる風潮があるようで
また、出願された特許の中には企業側が「どう使えばいいのか?」と首をかしげるものも多いと言われています。
そして、研究者が「これはスゴイ」と自負してもPRする能力が不足していて、企業の目に留まらず
引き合いがない技術が眠っている。
再生可能エネルギーに関して、エネルギーの既成概念を捨てて、もっと新たな道に行くべきという
コメントをいただきました。日本の再生エネルギー開発に関して直面している問題は
こうしたMOT、産官学連携の脆弱性にあるのかもしれません。
先に取り上げた、塩蓄電池は産と学の連携がうまくいっている例かもしれません。
 
 

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