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他府県の人には???かもしれませんが
まだ一週間前のできごとかと思う、大阪府と大阪市の首長選挙
自分が感覚的に肌で感じていたことが、数字としてはっきり出てきました。
大阪市長選は40年ぶりに投票率60%越え
前回投票率 43.61%、投票者数 90万4054人
今回投票率 60.92% 投票者数 128万2733人 +37万8679人
大阪府知事選は12年ぶりに投票率50%越え
前回投票率 48.95% 投票者数 342万3751人
今回投票率 52.88% 投票者数 371万8858人 +29万5107人
前回橋下前知事が立候補した時でも50%は割っていました。
▼ここで一つのポイントは、
大阪市長選に投票した人のほぼ全員が府知事選にも投票したと考えられますが、
府知事選挙の投票者数は市長選のそれを下回る結果に。
大阪市以外の市町村全体では前回の投票率を下回ったことになります。
実際に大阪府下(大阪市以外)の42市町村のうち
前回の知事選より投票率が上回ったのは14市町のみで
しかも上位の自治体は、1位田尻町+12.26% 2位池田市+5.94% 3位箕面市+1.92%
1位の田尻町は府下で人口が2番目に少ない町
2位の池田市は前市長から鞍替え出馬した倉田氏の地元
そして3位では1.92%だけの伸び率・・・
以下14位までは2%以下の伸び率が続き、15位以下の28市町村は前回より投票率は下がった結果になりました。こうした数字でみると
メディアが大騒ぎした割に、大阪市民以外の大阪府民は冷めていた結果になりました。
実際に府知事選に出馬した倉田前池田市長はどこへ行っても「橋下に負けるな!」と声をかけられたと語っており、対抗馬の松井ではなく、要は「橋下」にYESかNOかという選挙でした。
これは大阪市長選の数字にも出ています。
▼大阪市長選では市内24区全区で橋下が平松よりも得票が上回りましたが
2人の得票率を比較すると、特徴的な数字が浮かび上がってきました。
24区で全勝したとはいえ、橋下が圧勝した区があれば、負けたとはいえ平松が善戦した区もあります。
橋下氏が圧勝した上位5区
1位 西区 得票率69.5%
2位 北区 同 65.3%
3位 中央区 同 65.1%
4位 淀川区 同 62.1%
5位 浪速区 同 62.2%
平松氏が善戦した区上位6区
1位 西成区 得票率46.2%
2位 平野区 同 45.6%
3位 旭区 同 45.5%
4位 東住吉区
〃 阿倍野区
〃 生野区 3区同数で43.6%
二つの指標を比べると、大阪に住んでいる人なら分かると思いますが
上は都市部で高層マンションが増え、高所得層も多くまた若い世代が多い区というイメージ
下の6区は市内の南西部を占め、昔から住んでいる人が多い区というイメージ
しかしイメージ通りの数字が出てきています
先週に大阪が抱える深刻な数字ということで、15歳から64歳までの生産年齢人口の激減を書きましたが
高齢者世帯(65歳以上だけの家族か一人暮らし)が占める割合を上記の5区と6区でみると・・・
(大阪市24区で高齢者世帯率が何番目に高い区か)
橋下氏が圧勝した上位5区
1位 西区 得票率69.5% 高齢者世帯率15.4% 高齢者世帯率順位 24位
2位 北区 同 65.3% 同 15.5% 23位
3位 中央区 同 65.1% 同 15.6% 22位
4位 淀川区 同 62.1% 同率 同順位
5位 浪速区 同 62.2% 同 18.6% 14位
平松氏が善戦した区上位6区
1位 西成区 得票率46.2% 高齢者世帯率33.6% 高齢者世帯率順位 1位
2位 平野区 同 45.6% 同 21.6% 6位
3位 旭区 同 45.5% 同 22.7% 5位
4位 東住吉区 同 23.5% 3位
〃 阿倍野区 同 23.4% 4位
〃 生野区 3区同数で43.6% 同 23.7% 2位
(ぷいぷいから)
こんなにはっきりと、くっきりと、歴然とした数字が出て来るとは
そこまで想像はしていませんでしたが
でもなんとなく肌で感じていたことが、はっきりしてしまいました。
こうしてみると、数字だけで分析した場合、若い人たちが投票に行って
橋下に投票したことが、勝因になったとみてとれます。
大阪を満足度日本一のええ街にしましょうやないですか・・・と演歌調で訴えた60代の平松と
大阪市役所をぶっ壊す!ワースト1からの脱却!・・・とロック調で叫んだ40代の橋下
前回は大阪を変えると言って改革派のイメージで当選した平松でしたが
今回は平松が保守的に見られてしまった感があります。
しかし、これは済んだ話し
本番はこれから・・・
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政談 「大阪」
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