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横浜の山下公園は関東大震災のがれきを埋め立てて作られました。
3月に入れば、テレビでも大震災を取り上げる頻度がまた増えるでしょうけども。
そういう報道から伝わることとは別に、「震災がれき」を受け入れても良いという自治体は少なく
大阪府では大阪市のみで、他の市町村は受け入れは困難と回答しています。(MBS調査)
その大阪市も処理場が埋立地なので、放射性セシウムが水溶性の高いことから
環境省の調査が必要で目処が立たない状況。
▼震災廃棄物=がれきの現状
がれき推計量 仮置場搬入 処理・処分済
岩手県 475万㌧ 87% 8%
宮城県 1569万㌧ 69% 5%
福島県 208万㌧ 59% 4%
全体 2253万㌧ 72% 5%
仮置場はがれきを集めて、一旦保管している場所のことを言います。
そこから分別したり、焼却したり、廃棄できたり、仮置き場から移動できた
数値が「処理・処分済」で、どの県も1割に満たない数字です。
もうすぐ発災から1年というのに。
2253万㌧という数字は、発災前の家庭ゴミ処理量に換算すると
3県で11年分に相当します。
●震災がれきは
仮置き場に集められ⇒分別され⇒リサイクル・埋め立て・焼却されます。
上の⇒から先が進んでいません。
焼却に関して被災県だけでは処理できないので、広域処理が必要となる。
が
多くの人が「自分とこには受け入れんといて」と言っているのが
放射性物質への懸念
そこで国が基準を作りました。
1kgあたり8000ベクレル以下の焼却灰になるなら埋め立て可能。
8000という数字を見ると、大きいイメージに繋がりますが
実はそんなに大変な数値ではありません。
我々が食べてもいい一般食品の数値は400ベクレル。4月からは100ベクレルに。
焼却灰は土で埋めますから、9割は出てきません。
焼却前に1kgあたり240ベクレル〜480ベクレル以下にして
焼却すれば、かさが小さくなるというか、濃縮されるので、そういう目安にしておきます。
この基準の根拠となるのが、埋め立ての作業をする人の被曝量が
一般人の年間限度1ミリSvを超えないレベル。
1kgあたり8000ベクレルであれば、埋め立て作業をする人が1ミリSvで抑えられるという数値。
我々が普通に暮らしているだけで1.48ミリSvは放射線を受けていますから
目くじら立てて反対と叫ぶことは無い数値です。
●受け入れる自治体も住民の不安を考えて、独自の厳しい基準を設けている所もあります。
焼却前のがれき1kgあたり240〜480ベクレルを目安としている国の基準に対して
大阪府は100ベクレル、焼却灰は国の8000ベクレルに対して2000ベクレルとしています。
100ベクレルは食品の厳しくなる新しい基準と同じ。これはかなり厳しい基準を設けています。
原子炉規制法では100ベクレル以下は放射性物質として扱わなくていい数値になります。
大阪府の基準だと一般人が受ける線量は
がれき運搬・焼却 0.000043〜0.0013ミリSv/年
焼却灰の運搬・埋めたて 0.000076〜0.0014ミリSv/年
自然界から受ける1000分の1の線量
ここまでしてもまだ反対というのが大半とは・・・
大阪府が受け入れを表明しているのは岩手県のがれきで
東電第一原発との距離は東京とほぼ同じ。
現地のがれき仮置き場では、畳、布、魚網など水分があると自然発火して
火災が頻繁に起き、危険な状態が続いています。
細野大臣は焼却と廃棄を分けて、焼却だけでも受け入れてほしいとしていますが
なかなかOKとどこも言いません。
自治体が難色を示す一番多い理由は「住民の理解が得られない」です。
国が違う数字を発表したりなど、国の方針がぶれてばかりで情報の混乱もあるとは思いますが。
大阪は阪神淡路大震災を一番近くで見てきたはず。
先日津波の被災地で、バスが建物上に乗った状態のものを「震災モニュメント」として
残そうとうすると、思い出すからと反対する人々もいました。
それほど被災した人たちには、がれきは精神的に大きな負担となります。
神戸の友達もがれきをニュースで見ると、吐き気がすることがある
ガラスが割れる音やヘリコプターの音でも震災を思い出すと言います。
がれきの処理なくして復興などありえず、「がんばろう日本」とか「絆」という言葉が空しく聞えます。
社会心理学の目から
・沖縄の基地問題と同じ構図で
何とかしてあげたいけど、自分が害を被るのはイヤという発想。
・府の基準が厳しかろうが、放射線量がごく微量であろうが
あるか無いかの問題になってしまっています。
・周囲の自治体が受け入れ出すと
心理的に受け入れないといけなかなあと、と変化する可能性もある。
との見解もあります。 (MBSぷいぷいから)
他者の不幸の上に自分達の幸福を築いて平気なのか
どの立場にしろ、冷静に考えて
分かち合うべきです。
受け入れないというのは、被災者への差別であり、人権侵害ではないかと思います。
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政談 「大阪」
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見事なる素晴らしい考察です!! 反原発派のヒステリック運動で震災瓦礫の本質が歪められ復興が進みませんね。沖縄普天間問題と類似していますね。あれもまずは危険な小学校を移転させることで一番の懸念は取り除かれるはずなのに、シンボルが無くなることを恐れる反対派の歪められた運動で未だ、なんにも動かずで子供たちの危険はそのままです。
瓦礫問題も、自分たちが国・行政は信じられないというならば民間を使って汚染度を調べ問題ないものから広域処理を進めればいい話です。
それをやられると進んでしまうからデマまで使って瓦礫を汚染瓦礫と表現し危険と煽ってしまっている。
一番苦しんでいるのは現地で生活している人たちなのにその人達の声よりもどっか遠くの人たちの声がでかく好き勝手やりたい放題騒いでいるという感じですね。
五濁悪世そのものです!
2012/2/28(火) 午前 1:50 [ seigi552007 ]
seigiさん
>危険な小学校を移転させることで一番の懸念は取り除かれるはず
普天間では自分もそこが一番違和感を覚えています。
反原発派のヒステリーは3.11にデモを計画していますね。
普天間の子供たちや被災民をスケープゴートにしているという構図なら
それらの運動家が嫌いそうな「ファシズム」を、
実は自分達が昇華しようとしていると自分は思います。
証拠に彼らは「他者化」を好みますし。
>シンボルが無くなることを恐れる反対派の歪められた運動
>現地の人達の声よりもどっか遠くの人たちの声がでかく好き勝手やりたい放題騒いでいる
本当にそう思いますし、ヘイトスピーチのハードルが下がってきているようにも感じます。
さらに本来対極というか
諌める立場にいるはずの人の一部には
一緒になって騒いでいる人がいることが歯がゆいです。
如蓮華在水の重みを感じます。
2012/2/28(火) 午前 2:40
↑お二人のご意見、もっともです。
震災がれきの受け入れに関しては、都民性、道民性、府民性、県民性が伺い知れる反応ですね。
都会や、閉鎖的な所ほど、「自分たちさえ良ければ」「復興にお金さえ出せば」との、人間性が垣間見れます。
北海道は実は、震災直後から、無条件でがれき受け入れを表明しています。
それは、まだ、原発事故が起こって間もない頃で、事故状況や放射線のことが判らないときでした。
しかし、その後、ご存じのようになり、道に反対意見が届くようになり、受け入れに関して、あわてて残留放射線量基準をもうけ、同時に国に要求しています。
しかし、大部分の道民は、その放射線量が基準を守られると思っていますので、がれき受け入れには好意的です。
地球規模で見れば、また外国から見れば、小さな日本での大事故は、日本中どこでも放射線を浴びていると考えられています。
現実に、東北以外の千葉、埼玉、静岡などで、高い放射線量の土壌や農産物が報告されているのですから、
きちんと測定することに重きを置いて、受け入れするのが、
本当の「日本人としての絆」なんじゃないでしょうか。
2012/2/28(火) 午後 11:26
Likaママ、遅なりまして。
北海道の対応はすごかったですね。
目に見えないモノ対する恐怖感などさまざまでしょうが、
受け入れたい気はあるけど
政府の言うことが信じられない
そういう人も多いかと思うんです。
ただそれにしても、受け入れ表明している自治体は少なすぎますね。
宇宙飛行士や飛行機のパイロット、放射線治療医師の健康状態を知れば、一目瞭然ですけどね。
ヒステリックに反対する人は飛行機乗らないんでしょうか・・・
2012/3/1(木) 午前 11:08
花博鶴見緑地の生き生き地球館(大阪環境学習センター)が、来年度いっぱいで閉鎖という仕訳になっていますね。
税金1.5億円がもったいないという理由。
○○の常任の年収は年収一千万を越えている。こんなオッサンや高給の大阪市職員の給料を下げれば、生き生き地球館も残せる。
また、市民はごみ処理費用にいくらかかっているかを良く知って、税金で賄っているゴミ処理費用を削減する努力をもっとすべきと思う。
最近、心の風邪をひく人が増えていると思います。鶴見緑地の自然観察園や森林で心の病を治すことはできないでしょうか?
森林セラピーとか・・・・
環境学習は、人間が生き残る学問なので、すべての科目が入って「いる。
生き生き地球館では、いじめに遭い不登校になった子供達も来てほしい。
橋下さん!生き生き地球館を閉鎖するより、人件費とごみ処理費用を下げることをやって欲しい。
生き生き地球館は政策イノベーションの種地なので、教育・健康・観光・医療・高齢者生きがいつくり、障碍者の社会参加、防災拠点などとしてもっと活用すべき。
2012/12/9(日) 午前 10:15 [ 生き生き地球館が街を綺麗に ]