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この所また、高齢者福祉施設や介護施設内での介護福祉士やヘルパーによる暴言、暴行のニュースが続き、
先月は神戸の高齢者施設の職員3人が、入所者への暴行容疑で逮捕されたというニュースもありました。
このケースは入所していた73歳の女性の訴えで、不審に思った家族がカメラを設置したところ
暴行を確認したということで、介護福祉士男女2人と男性ホームヘルパーの3人が逮捕・送検されました。
この女性は一昨年の6月入所以来肋骨3本に鎖骨を折るなど度々骨折をくり返し、現在は自力で歩行できない状態であるといいます。
カメラに映っていたその内容は、
おむつの交換をして部屋を出ようとしたが、戻っていきなり女性入所者の顔を平手打ち。
歯を磨きながら顔を何度もたたき、「殺すぞ」と暴言。
(介護福祉士 男40歳)
足の不自由な女性にベッドから出た足を自力で戻すように強要。リモコンを投げつける。
(介護福祉士 女39歳)
携帯電話を操作しながら、片手で女性の服を粗っぽく脱がせる。
(ホームヘルパー 男24歳)
というような映像が映っていました。
なぜこの人たちは、この仕事をしているのか?と思いますが
けしからん!ひどい奴らだ!で終わっても話しが進まなくなります。
以前に、介護をしている家族による暴力の問題を書いたことがありますが
数はそれよりは少ないものの、介護施設の職員による虐待も増加傾向にあります。
実際には通報や発覚したものが増えてきたのかもしれません。
ただ、そういう施設のどこででも、暴力があるということでもありません。一部の人です。
▼厚労省の調査によると、65歳以上の高齢者が職員から虐待を受けたという事案は年々増加傾向
2006年 相談件数=273 虐待を確認した件数=49
2009年 同 408 同 76
2010年 同 506 同 96
2006年4月に施行された、高齢者虐待防止法で、虐待を見つけた人は市町村への通報が義務付けられた。
虐待の内容は
身体的虐待=70.8%
心理的虐待=36.5% (暴言)
介護放棄 =14.6%
経済的虐待= 6.3% (財産を勝手に処分など)
と家族・親族の虐待にくらべ、介護放棄と経済的虐待が少なく、身体的虐待が多い。
▼一つ問題は
介護施設の職員による、高齢者虐待に関してデータが少ないのが「動機」。
ニュースでもよほど特異な事件でない限り、続報が出ていません。
東京都が07年2月に、介護経験者や施設で働く人117人を含む
福祉関係の興味を持つ都民228人に「なぜ施設内で高齢者虐待が起こると思うか?」
というアンケートをとったところ(複数回答)
71.9% 人員が少ない、欠員が多いなど職場環境の問題。
57.5% 職員のストレス
50.9% 従事者のモラルの低さや知識不足
44.7% 施設などにおける職員への指導の不徹底・研修の不足
28.1% 経営者(管理者)の認識不足
20.2% サービスを利用する高齢者の介護度の重度化
9.6% 職場内の人間関係
5.7% その他
実際に従事していない人、また虐待をしていない人の解答なので、
それら多くの人がこういう認識にあることは重要なことだと感じます。医療の現場も似ているようにも感じます。
▼虐待は絶対にあってはいけないとはみんなが思っており
行為は絶対に許されないことです。
データもいつ、どこで、だれが、なにをした、そしてどう処置したか
というものは沢山あっても「動機」のデータが極端に少ないのも、行政がそこまでやっていないようで
動機について、深く踏み込んでいくことは、解決は難しくても改善にいかされるかもしれないです。
福祉を目指して、勉強をして、従事していく人たちは最初から虐待をしようと思ってなかったはず。
普通なら一線を超えてはならない所を、越えてしまうのは主観的な考えに捉われる傾向の強い人
と言えると思います。
どんな仕事をしてもストレスは溜まるものですから、単にストレスや職場の環境だけでもなく
入所者の状況の変化など、いろいろなことが蓄積していったことも想像できます。
中には虐待をした人の生い立ちや、周囲の人まで意見を聞かなければいけないケースも出てくるでしょうし、本人が言う事をそのまま信じられない場合もありかもしれません。動機は色々とあるかと思います。
他人になにかをやってあげたいと思う考えの中には、こうでなければならない、という固まった考えを
持つ可能性があると、過去の少ないボランティアの経験で見て来ました。
おそらく奥の深い問題ではないかと思うので、上澄みだけを処罰してしまえば
また同じことが繰り返されるだけで、非常に根が深く、これからもっと深刻さが増すかもしれません。
答えの出ない問題ですが、誰も避けられない問題でもあります。
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放談 「社会問題全般」
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『介護するひともされるひとも皆おんなじ』
『自分がされて嫌な事はきっと相手も嫌だと思う』
『しかし、意外と自分の事は解らないもの』
『千差万別に人はあるから、自分が嫌な事はそうされない様にお手伝いの気持ちにならなければ成らない』『それが伝わらないならば、その人は愚者と察して避けなければならない』
『抵抗するのではなく、早く立ち去る様に相手の動きに合わせてみようね』
『強い心を正気にし、ひたすら手順雑な仕草を憐れみで以て』
『凛として大らかな気持ちで相手に接するのは、いつでもおんなじよ』と
『どうしても耐えられない屈辱や怒りは、我が子に向けてください』
『一生懸命受けてみますから、相手に伝わらないのは悪行を繰り返すに過ぎないから』
『我が身に闘う気持ちは、逆らうことでは無く、受けて返すこと』だと
見守る家族は口に出ず、悪行人を見つめる、
哀れに感じ、何とか母の気持ちを伝えようとしてきました
何度も何度も手をかへて繰り返し、粗い素行を改めることが、相手自らの楽に転ずるを伝える
相手の素行を我が身に痛し痒しの日々でした
2012/3/25(日) 午前 2:47
追記
以前につどに亡き父母に話し続けたことでした
『弱者になったからと言って遠慮はする事はない』
『自分がされて嫌な事はきっと相手も嫌だと思う』
『それが伝わらないならば、その人は愚者と察して避けなければならない』
『抵抗するのではなく、早く立ち去る様に相手の動きに合わせてみようね』
見守る家族は口に出ず、悪行人を見つめる、
哀れに感じ、何とか母の気持ちを伝えようとしてきました
何度も何度も手をかへて繰り返し、粗い素行を改めることが、相手自らの楽に転ずるを伝える
相手の素行を我が身に痛し痒しの日々でした
★やってやるのだからと上から目線に陥りやすい介護者と、されていると言う負い目・セルフネグレストに陥る要介護者
両者は常に平行線で歩み寄ろうとはしないから、虐待的行為は、無くなりません
何度も重なると、分別も理性も消えてゆきます
第三者が中に分け入り、自分がされて嫌な事はしないを、現場で流布しなけれざなりません
その為には、被害者に成りやすい要介護者の心の鋼は、強くしなやかでなければなりません
2012/3/25(日) 午前 2:52
恐らく、真摯に我が身に受けるかも知れない痛み(精神的身体的動議的な)を
ひたすら気付かせる事が必要に思います・・・介護者や要介護者の違い無くに
まさに異体同心に存じます。
2012/3/25(日) 午前 3:11 [ - ]
これはね介護している立場から言わせていただくと非常に根の深い難しい問題なんですよね。イジメ問題と同じで根本解決にはいじめ側の変革が必要になるということ。
突き詰めていくと↑でも語られているように因果論とか十界論とかで考えないとならなくなるんですね。
だから日蓮仏法の生命論でしか解決できないと思いますね。
安易に虐待する側を攻撃することは容易いがそれでは絶対に解決できない問題ですね。
理論や道徳を頭で考え植えつけても無くなりません。結局は六道輪廻ですからね。
僕もきっと信仰し題目あげてなければ虐待してますよ。
2012/3/25(日) 午後 2:26 [ seigi552007 ]
この記事を書きながら
コメントをいただけたらと思ってた
みなさんに貴重で重要なご意見をいただくことができて
うれしく思います。
多くの方の目に触れることができればと思います。
2012/3/25(日) 午後 11:24