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大阪市内に住んでるとピンときませんが
地域の水防団(消防団)の課題は大きいです。
(大阪市内、自分の住む区では消防団はありませんが
町を歩いても他の市のように避難場所の看板も無ければ
防災無線も聞いたことがありません。)
自衛隊でも、警察でも、消防隊員でもなく、 ボランティアとしての消防団、水防団です。 東日本大震災のときの犠牲者は、 消防隊員が27人、 警察官は30人。 しかし、消防団員は、253人。 消防団員、水防団員は、消防署の職員ではありません。 いざというとき、消防隊がかけつけるまえに、 火を消したり、警戒を呼びかけたり、 避難指示をだしたり、水防扉を閉める、ボランティアです。 一応、出動一回につき、3000円ほどがご苦労様と払われるので、 「特別公務員」と言われていますが、 それは建前で、ボランティアです。 志津川では、水門を閉めに行った七人が全員流され、 6人が死亡、一人が二日間、海を漂い、 生死、ぎりぎりのところで岸に泳ぎ着きました。 自衛隊や外国の軍隊も活躍してくれたのは確かですが
最大の功労者にして、最大の犠牲を払ったのは各地の消防団、水防団です。
日本社会は消防団員の苦闘を語らないのか、無視するのかという根本的な問題はありますが。
東北各地の消防団・水防団は、もともと消防団の活動が活発だったために
自治体の消防隊が無かったり、削減されたりでどうしても消防団が
がんばらねばならなかったのです。
実際に犠牲になった方の大半は30代40代。
陸前高田市の佐藤直志さんの御子息も47歳でした。
そして今、若手のなりてが無く、高齢化が進んでいます。
広域の防災減災のためには、実際のところ、
各地域の細かい、消防団・水防団の充実が重要になってきます。 たとえば、津波や高潮の潮位を即座に観測し、
「消防団・水防団が防潮堤を閉めに行くことが効果的」か? 「防潮堤を閉めても、水位は越してしまうという予想で、 むしろ、消防団・水防団の人の命があぶないので、 閉めに行くな!」か? その判断予測が即座に出来る水位の正確な予報システムの構築が急務です。 それから、青年の方々に。 もし、自分の地域を愛しているならば、 「消防団・水防団」に、ほとんど青年がいない、ということが、どういうことかを考えてほしいです。 |
要談 「防災・減災」
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