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過日行われた、伊勢の神宮における遷御の儀(内宮)に、現職の総理大臣、副総理、
文科相、厚労相らが参列しました。現職総理の参列は戦後初で、1929年以来84年ぶり。
伊勢神宮へ参ることの自由は国民に保障された権利であり、権力によって冒されたり、逆に強制されてもいけません。
しかし、遷御の儀という宗教的意義において、特別な意味をもつ儀式に権力者が参列することは、憲法20条3項に抵触するおそれがあります。
官房長官は私人としての参列で公人としてではなく、政教分離の原則に違反しないと述べていますが、この点について政治評論家の森田実氏も
『 安倍首相が麻生太郎副首相兼財務相、下村博文文部科学相、田村憲久厚生労働相らとともに伊勢神宮の「遷御の儀」に参列したことについて「私人としての参列」との言い訳は、度を越しています。あまりに卑しい言い訳です。公人としての行動であることは明らかです。多くの官僚がお伴をしています。SPを同行しています。警察の警備も大変だったと思います。これを「私人として」と言うのは、烏を鷺と言うようなものです。公人としての行動であることは明らかです。姑息で見え透いた内閣官房長官の詭弁は罪悪です。 と書かれています。
このように批判をした新聞が一紙も無いことに違和感を感じます。
古来の伝統行事で問題ないという意見もありますが
神体を遷座する行列に加わったとなれば、深刻な問題と思います。
これが私人としてだからというのであれば、なんでも言い訳して通せます。
国家神道の反省の上に今の日本があるというのがこれまでの常識で
政教分離は権力者に憲法で課せられています。
それに危惧を抱く意見があるのは自然なことで
批判や議論が起らず、一方的に通されていくことは、とても危険に感じてならないです。
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政談 「全般」
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