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今日の朝ドラ『ごちそうさん」
日中戦争時下、お国のためにみんなで我慢の時代。ヒロインの娘は物理や数学に突出した才能を発揮するも、国策に忠実な女学校に馴染めず、悩む母(ヒロイン)。 ヒロインの夫は、「みんながするから、自分も我慢しないといけない、という考え方が、そもそも馴染まない人たちもいるんですよ」と語りかける。 この時代を象徴する言葉の一つが 「同調圧力」 人の上に「不幸」と感じるできごとがあると、 すぐに「顔をあげて」「笑顔で」「前を向いて歩もう」と励まし、当事者を苦しめるパターンが繰り返されていて、それは東北沿岸部でも同じ。 子どもたちに笑顔になってもらおう!笑顔を送ろう!絆だ! 3年を前にそれが空虚な言葉になることを、東北の方々との交流で確信しました。 同じ被災された方同士で、頑張ろうと言葉を掛け合うのとは、全く違うことも。 「前向き」というのは、 実は、過去や今を忘れさせ、そして、今の大勢に合わせるという抑圧のシステムは、学術的に発表されてます。 「みんなが前を向いて進んでいるのに、なぜ文句を言うんだ」という抑圧のシステム・同調圧力。 このルーツは、ヒットラーのファシズムです。 目に見えない言説の暴力 それと見てはっきり形ある恐怖 暴力でないものが暴力となりえます。 教師の体罰で自ら命を絶たねばならなかった子どもたち。 殴られただけでは死にません、そこに人権を踏みにじる、毎晩寝られないほど追いつめる目に見えない「言葉の暴力」があったからだと思っています。 前向きが素敵!素晴らしい! という「雰囲気」にある圧力。 前向きに生きることこそが、価値的ですよ、と言い放つことによって、 今まさに前向きではない状況の方々が視界から見えなくなる。 そして、そういう状況の方々はさらに打撃を受ける。 悲しみのどん底にあり、苦しく、辛く、悔しい、そうした、とても前向きとは言えない時もあるのに、寄り添いもなく「元気であらねば」という風潮にさらされたら もっと苦しくなる・・・ 人の心の原理としては、明快だと思います。 「以前のように元気な自分にならなきゃ」 「こんな後ろ向きではいけない、前向きでなくちゃ」 と思わせることで、一時的な仮健康を生じさせる。 家族、同僚、上司が、かもし出す雰囲気、言葉となって心に突き刺さってきます。 雰囲気に弱い日本人ですが、目に見える暴力などは取り払うことができても この目に見えない雰囲気の暴力には、反発していくしかないと思います。 頑張ろう、と外から投げかけられている時、頑張らなくて良い、との呼びかけに救われる思いをした方も少なくないです。 世間に合わせて無理やり、前向きで明るい言葉を書く必要など無いはず。 でも、必ず、そんなの甘えている、現実はもっと厳しい、という反発がきます。 だから信頼する人に、話していけばいいと思います。 聞く側は横に座って「うんうん」とうなずくような気持ちで、決して励ます必要な無いと思っています。 今、認識すべきは、グリーフケア。 悲しみを表現できる環境を構築してさしあげるのが、今の東北沿岸部に必要なことですが、 しかし日本人が最も苦手なこと。 もっと大変な○○は頑張ってるんだから、あなたは頑張れて当たり前。 これでグリーフケアに失敗する方々が増えてます。 |
座談
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私も経験の上から全くその通りと思います。以前にもコメントしたと思いますが、日本人は逃げ方、負け方を知らない。。だから、追い詰められていく。。最後は自殺と。。。戦争の時も逃げて態勢を直して、再度出撃するのではなく玉砕、特攻の道を選んだ。。元特攻員の証言のように、そうした雰囲気、空気、、同調圧力ですね。。
桃香苺ミルクo(^-^)o
私のブログトップで紹介している、美桜さんのブログ『ハッピーミラクルを感じてみよう』。。美桜さんは現在も尚、自ら精神疾患を抱えながら、見事それを転換して同じ状況にある方に希望を与えています。。
日本のその時々の“風”、“空気”に流されるという『風土』。。。
日本人の精神に、こびり付いた沁み、奥深くまで張った根をそのそれを転換していくためには、どうしたらよいのか。。。
考えさせられます。。
2014/1/29(水) 午後 10:56
桃香さん
逃げ方、負け方、玉砕
その通りで、追い詰める社会ですね。
同調圧力はこれから、ますます強くなりそうな風潮も感じられます。
東北の被災地域では、これによって自身を追い詰めざる得ない方々が多くおられます。
子どもの自死が増えています、背景を分析していけば、同調圧力にいきつきます。
2014/1/29(水) 午後 11:41