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8年前に掲載されて有名になった、さかなクンのめじなの話し
いわゆる「いじめ」についてだけでなく 排他的で狭い殻に閉じ込める思考や、ナショナリズムというものへの、警鐘と捉えて読ませていただきました。 日常でも、色々な活動をしている人や、様々な人と交流している人、沢山の本を読んでいる人と話しすると、面白いし触発を受けます。 【広い海へ出てみよう】 東京海洋大客員助教授・さかなクン 中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。 ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。 (朝日新聞2006年12月2日掲載) |
座談
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全く同感です。 (((uдu*)ゥンゥン
さかなクンってすっごく良く考えている人だったんだね。
言われるように、狭い世界の中でのストレスや閉塞感が他の人へのイライラ、攻撃になっていく。
ホロコーストもそうじゃないかな。。
もっともっと自然の中に身を置いて、自然の厳しさと豊かさと畏敬の念を感じて欲しいな。
自分が生かされていることやちっぽけな存在であることを痛感すれば、他の人を攻撃するなんて
さもしい気持ちになれないと思う。
人間は科学を手にして傲慢になり過ぎた。もっと謙虚にならないと…
2014/2/25(火) 午前 6:44 [ 麻巣 ]
ますピーどん
この反応、その感性、そのまんまコメントを記事にあげたいだす。
たぶん、我々みたいな乾いた都心に住んでる人間には分からない、深い意味を読み取ることができるんでしょうね。
『もっともっと自然の中に身を置いて
自然の厳しさと豊かさと畏怖の念を感じてほしいな。
自分が生かされていることや、ちっぽけな存在であることを痛感すれば
他の人を攻撃するなんて、さもしい気持ちになれないと思う。』
名言ですね。
イーハトーブが育んだ心。
2014/2/25(火) 午後 3:24
私はさかな君大好きなんですが、もっと大好きになりました。
日本中の小中学生に教えてあげて欲しいですね。
春光さん、とても良いお話を教えてくださり、ありがとうございます。
2014/2/25(火) 午後 6:20
Likaさん
自分も大好きですし、さかなクンみたいな人になりたいと思ってます。
泥に咲く蓮華のような方ですね。
強い国とか、なんだとか、次元は違いすぎて・・・
2014/2/25(火) 午後 7:16