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阪神淡路大震災が発生し、二日間、神戸のポートアイランドと三宮で物資を運ばせていただきましたが、三日目に出勤し、職場の復旧をしていました。
そして一週間後にまた西宮の避難所に行かせていただきました。
会社で集めた、靴や靴下、子どものおもちゃを運びに、避難所を三ヶ所だったか、廻りました。
そこで出会った8歳の男の子。聞けば両親とお姉ちゃんが亡くなり、たった一人生き残ったとのこと。
でも、笑ってにこにこして遊んでほしそうに近づいてきました。
顔をみているだけで、泣きそうになるのをこらえて一緒にすこしだけ遊んでいましたが、次の避難所に行かなくてはならなくなり
バイバイまた来るからね と言って車に乗ると、じいっとこちらを見ていました。
車が動くと、そのままついて来ます。手を振るでなく、そのまま車を追いかけてきて、一旦車を止めて、またお別れをしたら、また付いてきました。
運転手の上司も同僚も全員が男泣き、私も声を出して泣いてしまいましたが、必死で手を振りました。
翌週に同じ避難所に行きましたが、祖父母と一緒に避難所を出たということでした。
今思い出しても、涙がでて仕方ないですが、彼も28歳なんですね。
厳しい暮らしだったと思うけど、名も知らない彼を一生心で応援しています。
また別の中学生と小学生の兄弟。
震災で両親を亡くされました。
避難所生活から、仮設に移る時、生活保護の申請をしたところ
15歳のお兄ちゃんに窓口は「お兄さんが進学せずに働いたらどうですか?」と生活保護を受給させませんでした。
その後に彼らは「あしなが育英会」の支援を受けることになりますが、お兄さんは、アルバイトを三つかけもって、やがて就職もして弟さんを高校まで通わせました。
こういうケースはこの兄弟に限りませんでした。
福島県や三陸の沿岸部でも、数多く聞かれます。
生活保護バッシングは、こうしたことを助長していることを知っていただきたいんです。
不正受給者は全体の1%未満なんです。
それはそれとしましても、震災や事件、事故で遺児、孤児になった子どもの進学率は非常に少ないことがはっきりしています。
受験や授業料に対する支援がありませんでした。
阪神淡路大震災の教訓を踏まえて、東日本大震災では、企業が返済不要の奨学金を創設したり、レインボーハウスが複数計画されたり、さまざまな取り組みがなされているのは、ご存知の通りです。
勝ち組 負け組 セレブ 自己責任 そんなことがどれほど虚しく愚かなことか、災害時には自分に降りかかってくることを知らなければならないですね。
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要談 「震災関連 神戸・東北」
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胸が締め付けられました。
2015/1/23(金) 午前 0:36 [ tetsumama ]
> tetsumamaさん
つらい話しをごめんなさいね。
20年前に見た現実でした。
2015/1/23(金) 午前 0:42
親が亡くなって子どもだけになる、どんなに辛く、心細く、寂しいことでしょう。
そのような子どものために、大人が守ってあげなくてはいけないのに、
どうしてこうも冷たい対応になるのか・・・・・
成人していない子どもを守ってああげられる社会の仕組みが充実していない国家のシステムはとても冷たいですね。
2015/1/23(金) 午前 0:58 [ tetsumama ]
本当に切なくなります。。
バッシングしている人たちは目先のことだけで、
自分たちの言動が誰にどんな影響を与えるのかまで考えていないのでしょう。
残念です。
2015/1/23(金) 午前 6:23 [ 麻巣 ]
> tetsumamaさん
窓口の人に こう言わせてしまうのは、働かざるもの食うべからず
が間違って使われて それが一般に広がっている背景があると感じています。
経営者、行政や国 官僚の都合の良い言葉になり、それが一般的に 働かないものは食べる資格はない
仕事をしない奴を税金で食わせるな となりました。
本来は 仕事をサボる人より真面目に働く人に良い給料を与えるべき という意味でしたが。
窓口の人が全てこういう対応をしたわけではないですが。
仰るように、子どもを育てるのは 大人みんなの責任 ご近所 地域 社会で育てるものだと思います。
2015/1/23(金) 午前 8:24
> ますピーどん
芸人の 次長課長のお母さんが生活保護を受けていたことへのバッシングから、酷くなりました。
生活保護受給に至るまで、どんな経緯を経たのか、想像出来ない人が多すぎます。
いつも書かせてもらう、同苦すること 共感すること 大切やと思うんです。
無認識な様々な中傷批判 バッシングの根底には、どんな影響を与え、どれだけ人の心を傷つけ、中には人生を狂わせ、さらに、命まで奪うことがあるかという、想像力の欠如だと思います。
社会に最も無責任な人がやることです。
2015/1/23(金) 午前 8:33
これが、現実なの?
辛いです
涙が止まらないです。
子供らが悪いわけでない。世の中が悪いのにいつも弱いものが犠牲になる。
2015/1/23(金) 午後 3:24 [ chi*12*c*n ]
> chi*さん
生活保護に対する認識が変わったのがこの時でした。
この兄弟に限らず、また、震災に親を亡くした子に限らず
さまざまなケースで受給できずに、苦労をしている人たち
申請しないと命に関わるのに、世間がこわくて、親族に連絡がいくのを恐れて申請できない人がいます。
こうしたことを見てきたことが、今の自分のものの見方に影響を与えています。
東北の沿岸部、特に福島県の方々にも、こうしたことが起きていると伺っています。
>子供らが悪いわけでない。世の中が悪いのにいつも弱いものが犠牲になる。
そのとおりだと思います。
弱い人はより弱く。
社会の眼差しの厳しさが、行政や国政にも影響をあたえていると、感じて仕方がないんです。
2015/1/23(金) 午後 5:15