|
ネパールと言えば、王国の印象が今もどこかに残っていますが
王族のあの悲惨な事件から10年が経ち、共和制になり、内戦が2006年に集結し
そして7年間、憲法の無い状態が続いていました。
ネパールは釈迦が誕生した地ですが、今は釈迦が否定したバラモンの流れをくむヒンドゥ教が
国の基礎となってきた歴史がある中、ヒンドゥ国家は否決され、いわゆる世俗国家として
あらたな憲法を制定、公布にいたるとのこと。
そのことも背景にあり、この数週間、暴動やストライキも頻発、結果的に様々な民族の主張を受け入れた形となり、9月に入って、どんどんと採決がスピード化、数日前まで45条が採決された、と報道がありましたが、一夜明けると120条、さらに175条が採決され、最終的に308ヶ条が採決され
明日20日、待望久しい新憲法が公布される予定。
憲法が制定されれば、法整備を進める環境ができ、耐震基準などもでき、今年4月に発生した大地震の復興への加速を期待する声もあります。
一方、70年近く、憲法を変えずに来たジパングでは
立憲主義に反し、憲法の精神を憲法を守る立場の人たちによって
踏みにじられる暴挙が、何年も前から続けられてきています。
戦争法制のことだけではないですよ。
憲法の精神を踏みにじるのは、生活保護法の改悪などもその一つ。
今、戦争法制に対して怒り、涙する人の中には、そうした生きづらい人が
より生きづらくされていくことに怒り、涙したのでしょうか。
ヨハン・ガルトゥングを担ぎあげて反対するなら、構造的暴力に目を向けるべきで
貧困や差別などから目を背けて、戦争法制を騒ぎ立てるのには違和感しかない。
東日本 津波・原発事故事件・豪雨の大災害で、被災された方々からは
連日、声なき抗議が寄せられています。
他人の不幸の上に築かれる平和など、偽物でしかないんです。
有名人が何を言ったかなど、どうでもよいことで、津波、原発事件の中をギリギリの状態で生き抜いていいる人の声の方が、よほど心に響きます。
あ、それから、選挙の前になるとデマを流しておいて、こういう時には、そのデマの当事者をも
利用する手合いには、人間としての醜さしか感じれないことも付け加えておきます。
|
放談「文化・歴史」
[ リスト ]



