エクセルシア Season 11

大震災 原発災害 東北を忘れない

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6号線が、すべて高線量地域ということはないのに、
子どもたちを犠牲にしている、と断定してしまうことの恐ろしさ。
問題とすべきことは、例えば、都路の広葉樹林と針葉樹林の補償額の違いとか、
沢山あるのに、なぜ、いつも、「自分の見る目をふさぐ」ような発作性の声が高まるのだろう。

福島民友から

根拠なき偏見許されず 開沼 博氏

 浜通りを縦断する国道6号の美化を目的とした清掃ボランティア活動「みんなでやっぺ!きれいな6国」が10月10日、行われた。地元のNPOや青年会議所が中心になった実行委員会が主催し、中高生約200人を含む1440人ほどが参加。多くのメディアが「復興への一歩」と明るい話題として報じた。
 しかし、主催者には人知れぬ苦労があった。反被ばくを掲げる市民運動団体が、イベント開催を阻止しようと妨害運動を繰り広げたのだ。
 「避難指示がかかる地域も残る国道6号線で子どもとゴミ拾いをして被ばくを促すのか。すぐに中止しろ」というのがその主張。主催者や協力を予定する組織には「抗議」の文書や電話、メールが繰り返し送られ、「美談にすり替えた虐待」「国賊」「殺人行為」といった言葉が投げつけられた。
 当日、県外から押し寄せた雑誌記者やジャーナリストの言動にも強引さが目立った。中には、子どもたちを含む参加者の横で、線量計をかざしながら勝手に写真を撮っては嬉々としてインターネットにそれを公開した者もいた。
 無理解と「福島=絶対危険という価値観以外認めない」というイデオロギーが背景に存在する。
 そもそも、この清掃活動は2007(平成19)年から毎年、行われていた。再開のきっかけも地元の子どもの強い思いがあってのこと。線量の高い地点が残る避難区域の清掃は大人のみが行った。もっとも、いわき市から新地町までの清掃範囲の中で避難区域は限定的だ。
 先鋭化する市民運動がなす誹謗中傷が直接的に、あるいはインターネットを介して被災者に向けられるのは、今回にとどまらない。農家など食べ物に関わる生業につく住民に「毒を作るな、売るな」と、避難から帰還した母親や県内の教育関係者に「子どもを傷つけるのか」「洗脳されている」といった言葉が向かう。
 このような事態が身近で常態化していることを知りながらも、「彼らの脱原発の主張には共感するから」「放射線への不安を口にするのは仕方ない」などとそれを黙認する意見が県内にも残るのは残念なことだ。原発・放射線への政治的立場とこの誹謗中傷は分けて考えなければならない。
 しばしば、あらゆる差別的言辞は、「誹謗中傷はダメだが、それを受ける側にも怪しい部分があるのでは」といった「どっちもどっち」論や「極端な言動の人は全体から見ればごく一部に過ぎない」といった「一部の異常者」論とともに正当化・看過される。
 しかし、いかなる理屈があろうと、抵抗するすべを持たない罪なき地域の一住民が根拠なく「殺人者」扱いされ吊し上げを食らう理由はない。少数者の行いであろうと、ヘイトスピーチ、ヘイトクライムが公に存在し、そこに生きる人の尊厳を脅かす状況は許されない。
 それを黙認する者が存在し続ける限り、私たちの誰もがその被害にあう可能性の中に置かれ続ける。今回のようにただ普通に生活をしようと望む子どもたちが嫌な思いをする。その子どもたちが大人になった時に根拠なき偏見に晒される。農家や漁師、観光に関わる方々が懸命に働くだけでいわれ無き侮辱をされ、損害を受け続ける。弱い立場に置かれ冷静な判断が難しい人が、不安な気持ちにつけこまれて非科学的なデマを信じこまされ悪意をもった者に利用される。
 これは、深刻な人権侵害・差別問題だ。加害者には毅然とした対応をとり、被害を増やさぬよう努力することが重要だ。3・11から5年目に向け、あらためてこの課題を直視すべきだ。 

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閉じる コメント(3)

これは開沼氏が指摘した「福島へのありがた迷惑12ヵ条」そのものな人たちとしか言いようがないです。冷静さや客観性がなく、自分たちが正しいという視野狭窄症はI Sやナチスと変わらないことに気づいていないのでしょう。
また、「非難される側にも責任がある」という者や、不確かな情報を流すメディアも同罪です。自分も原発不要論者ですし、汚染問題は他人事とは思えませんが、「リスクゼロ」など有り得ないし、一定の基準を守っていれば良いと考えています。

2015/11/3(火) 午前 9:06 [ スタリオン ] 返信する

> スタさん

自分たちが正しい、真実だ、真理だ、ということで排他的になる思考は、カルト宗教のそれと同じです。
正しい、真実は、その行いによって決まるものだと思います。
人に対して、そこに住んでいるとガンになる、ガンが発生した
そんなことを簡単に言い放つ神経は、およそ「正しい行為」「真実の行為」とはおもえないす。
それに対して何をしてはいけないのか、様々なボランティアなどにも通じますが
リテラシーやリアリティというものが、まったく欠如した脳だと思えてならず
まさに、ヘイトスピーチそのものだと断定できます。

0か100かという議論がいかに空虚か
スタさんもいつも仰るように、正しく知って、正しく怖がる
このことがまったく欠落していますね。

最も苦しみ、差別された福島は、将来、日本で一番住みよい町になるのは必然です。

2015/11/3(火) 午前 11:34 春光 返信する

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まさに、正しく知って、正しく怖がる。この姿勢を大切にしたいと思います。
その正しく知るとする、この作業場所の線量は、いかほどなのでしょうか。そして、その線量は、どのように評価される値なのでしょうか。
この測定された事実を相互に確認、評価し、その評価の違いなり、根拠なりをしっかりと論評しあうことが必要と感じます。
この点、双方で確認された測定値とその評価を公表し、論評を読みたいと思います。

2015/11/7(土) 午前 6:01 [ kit**tsuk*08 ] 返信する

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