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全国で自死・自殺で亡くなった方は、最も多い年で2003年に3万4427人
2015年は2万3971人 大阪府では1278人
毎年、一つ二つ、それ以上の市町が無くなるほどの方々が、自殺に追い込まれています。
1990年代から1万5千人を超え、90年代後半から2万人、3万人を超えていますが
自殺未遂、自殺を考えた人は、その数倍と言われています。
亡くなった方の人数は警視庁が把握している人数で、いわゆる孤独死や行路死亡者を含むと
この10年間で60万人と言われており、政令都市一つ、鳥取県や島根県が消えるほどです。
人の命を数字で述べることほど、不本意なことはないのですが
自死・自殺は、誰人にも決して他人事ではないということなんです。
●その背景、プロセスは、同じような立場の人が、同じような理由で自死・自殺に追い込まれる実態があります。
うつ病にいたる原因も、4つ5つの色々な社会的要因があり、決して個人の問題ではなく
その背景にある社会的な要因にしっかりと対応していかなければ
根本的な解決にはならないということが、はっきりしています。
また、自殺未遂で救急救命センターに搬送された方の47%が、過去に自殺を図ったことがあり
自殺は繰り返される、ということから
大阪府では、先月の15日から自殺未遂を食い止めるべく事業がスタートしました。
私自身、2010年から地域で動き始めましたが、またその状況になりやすいことを、実感しております。
しかし、この間に同じ地域に暮らす方で、把握しているだけで7人が自死で亡くなり
そのうち4人は、友人の知人や、会ったことのある20代30代の若い男性でした。
●大阪府では、先月15日から、自殺未遂にいたった方の支援に特化した、あらたな取り組みを開始しました。
大阪府守口市にある、関西医科大学付属 滝井病院に、「大阪府自殺未遂者支援センター」
通称IRIIS(アイリス)
大阪府下4か所救命救急センター
(阪大医学部付属病院・関西医科大学付属枚方病院・府立中河内救命救急センタ・泉州救命救急センタ)
が、搬送された自殺未遂者に、原因や悩みなどを聴きとり、精神保健福祉士からIRISに連絡
IRISは内容から、適切な医療機関や行政窓口やNPOなどにつなげ、さらに担当者が1年間の継続支援を行うというもの。
●支援を受けても、「死にたい」という気持ちが消えない
病院に搬送されても、その病院で自殺を図るということも視野に入れ
こういう事に限らずですが、行政任せ、行政批判ではなんの解決にもつながらず
地域など小さい範囲での対応力の向上、いわば人を知っている繋がり
情報の共有、ご近所付き合い、そして「居場所」作りが必要だと痛感しています。
仕事、事業、金銭、家族、人間関係、様々な要因があり
過剰な薬物依存に至ることが多いですが
その要因を知ると、借金、貧困、介護、対人関係など病院や行政では解決できないことが
多く、やはり地域の人の力、支えが不可欠になってきます。
さらに、津波災害、原発事件や、追い詰める福島危険発信なども付け加えておきます。
こうしたことから、自己責任論や、いつも笑顔で前向きに、などということが
どれほど追い詰めているか、想像ができるようでありたいです。
愚痴や弱音、時に他人が聴いて不快に感じるようなことも含め
きちんと感情を出せる、心にあるものを出せる、仲間、場所、環境を自然に形成されていけば
そう思います。
当ブログも、そのささやかな居場所でありたいです。
10日に一度ですが
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放談 「自死・暴力」
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