エクセルシア Season 12

大震災 原発災害 東北を忘れない

要談「岩手県 全般」

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昨今、介護制度の経緯から地域包括ケアが取り沙汰されますが
半世紀以上も前から、よりきめ細かく地域包括ケアをおこなってきたのが
岩手県の旧沢内村(現西和賀町)

今までも何度か紹介させていただきましたが
1960年代、北欧ではじまった「ノーマライゼーション」という福祉の理念が
1962(昭和37)年、東北の3000人の村から始まっていました。
豪雪・多病多死・貧困の三重苦にあった岩手県沢内村(当時)で
「いつでも、どこでも、だれでも、健やかに生まれ、健やかに育ち、健やかに老いる」
と村地域包括医療実施計画の目標としてあげられ始まった命の行政は
ブルドーザーで冬の交通を確保する豪雪の克服から始まり
保険師6人の雇用、乳幼児や妊婦、高齢者の検診や村民の健康と生活改善を進め
「かまどがえし」と医者にもかかれない貧困に対して、毅然と憲法25条の生存権を盾に
一歳未満、60歳以上の医療費無料化に踏み切りました。それは国民保険法違反の圧力との戦いでしたが
乳児死亡率70%だった村で、日本で最初に乳幼児死亡0を達成し
高齢者は気軽に医師にかかれるようになったので
病気がひどくなる前に診療を受けられるので、結果的に村の医療費負担が低くなりました。

その寒村「沢内」で半世紀、診療所の医師をしていた増田進さんのドキュメンター映画が完成し
随時上映会が行われていますが、今月大阪での上映が決まりました。

試写をご覧になった方の言葉から
半世紀、診療所のドクターをしていた、増田進さんの、ドキュメンタリーの試写会を見てきました。
とても、尊敬している友人である、双子のきょうだい、都鳥伸也・都鳥拓也さんが作ったドキュメンタリーです。
http://longrun.main.jp/masuda-film/
これといって、ドラマチックな場面がでてくるわけではなく、淡々と、生活の一部としての医療活動が述べられていきます。
そして、「沢内生命行政」というものが、どれほど、具体的な方法を伴っていたかも。
たとえば、保険証の代わりに、個人健康手帳を全員に配布。ここには医師の受診履歴や薬の履歴、検診の履歴、そして、保健師さんが、家庭訪問をしたときの、生活の様子など、一人一人についての、「生活情報」が書き込まれています。
「地域包括ケア」というのが、医療・介護・福祉ワンストップとして、今後の政策、自治体事業の柱となっていくのですが、なんと、それと同じものを半世紀以上前にやってたことを、(知ってはいたものの)目の当たりにして、沢内はやっぱり奇跡だったんだと思いましたね。
長野の佐久総合病院といい、沢内診療所(病院)といい、大事なのは、最新鋭施設というより、志です。
岩手の雫石(盛岡のサバーバンエリアです)が、最新の地域包括ケアをするために、80歳を超えた増田進医師を、その中核に招いたことなど、ほんとうに、やっと時代が追いついたか。
また、逆に、沢内の歴史を知らず、机上の空論で、「地域包括ケア」をしようとしている、ほとんどの行政や国の政策をみたら、ため息がでてきます。

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感銘致しましたので 転載させていただきます

2016/3/2(水) 午後 9:11 -

> 春になれば・・昌子さん

転載ありがとうございます。

2016/3/2(水) 午後 10:35 春光


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