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【復興は、こしを落ち着けて】
東日本大震災で、甚大な被害をうけたある町の町長さん(当時)。
「復興を急ぎすぎた部分も多々ある。それが、1番心残りだ残念だ」と。
つまり、行政も混乱し、住民も不安。
だから、どうしても「安全・安心」という、緊急対応的な
「堤防を作る」「復興道路を作る」などという、ところに、予算もつくし、住民アンケートもそこに大きなパーセントがでる。
しかし、2年、3年経ってみて、
急いで作った道路が、既設の下水道をずたずたにしていて、 家々が復旧して、生活がはじまると下水が流れなくなっていた、 という話が、普通にある。 15メートルという堤防は、こんなに高かったのか、
牢獄の町に住んでいる感じになってしまった。 漁港まで、年寄りは、いけなくなった、とか。
時間かけて、計画をねったら、考えられないような、問題が山済みになってて、
「急ぎすぎた復旧」というのは、確実にある、と。
また、そのかたの話ではないですが、
復旧を急ぐと、、 実際に、普段の生活に必要な、公立病院など、今、ほとんど復旧していないことでも分かるように、どうしても、経路依存型の、どうしても、道路などのインフラ(復旧道路なので、環境アセスメントをしなくていい)ばかりに予算が使われてしまう。 何本も、新しい道路ができて、その道路工事の影響で、住民がどんどん、まちから流出していく。
きれいな道路ができて、きれいな町ができても、その5年とかの間に、非日常的な生活が続くことにつかれて、住民が流出してしまう。 住民がいなくなったので、鳴り物入りでオープンした、復興住宅・店舗に、お客さんが全然こない、ということも、普通にあります。
だから、やはり、腰を落ち着けて、少しづつ、日常生活が成り立つように、持っていくことも大事かなと思います。
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要談 「震災関連 神戸・東北」
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