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新しい「生活困窮者自立支援制度」の特徴というのは、
所得補償より、対人サービスに傾斜していることです。 所得補償は、とても、使い勝手がいいのです。
使い勝手がいいということは、 ひとり親とか、病気になって失業したとかいう、 脆弱性を抱えた人にとっては、 どこにどんなかたちで、落とし穴があるか分からない。 その落とし穴に落ちてしまう期間は、ひょっとしたら、一日かもしれず、その一日をしのげば、
谷底に落ちずにすむ、ということが往々にして起こる。 この時、所得補償(現金給付)は、とても役立つ。
「お金は、スピーディに、さまざまことに対応できる」のです。 しかし、対人サービスは、さあ、半年で技術をつけて云々、というものなので、落とし穴には、通用しにくい。
もう一つ、対人サービスは、どうしても、事業者が主体となってしまいがちであり、当事者が、事業者の敷いたレールの上を、不本意にも、進まねばならないということが、往々にしておこりかねない。 |
放談 「貧困・差別・ホームレス」
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