|
今月の歌碑情報
以前に釜石駅のロータリーに建つ「ひょっこりひょうたん島」の歌碑を紹介し
昨年訪ねた時に、雨の中、写真を撮ってきました。
その後の11月に、釜石の仮設住宅を訪れた時、仮設の自治会長さんと
ひょっこりひょうたん島や井上ひさしさんの話しを色々と伺うことができました。
その時に、「根浜(ねばま)の宝来館(ほうらいかん)に島倉千代子の立派なものができたよ」と語っておられました。
釜石の宝来館といえば、あの日の動画で「早ぐ早ぐ早ぐ」って呼び掛ける緊迫した映像で有名になりました。
何度もニュースや震災特集番組でも取り上げられた、宝来館に、島倉千代子さんの歌、「おかえりなさい」の歌碑が、昨年の3月に建立されたとのこと。
先月、大阪のテレビが取材をしているのをたまたま観ました。
まだそこには行ってませんが、以前、鵜住居を訪ねた時に、宝来館の前を車で通ってもらい、あの日の映像をその場所で思いだして、緊張をしたものでしたが
その宝来館の裏山に、避難道ができて、そこに歌碑が建てられました。
では、なぜこの場所に、島倉さんの歌碑があるのか。
現在花巻に暮らす釜石ご出身のあるご夫婦、以前、転勤で長年大阪に住んでいたそうで
大阪で仲良くされていた人から、釜石にこの歌碑を建てたいとの申し出がありました。
それは、大震災が発生して、島倉さんが、東北の方々に「おかえりなさい」を歌いたい、と言い続けていたそうで、その2年後に島倉さんは他界。
関西で島倉さんのファン後援会の代表である、その大阪の方が、果たせなかった島倉さんの思いを形にしようと、後援会で寄付を募ったところ多くが寄せられました。
当初、歌碑は、そのご夫婦の釜石の家があった敷地に建てる予定でしたが
復興がいつになるか分からないという状況で、ご夫婦は宝来館の女将さん相談することになります。
女将さんは快諾、昨2016年3月30日、島倉千代子さんの誕生日に除幕式が行われました。
歌碑建立の意思を聴いて、そして宝来館の女将さんに相談したご夫婦は語ります。
「全国の方の中には、物見遊山でここ(釜石・被災地)に来るのは気がひけるかもしれませんが、歌碑などをきっかけにして、私たちは、ここが忘れられてしまうよりも
物見遊山でもいいから、皆さん来てください、この状況、どれくらい復興しているか
そういうものを見ていただく方がありがたい。きっかけはなんでもいいじゃないでしょうか」
宝来館の女将さんは
「この歌のタイトルと歌詞が、私たちの思いを言ってくれている そういう思いです」とも。
|
要談「釜石市・大船渡市」
[ リスト ]



