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転載元 岩手日報 webnews 様
犠牲者調査621人で終了 大槌町の生きた証事業
大槌町の震災犠牲者の記録調査を進める生きた証(あかし)プロジェクト協議会(会長・高橋英悟吉祥寺住職)は22日、本年度調べた76人分の記録を町に提出した。町は来月、これを回顧録にする。昨春刊行した初版と合わせると、全犠牲者1285人のうち621人(48%)の記録が公刊される。調査が節目を迎えたとして、町は2014年度から進めてきた一連の事業を終える。 高橋会長(45)が協議会委員5人と町役場を訪ね、平野公三町長に調査録を手渡した。「精いっぱい生きた姿、生きたくても生きられなかった方の思いが詰まっている。ここから学び、二度と津波で人が亡くなることがないようにしなければならない」と訴えた。
協議会によると、本年度調査は未接触だった遺族や協力を保留していた人らを中心に行った。犠牲者451人の遺族に電話や手紙などで接触を試み、76人の遺族から聞き取り・掲載の了承を得た。町はこれを回顧録別冊として刊行し、掲載した犠牲者の遺族に配る。
事業は終わるが、なおも50人の遺族が態度を保留しており、協議会は協力者がいれば聞き取りを行う。町も、調査の進展に応じ回顧録を増補・改訂する考え。 |
要談「大槌町・遠野市」
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