エクセルシア Season 12

大震災 原発災害 東北を忘れない

要談「大阪府・ 関西」

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大阪維新のなんとかの首長と会派の意向で、ざっくりいうと わずか2キロの距離に府立と市立の病院があるのは
府と市の二重行政だと、大阪市 住吉市民病院が3月末に閉鎖されます。
もともと2011年建て替えをということだったのが
1年後に二重行政だと閉鎖に方向転換。
跡地の病院誘致は全て失敗続き。
地域の小児周産期医療が不足する中、閉院によってさらに100病床がこれで失われることになります 。
どう考えても二重行政ではないし、病院統合とはなんなのか
潰すことだけ先に決めて進めて、あとのことは進まず。
しばらくは週2回の外来診療所との計画。



そもそも病院、特に公立病院は「黒字」を出すものでしょうか?
もちろん赤字でいいというわけでも、じゃぶじゃぶ税金で補填せよということでもありません。

平成23年度国立病院機構財務諸表によると
経常収支比率は
1位   鈴鹿病院 (一般病棟36、筋ジス120、重心120) 118.2%
2位   熊本医療センター(一般500、精神50) 117.3%     
3位   釜石病院(一般病棟100、重心80) 114.6%
4位   香川小児(小児等290、重心210) 114.6%
5位   柳井病院(一般200、重心80) 114.4%
6位   八戸病院(一般50、重心88) 114.4%
7位   八雲病院(重心120、筋ジス120) 114.3%
8位   あきた病院(一般・結核100重心160、筋ジス80) 113.7%
9位   医王病院(小児・神経110、筋ジス100、重心100) 113.4%
10位 菊池病院(精神167、重心80)113.3%

圧倒的に、かつて措置入院、今は政策による入院と言える筋ジスと重心の割合が多い病院が、
収支が黒字なのですが、本来これは、よりきめの細かな療養と医療が必要なことに対応するはずのものですが、残念ながら、この黒字部分は、「国立病院機構」の他の部門の赤字補填に使われています。



出典 大阪を知り考える市民の会様
1月26日に開かれた「さよなら住吉市民病院の会」舟本医院長のあいさつ

・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さん、お疲れ様です。
今日は、さよなら住吉市民病院の会です。時期的にはもうちょっと後の方がという気持ちは拭えませんが、諸事情からやむを得ないのでしょう。
病棟閉鎖に伴い、すでに総合医療センターや十三市民病院で勤務を始めた方々もおられるかと思いますが、住吉市民病院と違って、お忙しい中、よく参加してくださいました。ありがとうございます。
職員や患者さんの姿が日々減っていく中で、寂しさは増してきていますが、一方で病院を取り巻く状況に明るい見通しが全く立っていないことから、複雑な気持ちを禁じ得ません。
この気持ちは、現在既に移動された方、近いうちに転勤される方、またあと2か月、最後まで勤務される方々全てに共通する気持ちでしょう。そうした気持ちにさせる最大の原因は、当然ですが、私たちが関わってきた患者さんたちの行く末であることに他なりません。この段階でも安心して後をまかせられる環境になっていない現状はなんともやりきれないですね。最後の病院長である私もその例外ではありませんが、なんとか今日一日、冷静さを保ち続けたいと思いますので、あまり私を焚きつけないようお願いいたします。

さて、市民の、そして私たちの住吉市民病院は、昭和25年に診療を開始してから67年を経過したものの68年を迎えることなく閉院となります。私はこの病院で27年間勤務してまいりましたが、恐らく病院67年の歴史の中でも平成22年の児童虐待死亡事例と平成23年12月から現在までの6年あまりは、やはり特別にしんどい期間だったなと思います。それまでの数年間、現地建て替え計画が、当初の小さい総合病院を目指したものから小児周産期に特化した病院へと縮小を余儀なくされましたが、なんとかその機能を発揮できる土台ができると思った時でした、新しい市長による方針で助産師学院の廃止、住吉市民病院の統合という名の廃院の方針が示されたのは・・・。
私たち現場としては、行政が決定した方針に従うのみですが、その際私は、閉院への道を単に進むのではなく、プロとして自分たちが活動してきたことを整理し、将来的に発展させていく道筋を示すことが最も大切と考えました。そのため、病院の役割として1.住之江区・西成区を中心とする大阪市南部の小児周産期医療の発展に寄与すること、2.様々な困難をもつ社会的弱者に対して医療を通じた支援を行うこと、この2つを柱に活動の量と質を高めていくことを方針としました。この内容はそれ以前から意識し、また現地建替計画でも意図していたものであり、建物は古くてボロボロだけど、建て替えしていたらこんな医療ができたという姿を示したかったということです。また、決して褒められたことではありま
せんが、経営的に厳しい状態が続いていたにもかかわらず、モチベーションを保ち安全な医療を提供し続けるために積極的な活動をしたいという方針を、市病院局やその後の市民病院機構は許してくださり、現在の瀧藤理事長を先頭に幾多の場面で支援してくださいました。この場を借りて心から御礼申し上げたいと思います。

そして、その結果は徐々に現れてまいりました。
地域の小児周産期医療の質を落とさず、様々な社会的課題にたいして、行政、福祉、教育そして地域NPOなどとの間で様々な連携を図りつつ医療を通じ支援してきた実績が、広く世の中に認められるようになってきたのです。
内容は改めて言うまでもないのかもしれませんが、重症心身障がい児者を始めとする重症児者のレスパイト入院、そして外来・入院を通じた医療、生活支援としての短期入所、若年妊婦を始めとする特定妊婦の積極的な受入れと妊娠から出産、子育てに至る一貫した支援、未受診妊婦や助産制度利用者への対応、病院全体で取り組んできた児童虐待防止活動、子どもの入院や受診に際してその社会経済的背景をも考慮した柔軟な対応、地域医療機関からの要請には最大限応える姿勢、などです。これらの成果は皆さんのご努力の結果です。
一方で、こうした実績が現在の病床再編計画において機能の承継問題に結びついてきており、その活動の補完が他の医療機関では簡単ではないが故に、閉院間近の現時点でも所謂「住吉市民病院問題」として議論が続いているものと思っています。でもこの議論、混乱は意味のないものではありません。わたくしどもの活動を通じて今の社会に何が必要かを示すことができたことは重要です。そしてこれらの活動は、地域と大阪市にとって重要で有るばかりでなく、私たちにとりましても自らの役割を日々確認できる大切なものだったのだと信じています。
そして、これらの機能を支えてこられた皆さんの知識・技術・そして最も貴重な「心」は、かけがえのない大阪市の財産となりました。このことには是非自信を持ってください。
でも、残念なことにその財産を住吉市民病院で生かしていただくことはもうできません。また、今年に入ってからの住吉市民病院跡地に関する動きを見ていますと、私どもが行ってきた諸活動の本当の意見、意義についての理解が不足しているように感じてなりません。昨年12月市会民生保健委員会で参考人招致された際にも申し上げましたが、住吉市民病院がなくなって、その機能も忘れられてしまう、それは社会の損失です、絶対に避けなければなりません。それを防ぐための活動は今後、皆さん1人1人に委ねられています。他の市立病院に転勤される方々、市民病院機構を離れられる方々それぞれが、新しい職場で精一杯、住吉市民病院での経験を生かし、活動し続けてくださるよう願ってやみません。
皆さんの記憶に残り、そして現在も関わっておられる患者さんや支援を必要とする市民の中には、不安を抱えながら、固唾をのんで事態の推移をご覧になっておられる方が多くいらっしゃいます。
そうした人たちのためにも、私たちは、残された2か月、今まで以上に張り詰めた緊張感をもって職務を全うし、市民の負託に応えようではありませんか。

以上、長々とご挨拶しましたが、さようならと笑顔で去ることのできない現状に鑑みてお許しください。私自身も定年を迎え、病院と一緒にいなくなりますが、何らかの形で住吉市民病院の医療機能を引き継ごうと思っています。お互い頑張りましょう。
ありがとうございました。

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国公立病院・公的病院は、国民の健康を最率先して守るために存在するものです。それ故に、民間病院等地域の医療機関の中核となるべくして設立されているはずです。だからと言って、決して赤字経営を続けることが使命でないのは自明の理です。国公立病院・公的病院は税を徴収して執行するものです。本来の目的を理解するべきでしょうね。

2018/3/22(木) 午後 7:17 [ - ]


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