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「神事」と言われている「大相撲」は
勝利したことを喜んだりせず、敗者の相手を敬う精神が根底にあります。
日本に培われてきた精神風土には、そうしたものがあります。
日本中にある「明神」や「天神」
明神は「平将門」をまつっていますが、平将門を滅ぼした方が、敵である平将門の霊を慰霊するために作りました。
天神の天満宮も菅原道真がまつられていますが、これも道真をうった敵側が、敵である菅原道真の霊を慰めるために建てられたもので、
母なる大自然に神性を実感する中で人々の融和を計っていく
これが神道の考え方、あり方。
日本古来の伝統というなら
中国、アメリカ、東南アジア、オセアニア、オランダ、イギリスなどの戦死者の霊を慰めるためのものにするのが道かもしれません。
幾度か記事にさせていただいた、宮城県女川町にある、カナダ人クレー大尉の慰霊碑
女川を攻撃して亡くなった、いわば敵の士官を女川の方々は弔いました。
蛭子(エビス)というには、もともと異民族や障がい者、ハンセン病の人たちを
かわいそうにと、むしろ大事にしようという人たちがいて
そういう子を川に流すという風習がある地域もありましたが
流された子を漁師が発見して、それを神として祀った。
それが蛭子・戎・夷 神社。
「えべっさんにお参りするときは、裏から周りや、えべっさんは耳が遠いし、足が不自由やから こっちから周りやー」と
本来の身体が不自由な人を大事にしようという風習が残ってました。
ところが、今は商売好きの神主によって恵比寿と変えて商売繁昌の神さんに変えられてしまいましたが
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さて、伊勢神宮を、国家神道の第一の神社として崇めるため、一帯を大神都として拡大する計画があがり、多くの朝鮮半島(当時は韓国は無かった)労働者が強制的に労働従事させられ
その時、三重県内の古い歴史の9割の神社が潰されました。
靖国も国のために命を捧げた“英霊”に参拝するのは当然とするけど
個人的考えでは、「英霊」など存在せず、祀られているのは戦争に駆り出されて犠牲になった方々がほとんどですし、その半分以上は餓死者。
またA級戦犯は戦死者ではなく刑死者ですが、
5年前に行われた主権回復なんとか式典はサンフランシスコ講和条約に基づいたもので、それはA級戦犯が戦死者でなく、正式な裁判による刑死者と認めたことにもなるので、主張は矛盾だらけ。
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靖国の宮司の中にも、海外の慰霊所を視察した人がいて、本殿の左奥に敵味方国内外一切の霊をまつる鎮霊者があるそうですが、一部の人たちからはこれを靖国の祭神の否定と指摘しています。
西郷さんから白虎隊、湾岸戦争などの戦没者が祭神だという主張です。
A級戦犯も以前はこの鎮霊者に祀られていたという説もあるようですが。
神道の精神が、国家主義 国家神道と相いれない思うんです。
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