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今日、8月9日は何の日?との質問に、若い世代に限らず、広い世代で答えられない人が増えているという現実があるようです。
太平洋戦争末期、1945年8月9日
長崎にアメリカ軍によって原爆による核攻撃がされた同じ日の早朝から、翌日にかけて
宮城県女川では、(アメリカ・イギリス・カナダ多国籍)連合軍による攻撃を受けました。
女川は大日本帝国海軍の要港として、女川防備隊、戦艦が停留しており、それを撃沈するために
米英加の艦載機からの猛烈な攻撃を受け、戦闘の末、標的にされた戦艦が撃沈、157名が戦死しました。
この攻撃を指揮したカナダ軍大尉ロバート・ハンプトン・グレー氏は、自らも爆撃機で出撃
大尉が搭乗した爆撃機は被弾し墜落。大尉も戦死、大戦におけるカナダ人最後の戦死者となりました。
一週間後、日本は敗戦、戦後女川には戦没者を慰霊する碑が建立されましたが
女川の碕山展望公園には、このグレー大尉を慰霊する碑が建っています。
これは、カナダによって建立されたものではなく、女川の人たちによって設置されました。
その碑文は女川町のホームページにも掲載されています。
憎むべきは敵ではなく、戦争
戦争の犠牲に敵味方もない
人間として命を最大に尊ぶ
そういう思いから女川の人たちは、グレー大尉の慰霊碑を建てたのかもしれません。
グレー大尉はカナダ・ネルソン市の出身で、女川とネルソン市は長い交流を続けてきました。
そして東日本大震災発生後、ネルソン市は女川への支援を続けています。
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2015年08月09日
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