エクセルシア Season 12

大震災 原発災害 東北を忘れない

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三陸沿岸部で唯一の映画館「みやこシネマリーン」
昨年は、支配人さんが伝統ある毎日映画賞特別賞を受賞するなど
地を這うような活動が評価されました。
東日本大震災発生以後、入館者は減少し、そこへデジタル化の危機も協働によって越えましたが
そのシネマリーンが今年に9月で閉館になるかもということが発表されています。
しかし、何かしらの要因で継続が可能となり、臨時総代会での「常設館運営継続」という可能生もゼロでは無いことも付け加えたい
とされているように、最終的に決まったわけではないようですが
三陸の沿岸部に残った映画館の灯を守れないものかと思います。
シネマリーンを支えた力、同苦・共感・協働の連帯
それをとりあげた新聞のコラムがありました。(再掲載)

東日本大震災で、津波遡上高が40m以上となった岩手県宮古市。
500人以上が犠牲となったこの町に、小さな映画館がある。みやこシネマリーンだ。
▼宮古は映画の町だった。7軒の映画館はいつも大入り。「漁師町」は「映画の町」でもあった。
気仙沼、石巻、そして宮古でも、映画は娯楽の花形だった。
▼テレビの普及や、車で行く郊外のションピングセンターの付属の映画施設の建設で、町の中心部の映画館は斜陽となった。さらに、津波。今、三陸の沿岸部被災地域には、みやこシネマリーンしか映画館がない。
▼そんな映画館を、また映画文化を応援しようと大阪ヨーロッパ映画祭の東北上映会が、みやこシネマリーンで開かれた。今年19回を迎える大阪ヨーロッパ映画祭は、市民参加の映画祭。市民に支えられてきた感謝の思いが、被災地の住民を支えようとの思いにつながった。
▼同苦・共感から協働へ。このような心の連帯の絆が、草の根のように張り巡らされた時、きっと日本社会は変わるに違いない。その先駆となる日でありたい。



016年6月12日(日)13:30〜16:00マリンコープDORAでみやこ映画生協第20回通常総代会が行われ、2015年度のの事業報告と決算報告、及び2016年度の事業計画が審議され可決されました。

●2016年度計画「常設映画館運営からの撤退」(第20回通常総代会総代会可決 第2号2016年度事業計画)
東日本大震災以降大きく落ち込んだ来場者数は5年経った今でも戻る事は無く、震災以降のこの5年間は非常に厳しい運営を続けてきました。2015年度は震災の影響を一番受けた2011年度(16,402人)に次ぐワーストの入場者数17,606人となってしまいました。
震災以降は毎年約900万円の事業損失を出しているのが現状で、これまでは事業外収益(映画館事業以外での上映会活動や助成・支援等)等での補填で赤字を出しながらも、どうにか維持してこれました。今後もますます進む人口減少、少子高齢化、地域経済の低迷、助成金等の先細りと、映画館を取り巻く状況はますます厳しくなってくるものと想定されます。今年後以降、入場者数が爆発的に伸び、震災前の数値に戻るということは考えにくく、このままの入場者状況では赤字累積が増えるのみです。
今年度も「震災前の入場者を目標とし頑張り映画館継続する」という事は言えたかもしれません。しかし、破綻してしまえば、全国からの善意で導入したデジタル映写機も失いかねません。苦渋の決断ではありますが、19年間続けてきました常設映画館としてこれ以上の継続は難しいと判断せざるを得ない状況です。唯一現状で続けられる方法は家賃ゼロ、人件費ゼロです(現実的ではありません。)
総代会でも、やむなしの意見、続けるべきだという意見。採決でも賛成・反対と別れましたが、最終的に賛成多数で閉館という選択に至りました。
9月30日まではこれまで通り、マリンコープDORA2Fで通常営業いたしまして10月以降は閉館とし、デジタル映写機を活用した公共ホール等での定期上映会(宮古・釜石)や映画祭(宮古・釜石)、被災地巡回上映会(沿岸広域)、イベント上映、県内各地での自主上映サポートなどの事業を行っていきます。
定期上映会活動も非常に厳しい道ではありますが、皆様のご支援が必要です、今後ともご協力どうぞよろしくお願いいたします。
これまでお付き合いいただいておりました各配給会社の皆さまにも引き続き今後ともどうぞうぞよろしくお願いいたします。

●組合員継続のお願い(第20回通常総代会総代会可決 第4号議案 出資金払戻し凍結の件)
常設館が無くなりましても、「みやこ映画生協」として組織は存続し、今後も沿岸部で映画文化活動を展開していきます。脱退・出資金払戻し(減資)が多くなりますと、これからの活動、運営にも大きく影響が出てきます(減資が多額になりますと、そのまま破綻という事になりかねません)。経営の危機にあたり当面(向こう3年)出資金返還の凍結をお願いいたします。(生協は自由加入・自由脱退が大原則であります。この議決は法的な拘束力を持つものではありません、引き続き組合員を継続していただけるようお願いするものであります。)

※9月に定款変更に関係する臨時総代会を開く事になります。何かしらの要因で継続が可能となり、臨時総代会での「常設館運営継続」という可能生もゼロでは無いことも付け加えたいと思います。





【一般部門 優秀賞】大阪府・北河森太郎

泥だらけの白衣

あんなに泥だらけの白衣を見たのは初めてのことだった。3・1 1の東日本大震災。
発生後約一カ月が経ち、私は他の警察官と共に南三陸町にいた。
町のイベントホールはすでに避難所となっており、被災者は寄り添うように暮らしていた。
そのホールの隣には犠牲となった方たちがひつぎの中に横たわる安置所があった。
私たちの任務はそこを訪れる遺族と、ご遺体との対面に立ち会うという、悲しみ極まるような任務だった。
安置所には私たちのほか、行政職員、医師、保健師、そして全国から派遣された看護師たちが常時、詰めていた。
ご遺体と対面される遺族の中には悲観のあまり、卒倒したり気分が悪くなったりする人などもおられたから
それら医擦従事者の存在が欠かせなくなっており、安置所と避難所の衛生面とともに、献身的で誠実な態度で勤務されていた。
その日、認知症のお婆さんが孫の名前を呼びながら迷い込んで来たとき、そばでしっかりとお婆さんの手を握る看護師さんがいた。
受付にいた私の話を聞くと、安置所の外にある公園の砂場を、お婆さんが掘り返しながら「孫はここに埋まってる!助けて!助けて!」と叫んでいたらい。
それを見た看護師さんは、お婆さんに寄り添いながら「それなら私も一緒に捜すからね」と、ニ人で砂場を掘っていたそうだ。
童女のような表情のお婆さんに、その看護師さんは諭すように言った。
「ほら。ここで皆さん安らかに眠ってるから。大丈夫よ、お婆ちゃん」
すると、安置所一杯に並んだひつぎに向かつて、お婆さんは静かに合掌した。
砂場は前日からの雨で相当ぬかるんでいた。
看護師さんの白衣は泥だらけだったが、悲嘆に暮れる遺族に分け隔てすることなく、精神的なケアを真心こめて行う姿は、私にはこのうえなく美しい、姿に映った。
間もなく娘さんがお婆さんを引き取りに来られたが、事の顛末を聞かされて、涙ながらに感謝しておられた。
泥だらけの白衣。その尊さを私は忘れない。

死者17人、行方不明6人を出した岩手・宮城内陸地震は14日、発生から8年を迎えた。最大被災地の宮城県栗原市では発生時刻の午前8時43分、市民や遺族らが追悼のサイレンに合わせて市内各地で黙とうした。
 佐藤勇市長は午前、被害が大きかった花山地区と栗駒耕英地区を訪れた。このうち、花山農山村交流センター前では、遺族らとともに市内の犠牲者19人の名前が刻まれた慰霊碑に献花し、冥福を祈った。
 土石流が直撃して7人が犠牲になった栗駒耕英地区の駒の湯温泉では、発生時刻に合わせて遺族や地元住民ら約30人が慰霊碑に手を合わせた。
 母と兄を亡くした駒の湯温泉経営菅原昭夫さん(60)は「悩んだり、悔やんだりした8年だった」と振り返りながら、「多くの人たちの支援に感謝している。これからも精いっぱい頑張りたい」と思いを新たにした。
転載元 河北新報


岩手・宮城内陸地震は14日で発生から丸8年を迎えた。マグニチュード(M)7.2の地震が発生、激震に見舞われた宮城県栗原市の栗駒山麓では大規模な地滑りや土石流が相次ぎ、緑まぶしい初夏の風景を一変させた。23人が犠牲になった大規模災害だったが、東日本大震災の発生などにより、内陸地震の記憶は地元でさえ薄れつつある。内陸地震をいかにして後世に伝えるか。市は地滑りによる大規模崩落地を中核的地形と位置付け、栗駒山麓ジオパークとして防災教育に活用するなど伝承活動に取り組んでいる。

【国内最大級の地滑り】爪痕見学 防災教育に

◎見学ポイント高所に移動検討/災害現場より俯瞰的に

 むき出しになった茶色の山肌、寸断されてアスファルトの断面をさらす市道、引きちぎられ垂れ下がる白いガードレール。内陸地震で国内最大級の地滑りが発生した荒砥沢崩落地=?=は足をすくませる迫力で山地災害のすさまじさを物語った。

 こんな大規模災害現場は植生の回復や治山工事により、発災当時の荒々しさが薄れつつある。

 地滑りの衝撃で全体的に斜めに傾いていた崩落地内の林は、年月の経過とともに真っすぐになった。「冠頭部」と呼ばれる崩落地を一望する見学ポイントの崖(高さ最大150メートル)には草木が生い茂り、視界を遮り始めた。

 「これまでと同じ手法では、内陸地震の災害規模を後世に伝えられない」と市ジオパーク推進室の担当者は危機感を強める。

 東北森林管理局が昨年2月、「崩落地内は一定の管理下で部分的に入山可能」との見解を示したことを受け、市は地滑りした山塊(移動体)内部への立ち入りなどに向けて関係機関や有識者らによる話し合いを近く始める。安全性を確保した上で、新たな視点で内陸地震を伝える方針だ。

 市は見学ポイントを現地点より20メートルほど高い場所に移動させたい考え。荒砥沢崩落地と荒砥沢ダムをより俯瞰(ふかん)的にとらえられるようにする。移動体内にも入り、残されている道路やガードレールを見学できるよう手段を講じる方針だ。

担当者は「東日本大震災や御嶽山の噴火など大きな自然災害が次々に発生したことで、内陸地震の記憶は薄れている。時代を超えて人々に伝えられる手段を構築したい」と口元を引き締める。

<荒砥沢崩落地>栗原市栗駒に位置する。幅900メートル、斜面長1300メートル、面積98ヘクタールに及ぶ地滑りによる土砂量は6700万立方メートル(東京ドーム54杯分)。主に火山灰が堆積したシルト層を「滑り面」に地滑りが起きた。滑り面の傾斜は1〜2度と非常に緩かった。崩落した土砂のうち約150万立方メートルが荒砥沢ダムに流れ込み、貯水容量を減少させたため、新たに同市築館に調整池が造られた。

<栗駒山麓ジオパーク>地形や地質を生かした自然公園で、範囲は栗原市全域の約800平方キロ。山岳部の栗駒山(1626メートル)から、平野部に位置するラムサール条約登録湿地の伊豆沼・内沼までをカバーする。昨年9月、専門家らでつくる日本ジオパーク委員会の認定を受けた。

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