要談 「防災・減災」
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インタビューを受ける熊本の方々が、地震を説明する時に共通して仰るのが
下からドンと突き上げられた 上下に揺れた ということです。
大きな地震が発生した時、よく聞く言葉で
阪神・淡路大震災の時も、地鳴りの直後、一度突き上げられた感じがしました。
この力というのは、建築の設計時にあまり考慮されないです。
横揺れ(水平地震力)に対して考慮し、耐震・免震の実験でも横揺れを発生させるのを見ても
縦揺れの実験を見たことがありません。
21年前、神戸市役所の途中階が崩壊したのをはじめ、ビルの途中階が崩壊したことは
建物の柱に、とても大きな圧縮力が働いたと思われますが
以来、耐震補強の精度、方法もかなり充実してきています。
それは阪神・淡路大震災の教訓からでした。
しかし、熊本での倒壊家屋の映像を見る限り、何の手も入っておらず
危険な家屋を放置してきたことは、自然災害とだけで済まされないきがします。
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L字型などのマンションでは
コンクリートの熱膨張や収縮、また地震によって
建物が壊れるのを防ぐために
渡り廊下などは、壊れてもよい構造です。
それが欠陥であると、すべてを結びつけるのは違和感です。
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2009年4月6日に、イタリア中部のラクイラでM7に近い地震が発生し
300人以上の方が亡くなられた。
イタリア在住の方から、知人の女性が亡くなったことを伝えられていました。
前年に、岩手宮城内陸地震、翌年にはハイチ、チリで大地震が発生し
チリ地震の折には三陸の海は津波の被害を受けました。
今月はネパール大震災から1年になりますし、2年前には韓国のセウォウル号の大惨事が発生した月でもあります。
また3年前には、阪神・淡路大震災の余震とみられる震度6の地震が淡路島を震源に、近畿で大きな地震が発生しました。
色々とあった月だったんだ。
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地震などの災害や、事故などで、柱や壁、家具などの倒壊で、身体が長時間挟まれたり、圧迫を受けつづけ、その後に救出されても、容体が急変し、助からないことがあります。
数時間、身体の一部が強い圧迫を受けつづけ、その部分が壊死し、急に圧迫していたものを取り除くと、有害な物質が身体全体にいきわたり、心肺停止などにいたる
「クラッシュシンドローム・挫滅(ざめつ)症候群」
阪神・淡路大震災の後に、このことが言われていましたが、その後、あまり一般的に広く言われておらず、個人的にも忘れていた時期がありました。
災害や事件事故が多発する昨今、知っておきたいことの一つです。
そうした状況に遭遇した場合、すぐに身体を圧迫しているものを取り除かずに、適切な医療措置などをしてから救出する必要があります。
6日、台湾南部で発生したM6.4の地震によって、マンションが倒壊し、現在も救出活動が続けられていますが、あのような状況下で起きやすいことだと思います。
この4月から、日本で初めて全災害対応の総合救助訓練施設が、大阪府堺市の警察学校内で運用されます。http://blogs.yahoo.co.jp/sakuratribune/39816767.html
そこでも、救助に立ちはだかる問題としてクラッシュシンドロームへの対処の訓練が、長い研究をもとに実施されるようです。
地震災害の他、土砂災害、水害などでも、クラッシュシンドロームのことが、ニュースの記事にあがることがありました。
ぜひとも、知っておきたいことの一つです。
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