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5年前の3月、ニュースから東北、関東の太平洋沿岸部の市町村の名前が
次々に目に、耳に飛び込んできました。
それらの土地勘がまったく無いまま、4月に岩手県陸前高田市に向かいました。
それまで、陸前高田の地名を知りませんでしたが、高田病院屋上からのSOSのサインや、市街地がすべて津波の被害に、そして孤立状態に
そうした報道で最初に覚えた岩手の被災地に地名になりました。
同じ気持ちの方が全国から参集しており、陸前高田のボラセンはパンク状態。
大船渡や大槌、釜石に行ってほしいという声があり、そこからさらに大槌町に向かいました。
それから5年以上が経過。
私の暮らす大阪では、東北に親近感のある人は少なく
地名や位置など、なかなか認識されていないのが現実です。
そうした中で、東北、「被災地」についてお話をする時に
例えば陸前高田市を言う時に、「津波でも残った、一本松のあるところ」と言うと
よほどでないかぎり、「ああ」と反応します。
実際にどの辺りと分からなくても、よくニュースで出てくるあの松のあるところね、と。
一本松の保存は当時、色々言われましたが
賛否は別として、我々のような大阪で、東北をいう時に
そういう「標し」というか、そういうものがあるのは
結果的に効果があるのかもしれないです。
これから初めて東北に行こうとしている人と話しをしてても
一本松のあるところに行ってみようか
となります。
そういうものがなくとも、関心をもって調べれば、それぞれの魅力を引き出すことはできますが
遠い地から目を向けようとする時の、とっかかり、としては、良い効果があるように思います。
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要談「陸前高田市」
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大槌町では400人以上の方、陸前高田市でも200人以上の方が
今も行方不明。
そこに、10mを超える盛り土がなされていく、こういう光景には、さすが胸が痛みます。
3年前に伺った高田のある仮設住宅に暮らす女性とのお話しの中で
息子さんが今も行方不明と、そしてあの日の午後、市役所にいる、市民会館に避難するというメールが来たのが最後と。
「靴の片方でもみつかればね・・・探しに行ったけど、どんどんガレキが片づけられていってね
これじゃあ、見つからないわと思って、今はあそこ(旧市街地)に行くのがつらいからね・・・」
女性は淡々と、ちょっと笑みを浮かべるような感じで話されていたのが印象に残ってます。
2012年、市民会館をはじめ、ほとんどの建物が解体されると決まったので
一人でボランティア無しで陸前高田にいきました。
それから、解体、整備、そしてあの巨大ベルトコンベア 盛土
1日も早い復興を の陰で不明者の方々のことは、なおざりでよいのか
そういう次元ではなく
ただ見るのがつらく、心が痛む。 旧市街地
陸前高田市 身元が不明の方々の墓碑
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ここにも、ようやく来れました。
陸前高田市米崎のお寺の敷地にある、身元が不明の方々の共同墓地。
3年前に整備され、14名の御遺骨が埋葬され、今も12名の方が不明のままだと。
その墓碑には、最初に安置されていた場所と、検視の際につけられた番号が
矢作中 NO.・・・ などと刻まれていました。
また、中には「部分」と記された墓碑も。
この共同墓地は、一つの碑にまとめられるのではなく
お一人、お一人、丁寧に埋葬されているということも、重要なことだと感じます。
個人的に、縁やゆかりがあるということではないですが
お名前も顔も知らない方ではありますが、忘れていませんよ、と手をあわせたくて訪ねました。
大挙して、名所的になるのは不本意ですが、「風化させてはいけない」に、ここに埋葬されている方々のことも入っていることを確認する意味で、撮影して投稿させていただきました。
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NHKオンライン
佐々木さんは、あの日、地震発生後から高田町で撮影を始めました。
携帯を使って中継をするも、できなくなり
津波だ、の声に市役所の屋上へ駆け上がりました。
そこでも、一瞬で襲来する巨大津波を撮影。
その夜、寒さに震えながら過ごした市役所の屋上から、気仙沼の火災が見えたと。
その時は、なぜ気仙沼の空が明るいのか分からなかったそうです。
そして、佐々木さんは、自身が撮影した写真に写る高田の方々の姿を
亡くなった方々の最期の姿をご遺族に手渡す活動をされました。
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先月に当ブログでも、署名活動をシェアさせていただきましたが
15人分の署名をお送りしました。
なにかの手がかかり一つでも見つかれば。
出典 河北新報オンラインニュース様
陸前高田広田湾、来月10日捜索 13年8月以来釜石海上保安部は19日、東日本大震災の行方不明者家族の要望を受け、3月10日に岩手県陸前高田市の広田湾で潜水捜索を行うと発表した。 |


