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大阪難波を出発し、北陸・新潟経由で関越道から福島、南相馬に入りました。 一見良いことにも思えますが、逆にそれだけボランティアが来てないことではないかと感じました。
ボランティアセンターでミーティングや準備の後、活動場所のお宅へ車で10分ほど。 一気に津波の被害が目に入りました。 どこも雑草が生い茂って、もともと田畑だったのか、家屋の跡なのか分かりません。 被災地と言われなければ、もとからある草原なのかと思うほど。 しかし 津波に流された自動車やトラクターが、グシャグシャになって、 草の間に点在していたことで、津波の被害があった場所と認識し、
段々と壊れたままの家屋や、流されたままの電柱や、防波堤の残骸、建物の基礎が目に入って来て、 大変なことが起っていた、そして時間が止まっていたことを実感しました。
またバスが何度か徐行して、道路の真ん中を迂回するように通ったりがありました。 それは道路の復旧もこれからという事を示しています。 活動をさせていただくお宅は、バスがUターンできない高台にありました。 バスを降りてその場所まで歩くにつれて、津波の被害を受けた家々が目に入ってきます。 ボランティアに参加した半数以上の方は、初めて東北の被災地を訪れた方々で、
一様に衝撃を受けています。
とたえ初めてで無くとも、その状況に言葉もありません。 活動場所に近付いた時、きれいな新築の家が目に入りました。 ある人が、「この場所に住むと腹を決めて、この間に新築したのでしょうね」と語ってましたが それはまったく違い、2011年の3月20日に入居予定で建てられた 真新しいお宅だということが分かりました。
一度もそこで家族が寝起きしたり、笑ったり、喧嘩することもなく、1年半そのままの状態だったのです。 |
要談「南相馬市」
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災害が起って、1年以上も経ってから、
今回の活動場所は、事故を起こした、東京電力の原発より
10〜20km圏内の、南相馬市・警戒区域だった地区です。 4月16日にそれが解除になり、ようやく大地震と大津波によって被害を受けた 家屋などの瓦礫の撤去に着手できるようになりました。
今、もっともボランティアが必要な地域の一つかもしれません。
多くのボランティアを受け入れるには
参加者が滞在できる宿泊施設の充実も必要ですが、まだこれからです。 またボランティアセンターには、全国から届けられた、作業に必要な道具などがありますが、
一度に数百人が来たらとても足りない数です。
今回参加させていただいた活動は、行き帰りは車中泊、活動中は無料宿泊施設だったのですが、 その施設は、今年の6月22日に旧小学校の敷地にテント生活から始めて、
色んな建材を持ち合わせて、現在も増築中の手作りの宿泊施設でした。
トイレも少なく、流す水は雨水を集めてバケツで流します。 水は大変貴重なものでした。そして電気もコンプレッサー。 寝る場所も大部屋で、避難所の生活に近いものです。 (ボラセンによると1920名のニーズに対して、今月述べ1069名の参加。
被災者の方々からのニーズは来月も1920名必要とのこと) 南相馬市原町区 無料宿泊施設
南相馬市 小高区の活動場所近くから
活動場所への道中 南相馬市小高区 |
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写真中央のきれいな家は、昨年の3月に完成し、入居10日前に大震災が発生し
それから住まわれることがないまま、1年半が過ぎたと伺いました。
南相馬市小高区
40日ぶりの東北、はじめて南相馬市に来ました。 5月まで警戒区域だった所です。災害ボランティアで来ていますが、昨年の3月11日からなにも手が着けられていません。 そこに雑草が生い茂って、ガレキ撤去もまず草刈りからです、南相馬はこれから復旧作業です。 ボランティアも足りていないようです。 |
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福島県の南相馬市といえば、あの馬追で超有名。
先月、2年ぶりに、本格的な規模で開催されました。
しかし、一部の地域はこの5月18日まで、警戒区域として立ち入りができませんでしたが、そが解除され
東日本大震災発災以来、やっと土かきや、ガレキの撤去など
宮城、岩手の被災地が、昨年の春、夏に行ってきた作業に着手できます。
1年半手つかずでした。
しかし、1年半手つかずの放置状態だったので、雑草が生い茂って
ガレキなどの撤去をする前に、その雑草を取り除き、そして復旧作業という状態。
復旧のための復旧が今の現地のニーズ。
南相馬市の社会協議会ボランティアセンターも、これからフル回転です。
「同機は不純でもいい、被災地に来てください、石を一つどけるだけでも、復興への一歩に繋がります」と語ります。
宮城、岩手もまだまだ大変な状態ですが、福島沿岸部は、さらに遅れています。
ボランティアも始まっていますが、ボラセンによると、なかなか人が来ないとのこと。
ちなみに空間線量は、大阪の梅田駅界隈と大きな差がない
毎時0.14マイクロSv(8月中旬)
今も最も支援が必要な地域の一つかもしれません。
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