エクセルシア Season 12

大震災 原発災害 東北を忘れない

要談「福島県 全般」

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知事選挙候補者だよね?
伊豆大島は捨てるつもりでしょう。

原発立地地区を人が住めない土地にしたのは
安全神話を振りまいて原発拡大政策を進めてきた、日本政府。
平日の朝、NHKで5分放送されている「証言記録 あの日わたしは」
2年あまり録画しながら拝見してますが、その中で私が印象に残っていたいくつかのお話しの中の一つを、ある他の番組に出演していた人も、印象に残っている話しとして紹介されていて、もう一度録画を見直しました。
涙が止まりませんでした。
そこで、風化を少しでも食い止めたい気持ちや、大震災や福島で被害に遭われた方々に畏敬の心を持っていきたいことから、番組の構成に沿って、つつしんで書かせていただきます。

※ ※ ※ ※ ※

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福島県相馬市尾浜地区で民宿を営んでいた、五十嵐ひで子さん

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五十嵐さんは、夫と同居していた叔父の3人で津波に襲われました。

五十嵐さん:
『津波を甘く見すぎてたわ、私たちは、それでこんなん なったから・・・
もし、そういうところがあれば、本当に逃げてほしい。
65年生きてて、一番つらいときだったな』

▼地震直後、五十嵐さんは周辺の片付けを始めましたが、津波への危機感はありませんでした。

五十嵐さん:
『ただ、地震だっていうだけ、津波なんて頭にないんだもん
いつも相馬港では、すごい地震の時でも50cmくらいの津波しかあがってないので、だから逃げるという感覚がまったくなかった。
その間に今度は消防の人たちが、「大きな津波が宮城県の方に来てるから、みんな逃げろ!」ってことになったの。
それで、「はいよ〜」なんて返事して、それでも津波が来るなんて思わなかったの』
しかし長引く余震に家が崩れることをおそれた五十嵐さんは、夫と叔父の3人で避難を始めます。

▼ところが地震からおよそ40分後には、津波はすぐそこまで迫ってました。
3人は家を出た直後、津波に襲われます。

五十嵐さん:
『家を出て少し歩いたら)ひょっと後ろを見たら背中に波が来てたんです。
「波きたよ」って言ったら「おっ」てお父さんも驚いちゃって、それで、いやっ!と思ってる間に、3人で顔を見てる間に、うわーっと・・何メートルくらいだろ、3〜4メートルくらい上げられちゃったの、一気に。
そしたら、お父さんの声で「つかまれー」って聞こえた。
大きな松の木があったから、そこにつかまった、叔父さんと一緒に。同じ木に3人でつかまってた。 』

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▼そこに、さらに大きな波が襲いかかり夫の利雄さんの姿が見えなくなります。

五十嵐さん:
『 「ひで子ー!」 「ひで子ー!」
って3回くらい呼ぶの。
それで(私が)「お父さん」って。

(笑いつつ)その時 頭の中では、
「えええ?うちのお父さん、私の名前知ってたんだ、なんて思って。
いつも、「おおっ」としか呼ばなかったんで、結婚40年近いんだけど
(また笑いつつ)「おい」だの「おう」だのの世界だったから
あら、(名前)知ってたんだ と思って。
(こんな状況なのに)そういうふうに浮かぶんだな頭に。

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(さらに大声で)「お父さん」って言ったんだけどね、返事返ってこないんだよね。』

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▼津波の勢いは止まらず、3人は流されます。五十嵐さんは、400メートルほど流されたあと、消防団に救出されました。

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叔父の哲弥さん(84歳)と夫の利雄さん(67歳)は亡くなりました。
利雄さんのご遺体は21日後に見つかりました。

五十嵐さん:
『(涙を流しながら)これからだったのにね、旅行なんかしたりするって言ってたのに。
やっぱり私、心が痛んで・・・

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早く逃げようって言えばよかったって言うのが、いちばん辛いです。それさえ言えてたらと思うと・・・
だから、自分で「逃げよう」と言えない自分が悔しいんです。言えなかった自分が。』

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今日の報告会の後半は、この番組の視聴です。
 
『東京オリンピックに日本中が湧くなか、福島県には今日という日を懸命に生きる人々がいる』
 
「これから。」2013ふくしま http://www.tv-osaka.co.jp/sp/korekara/
TXNテレビ東京(大阪はテレビ大阪・地上デジタル7ch)
16時〜放送
(福島中央テレビは11月3日12時45分〜)
 
私が出会って来た福島に暮らす方、ご出身の方の中には原発事故と向き合えない人もいます、
大阪のある避難者さんは、「その気持ちがとても分かります」と。
えらそうに言える立場の人間ではないですが、そこに暮らす200万通りの気持ちがあります。
汚染水流出も大変な状況が続いていますが、そこに暮らす人がいる限り、心を寄せる努力から始めるというのが私のスタンス。
避難する権利も、残る権利も、どちらも生きる権利。
生命・生活・生存を脅かす法律は施策には断固反対。
 
福島県 浪江町の今を 40枚の写真で紹介されています。
ジ・アトランティックは150年の歴史を持ち、デジタル版は1000万人が購読されているとのこと。
 
大地震 大津波 原発事故 情報隠匿 差別 
破壊されたのは 原発・町だけでなく 生命と生活と生存の権利
 

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