ココロに届く1杯のメッセージを…

きのうよりも今日、今日より明日と積み重ねる毎日

†trip†

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ちょうどさくらが北海道についた日は、
まだ大通り公園の雪祭りが開催されている最中でした。

そんなこんなで最終日の11日に、
のんびり、大通り公園をフラつく事に―。

雪祭りを見るのは、かれこれ10数年振り。

小学校低学年の時、親父が単身赴任で
北海道にいたので、来た事があったのですが、
良い歳になってからは初だったのでなんだかワクワク(*^ー^)ノ

…ですが、
昔のイメージとは違い、意外と雪像が少なく感じましたが、
逆に屋台がたくさん並んでいて、食べるモノには困らないカンジでした。

そんな中で見つけたのが…

『帆立の炭火焼き』

塩・胡椒以外のバターなどの調味料は
一切使用していないのに、
潮の味わいと言いますか、磯の香りがクチの中いっぱいに広がって、
これがなんともいえないんです。

眼の前で焼いてくれて、
帆立がジュージューと音を立てている様は、
北海道ならでは…といった景色。

たしかに東京でも、夏祭りの屋台で眼にする光景ですが、
雪のちらつく中で嗅覚・視覚・聴覚・味覚を刺激されるのは、
ひと味もふた味も違い、言葉になりませんでした。

屋台では、このほかにもホット・ワインや甘酒、
綿あめなんかも売っていて、ほんと「お祭り」でした。

さくらは暑いのは苦手ですが、寒いのは大好きなので、
こうして、雪の中をのんびり散歩できるのが嬉しくてうれしくて―。

歩きながら、自分の事、仕事の事、恋人の事―
いろいろ考えました。

今の職場は、さくらが望んだ場所でないにしろ、
本来なら、一生懸命がんばらなきゃいけないのですが…
どうしても、ココロがいうことを聞いてくれなくて…

アタマとココロって、似ているけれども、
でも、やっぱり違うトコにあるんだろうな。

いろいろな職場ででも、仕事をこなせるようになれば、
サービスマンとして磨きをかける事に繋がるのは分かります。
でも、細分化された職場にいて、バーテンダーという職人を目指すのは、
それは不可能に近い事。

むしろ、今の僕の様に、フレンチにいながら、
休憩時間、カクテルの雑誌などを読んでいる人間は、
自分にもマイナスだし、職場にとっても…。

そう分かりながら、それでもそれを辞める事が出来ない
自分の中で譲れないモノになっている「カクテル」。

そんな事を考えながら、歩いて、悩んで、
でも、2010年度いっぱいで今の会社を去るという方向で
自分の意志が固まりつつある感じがしました。

まるで、降り積もった雪が、ヒトに踏まれて、地面の上で固められるかのように―。

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しばらく山崎氏との会話を楽しんだ後、
カウンターのお客様と小説の話や歴史の話でひとしきり盛り上がると、
山崎氏が紙とはさみを持って戻っていらして、

『どうぞ、横を向いて下さい』

と。

嬉しい事に、BARやまざきの名物になっている、
お客様の横顔の切り絵を作って戴けました。

山崎氏はもともと画家を夢見てたそうで、
鮮やかなハサミさばきでみるみるうちに、
1枚の紙がさくらの横顔に―。

一緒に連れて行った恋人も作ってもらい、
素敵な思い出になりました。

後日、東京に帰って、家族に一通り思い出話をすると、
「記念だから」と言って、額縁をプレゼントしてくれました。

「いつかさくらが自分の店を持った時、店の壁に飾るように…」

そんな家族の優しさが嬉しかったです。
山崎氏が書かれた『BAR やまざき』
という著書に
山崎氏直筆のサインをして戴いて、店を後にしました。

東京に帰ってから、母がその著書を読んでいて、
「やっぱりなにか縁があったのね。」
と、話すので、理由を訊ねると、
著書の中で、さくらは見落としていたのですが、
山崎氏は若い時、悉皆という職業についていた時期があるようで―。

「悉皆(しっかい)」とは、
呉服店には欠かせないモノで、
古くは、反物を運ぶ小僧さん達の仕事などをさしました。

東京で悉皆をしていたという事は、
間違いなく、さくらの祖父と一緒に働いていた時期があるはず。

さくらの祖父は生きていれば、今年102歳。
山崎氏のちょうど一回り上くらいですから、
祖父は小僧さんの頃から、呉服店に奉公していたので、
時代的にも、ぴったりなんですよね。

びっくりでしたが、

『なんだか古くからの友人に久し振りに逢えたようです』

と言って下さった山崎氏の言葉が、改めて胸の中で響きます。
そのページを読みながら、眼に熱いモノが込み上げてきました。

祖父に顔立ちが似ていると言われているだけに、
嬉しいのと同時に、祖父を近くに感じて、
お仏壇に線香をあげながら、久し振りに爺ちゃんに話し掛けました。

『爺ちゃん、懐かしい友達に逢えて良かったね』

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さて、約2年振りにお邪魔させて戴いたワイン・ギャラリー。
でも、営業課長の渡辺さんが覚えて下さってて、扉を開けた瞬間から、
『久し振りだね!!!大学、卒業したの?』
なんて、声を掛けて戴いて、
気が付けば、なんだかんだ話し込んでしまい、
時間が経つのを忘れてしまいました。

さくらの舌がたしかかはわかりませんが、
2002年と2004年のトロリンガーのロゼ、
2007年のツヴァイゲルト・レーベ
は、かなり良い出来だと思います。

渡辺氏と話していて、やはり気になるのは2009年の出来。

昨年は収穫時期に雨が降ったり、花振いが起こったりで、
非常に難しい年だったようです。実も小振りなモノが多かったとか。

でも、ワインにしてみないとわからないのが面白いトコロ。

ワインにしたら、力強さはないけど、程良い酸味と果実味があったり、
ご家庭の食卓を彩るにはもってこいのワインになったりー。

多くのワインを作っている会社が「企業化」しているのに対して、
北海道ワインは「葡萄農家・ワイン農家」である事を忘れない姿勢を
貫いていらっしゃるのは、ほんと凄い事。

「美味しいワインが出来たんだょ。ちょっと飲んで?」

そう話ながら、ワインを抜栓していく渡辺氏の笑顔は
少しでも多くの消費者にワインを飲んで欲しい、
ワインを届けたいという気持ちが現れているように映りました。

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少しうとうとしていたら、気付くと『小樽』。
急いで飛び降り、タクシーを捕まえて、向かうは北海道ワイン・ギャラリー。

朝里川温泉の近くの山奥に近いトコロに、
目的地はあります。

わざわざ観光で…という方はそういない場所なのですが、
さくらは3年前から、北海道に来る度に脚を運んでいます。

しばらくソムリエらしい事もしていないので、
このブログに遊びにいらっしゃる方も、ご存知ないかもしれませんが、
実はさくら、大学時代にソムリエの資格を取得しておりまして…
雑誌に載った事もありました。
…なぜかメンズ・ファッション雑誌でしたが(笑)

そんな時から、さくらの中では、
日本のワインで1番美味しいと感じたワインは
山梨でも、長野でもなく、北海道のワインでした。

ドイツ系品種の葡萄で作られる北海道のワイン。
甘さと程良い酸味は和食…
刺身や天麩羅と素晴らしいマリアージュを奏でてくれます。

2年振りの今回も、試飲させて戴こうと思い、ちょっと寄り道。

毎回、20種類近く試飲させて戴くので申し訳ないのですが、
それもまた旅行の楽しみ。

今日はどんな出逢いがあるのやらo(^-^)o

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余市のウイスキー工場の中には、
さくらが先程、「余市1988」を試飲した、
ウイスキー倶楽部という有料試飲BARがあります。

常備50種類ものウイスキーが試飲出来るカウンターはさながら街場のBAR。
政孝とリタの恋物語に憧れを抱きながら試飲するのも、
これもまた旅の楽しみ。

ちょうど横浜からいらしたという、白髪の男性とカウンターで並び、
北海道の旅行談義を―。

「限りなくダブルに近いシングルを…」
と、カウンター内にいる販売員さんにねだる面白い男性。

しばらく彼と共に工場を回ると、いつしか、ひとりで回るハズが数人の団体に。

「この兄ちゃん、酒にめっぽう詳しいんだょ」
なんて言われながら、ほろ酔いの観光客とさくらツアーを。

『いちおバーテンダーなので…f(^_^;)』
と、話すと、これまた盛り上がり、
「帰ったら一緒に飲もう」
なんていわれる始末。

こんな出逢いもアリですね。

―さて、2両編成の列車が余市駅のホームに入って来ました。
12分ほどの遅れはありますが、
一路、小樽…北海道ワイン・ギャラリーへ向かうとしましょう。

列車の中で、政孝とリタをイメージしたカクテルでも考えながら―。

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