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昨年12月に、学園の図書便り「致良知」にのせていただいた「桜沢正顕おすすめの本」の内容を今日は紹介します!
ちなみに、上の顔は、その際美術部の生徒が記事に載せてくれた私の似顔絵です!
今から20年ほど前、東京大学の五月祭において、大川先生が学生向けに「黎明の時代」という講演をされました。そこで先生は、教養人のなかに入る第一歩として、まともな書物を最低限千冊読むということをあげられました。当時大学生だった自分は、今から毎週1冊本を読めば、40歳になる頃には教養人の仲間入りが出来ると決意しました。あれから20年、いつの間にか遠い未来だと思っていた40歳になっていました・・・。
今日は、この20年間で読んだ本の中から、おすすめの本をジャンル別に紹介してみたいと思います。
【世界史】
私は世界史の教員ですが(って皆知ってるよね)、この半年で、高1はオリエント・ギリシア・
ローマなどを学んできました。そしてこれから3学期にかけて中国史を勉強します。そこで、
・オリエント…『太陽の王ラムセス』クリスチャン・ジャック著(青山出版社)
・ギリシア……『アレクサンドロス大戦記』ヴァレリオ・マッシモ・マンフレディ著(徳間書店)
・ローマ………『ローマ人の物語』塩野七生著(新潮社) 『クオ・ワディス』シェンキェーヴィチ(岩波)
・中国…………『項羽と劉邦』司馬遼太郎(新潮社) 『蒼穹の昴』浅田次郎著(講談社)
このあたりは超おすすめです。共通点は、やはり若き野心的英雄が主人公であり、立身出世を果たしていくサクセスストーリーといったところですね。そういうの大好きです。読みながら、なりきってます(笑)。
【国際・世界の中の日本】
日本人であることに誇りを持ち、そのうえで国際人として世界で活躍する。そんな人におすすめです。
・『「タンポポの国」の中の私』フローラン・ダバディー著(祥伝社)
ちなみにこの著者、2002年サッカーW杯日本代表のトルシエ監督の通訳
の人(見たことあるでしょ!) 7カ国語ぐらいしゃべれる超国際人です。
・『戦後教科書から消された人々』濤川栄太著(ごま書房)
・『世界の果ての28000人の日本人』テレビ東京(角川)
【経営・リーダー論】
何のために世界のリーダーを目指すのか、あらためて考えるきっかけを与えてくれるリーダー論。
・『日本でいちばん大切にしたい会社』坂本光司著(あさ出版)
・『人の上に立つ人になれ』渡部昇一(三笠書房)
【霊界・ファンタジー】
・『夢から醒めた夢』赤川次郎著(角川)
著者を見て、単なるミステリーだと思ったでしょ。でも、この本は違うんですよ。
主人公の女の子が、1日だけ自分と入れ替わってくれと幽霊から頼まれてあの世へ
行き、そこで初めて知る本当の愛や友情、光。
実はこの本を原作に作られた劇団四季の同名のミュージカルが最高で、超おすすめ
なんです。泣けるんですよ、本当に!
【番外編】
・『メディア・スターは最後に笑う』水原秀策著(宝島社)
ミステリーつながりで最後に一冊。この著者知ってる人いるかな?第3回「この
ミステリーがすごい!」大賞を受賞して、2005年に『サウスポー・キラー』で
作家デビューした人なんだけど、実は私の兄の親友なんです。兄に言わせると、
ほとんど二人で一緒に書いたので自分が受賞したのと同じだ!とのこと。
若き天才ピアニストが、インパクト優先の記事作りに夢中になりハイエナのよう
に群がるマスコミと対決するストーリーで、少なからず現代のマスコミに怒りを
覚えている我々を、痛快な気分にしてくれる一冊です!
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