アラカンのオーボエ

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昨日、桜吹雪が舞うアークヒルズのサントリーホールに東京都交響楽団第786回定期演奏会を聴いて来た。4月の定期演奏会は今季から都響の音楽監督に就任した大野和士さんの就任記念公演ということだ。

それで、この記念公演の定期演奏会のプログラムに選んだ曲が、786回定期演奏会はシュニトケとベートーベンの交響曲第五番、787回定期演奏会はマーラーの七番というもの。

シュニトケは25年前に都響が井上道義さんの指揮で日本初演しているという。ベートーベンは言わずと知れた超ポピュラー曲、マーラーは都響が多くの巨匠と何度も名演を行ってきた、都響を代表するレパートリーの1つ。
なんか、大野さんの並々ならぬ意欲を感じます。

で、昨夜のシュニトケとベートーベンですが、まず、シュニトケは緊張感の高い音楽の中にさまざまな要素が盛り込まれ、協和音と不協和音が交錯したり耳慣れた古典的な音楽の断章が聞こえたりと、複雑な内容の音楽だった。4楽章の冒頭を聞いたとき、ふとアウシュビッツ収容所のドキュメンタリーの映像が頭をよぎった。その悲しみの音楽が徐々に祈りの音楽に変わり天上世界を歌うような清らかな音楽として昇天するかと思いきや、また一気に地獄を思わせるような音楽となって全曲が終わった。なんとも言えない重苦しいどっと疲れたような気持ちで全曲を聴き終えた。

続いてベートーベンだが、これはオーソドックスな奇をてらう様なことは一切しない演奏だと思った。指揮者と楽団員が「この曲はこう演奏するんだ」という同じ確信をもって演奏している感じだった。一点の傷も疑問も無い説得力あふれる演奏で、その音楽の前にひれ伏すしかないような、そんな演奏だった。

ちなみに、ベートーベンの5番は、今私がオケで練習している曲なのだが、参考に出来るかなと思って臨んだのだが全く参考にならなかった。レベルがあまりにも違いすぎて、同じ曲だとは思えない、そんな感じだったし、演奏に支配されてしまって、参考にする余裕なんてなかった(笑)

8日に文化会館で演奏されるマーラーの七番もチケットを取ったので、これも凄く楽しみだ。

閉じる コメント(4)

レベルが違うと分かるのは、きちんと分析できているからなんです。違いが分かるのも実力だと言いますから^^盗めるところは盗めるはずですよ。さくりたさんの演奏もいつか聞きたいのですが、半年以内にお声かけください(笑)

2015/4/5(日) 午前 0:37 天谷 甘

演奏会、楽しんでおられますね。
さすがに東京。羨ましいです。
私は生きている間にマーラーの
六番の生演奏を聴くのが夢ですか、
田舎暮しで難しそうです(笑)

参加されているオケの演奏会もあるのですね。
頑張ってくださいね。

2015/4/5(日) 午後 7:14 [ 咲三 ]

> 天谷 甘さん、確かにものすごいお手本を聴くことができたのだと思います。少しでも気の付いたことができるように頑張ります。

2015/4/6(月) 午後 0:32 [ sakurita1956 ]

> 咲三さん、マーラーの6番ですか、私も生では聞いたことがないです。結構、取り上げられていますけどね。終楽章にハンマーを打ち下ろすところがあって、そのことだけは知ってます。

2015/4/6(月) 午後 0:33 [ sakurita1956 ]


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