執筆の空想調和エンジニア てり

講談社 『第11回 BOX-AiR 新人賞』 を45歳で受賞のおっさんワナビ。カブのシフトダウンは爪先派。

10月13日

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9月24日

昨日と今日は都内某ビルの厨房で、排気ダクトとフードの清掃作業だった。
フードのビフォーアフターは、こんな感じ。
もちろん内側だってピッカピカ。

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ダクトは、かろうじて体を回転させられるくらいの細さだった。
天井内の小さな開口部から一番奥まで這ってゆき、上下左右に強い薬品をスプレーしながら、
スポンジで地道に磨きつつ、ズリズリ後退してゆく。
当然、全身が油まみれ。
完全に自分との闘いだ(笑)。

排気ファンも強烈に汚れていたが、この洗浄作業が一番ラクだった。

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9月7日

<オタクあるある>

来るはずの宅急便が来なくて元気が出ない。

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8月31日

歌舞伎町の大久保公園で開催されていた 『激辛グルメ祭り』 に、ネット記事のカメラマンとして参加。
ギャラは激辛グルメだった(笑)。

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関西電力の黒部ルート見学会に当選することができたので、好奇心旺盛のカミさんと参加して来た。

黒部ルートというのは、トロッコ電車である黒部渓谷鉄道の終点、欅平駅から、
延々と地下を縫って遥か18km先の黒部ダムへと抜ける、工事やメンテナンス専用の輸送ルートのことである。
バックヤード大好き人間にとっては堪らない、夢の見学ツアーなのだ。

全行程は、ざっとこんな感じ。

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そもそも黒部川は急峻で水量が豊富なため水力発電に向いており、
昭和2年、現在の宇奈月ダムがある位置に()柳河原発電所(現在は水没)が建設された。
言わばこれが幻の黒部川第一発電所である。

続いて昭和11年、その下流に愛本発電所が、
そして上流には小屋平ダムが建設され、そこから取水する第二発電所が送電を開始。

さらに昭和15年には、前述の欅平駅に隣接する第三発電所も送電を開始することになるワケだが、
今回ブログにアップする黒部ルートの主な見学ポイントは、
下流から順に、(1)この第三発電所が取水するための仙人谷ダム、
(2)第四発電所、(3)第四発電所が取水するための黒部ダムの計3ヵ所、ということになる。

黒部ダムのことを黒部川第四発電所ダム=黒四ダムともよく呼ぶのだけれど、
  これは仮称で、黒部ダムが正式名称、ということらしい。
 
実は黒部ルート見学会には、上流側からと下流側からの2つの一方通行コースがあり、
歴史を辿る形となる下流側からのコースが人気なのだが、当選確率の高い上流側で応募したため、
我が家は標高の高い黒部ダムから下りながら、逆に歴史を遡ることとなった。
上記の画像だと、左から右へと進むワケだ。
 
集合は、10時半に黒部ダム駅だった。
参加者は30名、倍率は5.6倍。

黒部ダム駅に辿り着くには、立山方面からケーブルカーやロープウェイを何回も乗り継いで向かうイバラの道と、
JR で松本駅から信濃大町駅に出て、路線バスで扇沢駅、そこからトロリーバスで目的の黒部ダム駅、
という2つのルートが存在する。

少しでもリスクヘッジしたい旅行下手の我が家は、
当然のように新宿から高速バスで松本に向かい、信濃大町に前泊。
駅前のお食事処のダムカレーが絶品で結果的に大正解だったが、
信濃大町駅から扇沢駅に路線バスで移動する途中にある大町温泉郷に宿を取る、という選択肢もアリのようだ。

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扇沢駅までは自家用車でも行けるため、路線バスはガラガラだったのに、
路面電車とバスの合いの子のようなトロリーバスは、画像のように大混雑だった。
このトロリーバスが行き交う関電トンネル(大町トンネル)こそ、映画 『黒部の太陽』 の舞台ともなった、
悪名高き破砕帯がゾロリと横たわる難所であり、この辺りから急激にテンションが上がってゆく。

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そして、ついに黒部ダムへ到着!

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30分程度しか時間に余裕がなかったので(これは大失敗)
ダムの見学はざっくり程度で済ませ、いよいよ集合場所へ。
本人確認、荷物検査、注意事項の伝達等を経て、専用バスに乗り込み黒部トンネルを10km下る。

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途中下車し、樽沢の横坑を見学。
あいにくの天気で剣岳は拝めず(泣)。

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黒部トンネルの終点からは、荷物用のケーブルカーであるインクラインに乗って、第四発電所まで一気に下る。

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発電所に着くと、秘密の会議室のような部屋に通されて短いビデオを観たあと、
各設備の見学、20分間でお昼ご飯(持ち込み)と、慌ただしく時間が過ぎていった。

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最後は(トロッコ電車の)上部軌道とも呼ばれる関西電力黒部専用鉄道に乗り、
超ド級の秘境駅、仙人谷駅で途中下車、過酷な登山ルートでしか辿り着けない仙人谷ダムを悠々と見学後、
小説 『高熱隧道』 に詳しい高熱の断層を抜け(ホントに暑い)
終点から竪坑エレベーターで200メートル降下して、欅平駅で14時解散となった。

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抽選に当たらないと行けない高難度のツアーだが、人気があるのは当然だろう。
ナニしろここは、延べ500人前後の方が亡くなっているという、常軌を逸した構造体なのだ。
移動中にヒシヒシと感じる偉業感が尋常ではない。
ホントに価値のある見学会だと思う。
 
来年も絶対に応募する。

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