(中村良夫 「グランプリ2」より)
昨1969年の後半から新しい英国のレース・カー・メーカーとして颯爽と、実に颯爽と登場してきたニュー・フェースにマーチ・エンジニアリング(March Engineering)がある。オックスフォード・シャイヤーのビスターに本拠を置く工場で、同時に自社のレース・チームを持ち、若手ながらマクラーレンのM−7 AF−1、同じくM−6BのCam-Amカーの設計経験を持ち、かつ、コスワース・エンジニアリングでユニークなコスワース4輪駆動F−1をマイク・コスティンの指導で作ってきた、現在若手No,1のロビン・ハード(Robin Hard)をチーフ・デザイナーとし、旧F-2ドライバーであり、大学では工学を卒業したハードとは大学の学友で、自身は経済史を専攻したアラン・リース(Alan Rees)がチーム・マネージャおよび総務を担当し、リエイゾン・オフィサーとしてはすでにベテランのマックス・モーズレイ(Max Mosley)が主として外部スポンサーとの折衝に当たると共にPRも担当している。製作部隊の担当としては、彼らの中では最年長の、工場経営経験豊かなグラハム・コーカー(Graham Coker)をもって4人の共同経営スタッフを形成し、アラン・リース率いるマーチ・レーシングはクリス・エイモン、ジョー・シファート、同じくマーチ車を提供するケン・タイレル・チームは現ワールド・チャンピオンのジャッキー・スチュアート、同じくマーチ車を使うアメリカの巨大チームSTPでは、世界一速い男と言われるマリオ・アンドレッティ(Mario Andretti)と少なくとも4人の現在最高のトップ・クラス・グランプリ・ドライバーを抱えて1970年から多彩なスタートをする========
にいかれてます。 このブログは、私の体験談を書いています。
現在進行形ですから、すっごくやばいことも有ると思います。 勢いに乗って、無茶もやっています。 今まで巧くいっているのも、たまたま偶然が重なっていると思います。 また、私自身、ご指摘、ご教授を頂いた方のノウハウについて、作為的に表現をぼかしたり、公表を差し控えている内容もあります。
やっていることは事実ですが、このブログと、実際は一致しない場合もあります。
ですから、私の行為を皆さんにお勧めすることはありませんし、もし、真似をされるのであれば、このブログは情報のひとつ、技術的内容の多い読み物とお考えになり、ご自分の意思で、ご自分の責任で行ってください。 本ブログの類似行為による、被害、損害について、私は一切責任を負いません。 よろしくお願いいたします。 |
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