|
先日、ピーター・インフェルドの弦が届いた、
試しに2セット購入。
1セットはD線 シルバー巻
もう1セットはD線 アルミ巻
シルバーの方が艶っぽく強いかと思いきや
実際には、今のヴァイオリンの状態ではアルミ巻きの方がしっかりとした音が出た。
どちらにしてもザイエックスとは違う弦だという事は確か(笑)
音色、倍音、強さ、反応、すべてが違う。
正直、ザイエックスより弾きやすい。
弦ひとつで、音の出し方、左の押さえ方まで変わってしまうものだと改めて痛感。
面白い。
やっぱりヴァイオリニストは、音色ひとつ追求してもきりがない。
この前のライブあたりから、人差し指のタコが破れて、皮膚が裂けているので、
少し痛く長時間弾けない状態だけど、そんな中で今は
E線 カンティーガ フォルテ
A線 ピーター・インフェルド
D線 ザイエックス・コンポジット
G線 同上
これだけでもかなり弾き心地や出てくる音、弾き方が変わる。
ヴィブラートとボーイングのうねりや、捉え方、バランス加減で
通常では出てこないような倍音を引き出す可能性を強く感じる弦に惹かれる。
ピーター・インフェルドを張ってみて、忘れかけていた倍音の豊さ、深み、コク等の
ヴァイオリンならではの魔性的快感を思い出した。
そういえばこの前
Marcello Bellei 氏の 「ガルネリ×ポッジ」モデル2015という超個性的で、でも完成された なんとも美しいスタイルのヴァイオリンにもピーター・インフェルドが張ってあった。 あのどこまでも、やろうと思えば思うだけ、どこまでもうねる複雑で豊な倍音が 溢れだしてくる感じが、とても印象的だった。それでいて上品! また
ズ―カーマンが多分だけど、
ドミナント→ドミナント・インフェルド レッド
そして2000年代にはいって
ビジョン ソロにしてから劇的に音色が豊で柔らかく元々のズ―カーマンのコクが倍増した事に影響を受けている。
ズ―カーマンの音色を発揮したのは若き頃はピラストロのガットがベストマッチだった。
存分にズ―カマンの野性的渾身的な激しさと色気、官能美が入り混じった音色を見事に再現していたと思う。
そして50代からはビジョンで
若かと年齢不詳的生命力を感じる色気を醸し出している。
ハイフェッツがD線に裸のガット弦にこだわった事も、ハイフェッツならでの絶対譲れないものがあったに間違いない。
自分の中にあるイメージは膨らむばかり。
音量も音質も、どこまでも貪欲に追求することもヴァイオリンの楽しみ、深さの一つ。
音楽表現においては、
たかが音色、されど音色だと思う。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



