雲南省北西部、麗江の街並みです。
雲南省の省都昆明からバスで5時間ほどのところに位置する「麗江」。麗江ナシ族自治県の首府でもある町です。標高は約2400m、周囲を山に囲まれており、豊かな自然が溢れる風光明媚な所としても知られています。
麗江の町は、納西(ナシ)族という少数民族によって、宋の末期から元の初期に造られたといいます。
800年以上もの歴史を持つ麗江の町は1997年、中国初の世界文化遺産に登録されました。
麗江はチベットや四川、雲南などの文化圏の接点に位置しており、古来から様々な民族が流入しました。納西族は、それらの多様な文化を吸収し、自らの文化と融合させながら、独自の納西族文化を作り出していったのです。
私は2003年の冬、この魅力的な街、麗江を訪れました。
麗江の新市街です。向こうに玉龍雪山が見えます。この山の高さは5596m、万年雪を被ったこの山は麗江のシンボルともいえる山です。
空が青いですね。
こちらは旧市街、麗江古城と呼ばれている街です。世界遺産に登録されているのは、もちろんこちらの街並みです。
瓦屋根の家々が密集しているのが見えます。家の高さが皆同じですね。
新市街とはまるで違う街並みです。
もう少し近づいて見てみることにしましょう。
グレーの瓦屋根の色合いが渋いですね。
周囲の自然と調和した美しい街並みです。
ところで、この町には中国の他の町には必ずある「城壁」というものがありません。
それにはこんな理由があります。
かつて、この地を治めていた領主は「木氏」といいました。
文明の交差点に位置する麗江には、異民族進入の脅威があるため、城壁の必要性はあります。
しかし、と木氏は思いました。
「木」を城壁で囲ったら「困」になってしまう……。
「困」になることを怖れた木氏は、ついに城壁を造ることはありませんでした。
結局、その後も麗江の街には城壁が造られることはなく、今日に至るまで無防備な姿を晒しているのです。
それでは、さらに近づいて見てみることにしましょう。
隙間無く密集した灰色の瓦屋根の家々。その不揃いな並びは素朴で美しいです。
この屋根の下にある路地を歩いてみたい誘惑に駆られますね。不思議な懐かしさが感じられる光景です。
かつては日本にもこのような素朴な町が数多くあったのでしょうか……。
次回は実際に路地をぶらぶらと歩いてみることにします。
詳しい地図で見る
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美しいですね〜。私も行ってみたいです。
[ epi**olasa*ra* ]
2006/8/5(土) 午前 10:51
瓦屋根の風景は昔の日本のようですね☆城壁で囲いを作らなかった木氏に困ったことは起こらなかったのでしょうか??でも面白い話ですね♪
[ mou*a*ue ]
2006/8/5(土) 午後 7:15
ほんとに空の青が濃いですね。あと、瓦屋根の連続がすごい!屋根づたいに飛び移って移動できそうです^^
2006/8/5(土) 午後 11:36
epistolasacraeさん、コメントありがとうございます。ほんと、美しかったですよ。
2006/8/6(日) 午前 10:51
ピノコさん、木氏の判断は結果的によかったのでしょうね。麗江の街はかつての姿を留めています。
2006/8/6(日) 午前 10:57
桔梗さん、瓦屋根、すごいです。屋根瓦が全部同じ色だと綺麗ですよね。
2006/8/6(日) 午前 10:59
冬は空が青いですね。まちなみ、懐かしいです。また行きたくなりましたよ〜 ^ ^
[ aurora ]
2007/3/15(木) 午後 10:47
オーロラさん、私もまた行きたいです。懐かしいですよね〜。
2007/3/15(木) 午後 10:52
驚きです。異国の地に、こんなに日本に酷似した街並みがあるのですね。
日本でいうところの、京都みたいなものでしょうか?
2007/8/12(日) 午前 1:26
猿耳さん、おはようございます。私も麗江には行きましたが、残念ながら街全体をながめる時間はありませんでした。川沿いの柳の街並みと街からながめられる玉龍雪山の姿に感動しました。もう一度ゆっくり立ち寄ってみたいと思っているスポットです。
[ mog*m*13 ]
2007/8/12(日) 午前 8:09
黒丸さん、素晴らしいでしょう。麗江。
ただ、漢人観光客が多過ぎてかなりうるさいというのが玉に瑕です。ナシ族の京都ですね。
2007/8/12(日) 午後 0:20
MOGUMAさん、春に行ったのですが、結構肌寒かったです。
玉龍雪山の姿は見事ですよね。夜の風情も最高です。
2007/8/12(日) 午後 0:21
空が青い〜♪
瓦の色ホントに渋いですね。しかし〜家がぎっしり〜〜って感じで
屋根、屋根〜屋根〜の連続ですね!
山並みも美しい〜♪
2007/10/28(日) 午後 6:34
つぶゆめさん、「ぎっしり」ですよね。
統一感が素晴らしいですよね。
ここは結構標高が高いので空も蒼いのです。
2007/10/28(日) 午後 8:27