ダッカ最大の港、ショドル・ガットです。
戦争のようなダッカの道を抜けて私が辿り着いたのは、ダッカ最大の港、ショドル・ガットの船着場。
私は港をぶらぶらと散策し始めました。
すぐ目の前に茶色く濁ったブリコンガ川の姿が見えます。
そして、その水面には川を埋め尽くさんばかりの小舟の群れが……。
ショドル・ガットは先ほど歩いた道に負けないほど大混雑していました。
桟橋には白く巨大な三階建てのビルのような客船がいくつも停泊しています。そして、その周りには小さな小舟が蝿のようにたかっているのが見えました。
川の国、バングラデシュに於いて船はなくてはならない交通手段です。
人々は故郷への帰り、日々の通勤にと船を利用します。
船着場のコンコースには大勢の人々がごった返していて、引越しでもするのかと思うくらいの巨大な荷物が山積みにされていました。
まるで一昔前の上野駅。バングラデシュの人にとっては、このショドル・ガットこそが「ふるさとのなまりなつかし停車場」なのかもしれません。
大型船の桟橋の横にびっしりと群れている無数の小舟は、駅前に集うバスやタクシーのような存在なのでしょう。
1人を、または大勢を乗せた舟が次々に到着し、出発していきます。
私がそこへ近づいてゆくと、ボートに座っていた無数の黒い顔と、そのぎょろりとした白い目が一斉にこっちを見ました。
「上物の客が来た」とでも思ったのでしょう。
みんな一様に手を振り回し、私を誘おうとなにやら叫んでいます。
私はそれらの船頭のうち、誠実そうなひとりを選びました。
対岸まで5TK(10円)ということで話がまとまると、私は舟に飛び乗ってゴザの敷いてある甲板の上に腰を降ろします。
私が座り終えたのを見ると、船頭はおもむろに櫂を水の中に入れ、ゆっくりゆっくりとチョコレートのような水を漕ぎ始めました。
川は大小の舟で埋め尽くされていました。
くねくねと舟と舟の間をすり抜け、ゴンゴンと舳先をぶつけ、時には罵声を浴びせながら対岸へと進んでいきます。まるで、先ほどのリキシャでの道中のリプレイです。
クラクションやベルの音がないぶん陸上の道よりは静かですが、そのごちゃつき具合と戦争のような激しさはここでも変わりません。
ダッカという町はどこへ行ってもこんな調子なのです。
対岸に近づいてみてびっくり!大勢の人が沐浴をしていました。
バングラデシュはイスラム教徒が多数派。だけど、国民の16%をヒンドゥー教徒が占めています。
このブリコンガ川はヒンドゥー教に於ける聖なる川、ガンジスの下流にあたります。
彼らは神への祈りと共に沐浴をしているのでした。
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港町というのは、どこでも興味深いです。
2007/2/4(日) 午前 10:04
ガンジス・・・沐浴する者、洗濯する者、そして死体が流れてくると聞いたことがあります ヾ(゚∀゚○)聖なる川は奥深いですね.。゜+.(´▽`)。+.゜+・
2007/2/4(日) 午前 11:51
Bessaさん、港って活気があっていいですよね。
2007/2/4(日) 午後 7:38
oyakさん、ここではボッダ川と呼ばれているそうですよ。
2007/2/4(日) 午後 7:39
聖なる川・・・ほんと淀んだ様は凄いですよね(;´▽`A`` せぴには入れないかも・・・
[ MIY ]
2007/2/4(日) 午後 8:29
どこもかしこもゴチャゴチャした国なのですねぇwwでも写真の人たちはみんないい笑顔ですね♪
[ mou*a*ue ]
2007/2/4(日) 午後 10:58
せぴさん、たぶんかなり汚いと思いますが、ヒンドゥー教徒にとっては聖なる川なのです。
2007/2/4(日) 午後 11:43
ピノコさん、ごちゃごちゃして人がやたらと多いです。日本の3分の1の面積なのに人口は日本よりも多いのです。みなさんカメラを向けると嬉しそうにしましたよ。
2007/2/4(日) 午後 11:44
もう〜、なんか、このごちゃつき感は相当気になりますね。行ってみたくなりましたよ〜 ^ ^
[ aurora ]
2007/2/5(月) 午前 0:26
1番したの写真、迫力ありますね。
[ rin*in*00*_2006 ]
2007/2/5(月) 午前 7:56
躍動感あふれる写真ですね! 素晴らしいです☆
2007/2/5(月) 午後 0:17
オーロラさん、30年前のカルカッタのようだという話もありますよ。最近はダッカにも大きなショッピングセンターなんかが出来てきているようです。
2007/2/5(月) 午後 11:35
りんごさん、コメントありがとうございます。迫力あるでしょう。
2007/2/5(月) 午後 11:36
エリーナさん、ダッカはエネルギッシュな街でしたよ〜。
2007/2/5(月) 午後 11:37