ロケット・スティーマーの船室はこんな感じです。
ロケットの船室は3つの等級に分かれています。
一等、二等、そして、三等です。
船に入るとまず、広いフロアーが現れます。真ん中には軽食や飲み物などを販売する売店、そして、それを囲んでバングラ人たちが足の踏み場もないほどぎっしりと床に横たわっています。圧倒させられるような光景です。過酷な雑魚寝状態、ここが三等船室です。
三等船室の脇にはいくつもの小部屋があります。中を覗くと狭苦しい部屋にボロボロのベッドが二つ。ここが二等船室です。けれども、ボロいなりにも個室であることに変わりはありません。三等に比べるとかなりのランクアップと見るべきでしょう。
そして、人々でごった返す船内の雑踏を抜け船の前部へ。
重厚な扉があります。
開けると。。。
そこには別世界が広がっていました。
扉に遮断された空間には煩わしい人々の視線も、いつ止むとも知れないざわめきもありません。
高級そうな制服を着た船室係、木目調の落ち着いたロビー兼食堂、雄大な川と緑を180度の視界で眺めることが出来るデッキ。
一等船室利用者だけに許された優雅な空間です。
私の船室(もちろん優雅な一等を利用しました)は2人部屋でした。
ロビー兼食堂に比べ、一等の船室は想像したほど豪華な部屋ではありません。むしろ質素であるといえます。
安宿に毛が生えた程度の狭い船室にはベッドが二つ、共同の洗面台がひとつ、川に面して二つの窓があります。
この窓は開閉可能のガラス窓です。そこに日除けのカーテンが掛かっています。
それぞれのベッドサイドには読書灯が、頭上には扇風機がぐるぐると回っています。
殺風景でお世辞にも豪華とは言えない部屋です。
けれども、床は綺麗に掃除されていたし、ベッドの上に掛かったシーツや枕カバーは真っ白に輝いていたし、備え付けのミネラルウォーターのボトルもありました。
これで充分。バングラデシュでは充分な豪華さでした。
電気を消した真っ暗な部屋で、ベッドに横になりながら窓から見える川の暗がりを薄ぼんやりと眺めます。
隣に寝ているのは髭面の真面目そうなおっちゃん。
警察官だといいます。ダッカから故郷のボリシャルに帰る途中なのだと言っていました。
きっちりとした黒ジャケットと馬鹿でかいスーツケースがやけに印象に残るオヤジでした。
船はガタガタと小刻みに揺れています。
空は雨雲に覆われているようです。星が全く見えません。
雨は降ったり止んだりしていました。
時折雷がゴロゴロと鳴り、そして、稲光の閃光が真っ暗な部屋を一瞬青白く照らし出します。
空には鮮烈な光の模様が現れます。
そして、それは余韻を残し消え去った後、しばらくすると再び違った図像を描き出すのです。
時間差を置いて描かれる稲妻の軌跡が、繰り返し繰り返し飽きることなく続きました。
その稲光のアートを繰り返し繰り返し飽きることなく見続ける私。。。
そして。。。
そのうちいつの間にか眠りこけてしまいました。。。
|
快適そうな船室ですね。雷のBGMとはなかなかスリリングだったのでは?でも眠れるさるみみさんはさすがです。
[ - ]
2007/2/27(火) 午後 10:50
たかさん、雷と雨と風。なかなか雰囲気があって楽しかったですよ。雨季のバングラらしい夜でした。
2007/2/27(火) 午後 11:31
殺風景でも、三等に比べたら本当に豪華ですね(^^;知らない外国人との相部屋はチョット緊張しませんでしたか??
[ mou*a*ue ]
2007/2/28(水) 午前 0:01
船宿って憧れます! 一度体験してみたいですね〜♪ でも雷が鳴っていたら…怖くて眠れないかもしれません(^^; ←雷、大の苦手ですぅ〜(涙)
2007/2/28(水) 午前 6:50
ほんと スリリングだったんですねぇっ
[ 建築や ]
2007/2/28(水) 午前 7:20
移動に船に乗るのも、それもまた一興ですね^^1等でおいくらぐらいなんですか?
[ cap*_*f_goo**hope ]
2007/2/28(水) 午後 0:48
ピノコさん、なかなかのバングラ紳士だったので安心でした。逆に白人のオヤジとかと二人きりだったら警戒します。。。
2007/2/28(水) 午後 11:06
エリーナさん、雷はすごかったですね。だけど、それもバングラらしいって感じでしたよ。
2007/2/28(水) 午後 11:07
建築やさん、稲妻がすごくて逆に旅心がそそられました。
2007/2/28(水) 午後 11:08
なんなんさん、船は2,000円弱でした。バングラ行ったら船がお勧めです。
2007/2/28(水) 午後 11:10
白人の親父は警戒するのですか??・・・・ゲイかもだからですか?(笑)スペインでゲイ見ましたよ〜〜手つないで歩いてましたwwイケメンだったのにもったいない。。
[ mou*a*ue ]
2007/2/28(水) 午後 11:32
ピノコさん、ゲイかもだからです(笑)。ロンドンで地下鉄待っていたらオヤジにいきなり頬っぺたにキスされたことあります(泣)。
2007/3/1(木) 午前 0:05
一等で正解でしたね。しかし一等から三等の待遇の格差が見事なまでにくっきりはっきり分かれていますね。まるでカーストみたいですね^^;それにしてもバングラ人の人達と一緒の過酷な雑魚寝状態で船旅をしている外国人旅行者はいたのですか?さすがにいなかったんでしょうね。?
2007/3/2(金) 午後 11:52
まさおさん、今回この船には外国人旅行者は私だけでした。ダッカでも外国人はほとんど見かけませんでしたよ。
2007/3/3(土) 午前 1:06
稲妻のアート・・・ 海上の稲妻はとても凄いらしいですね 素晴らしい経験をされたんですね♡ せぴも見てみたいです 山ばっかりで 海の体験が少ないのでせぴもそのアートの世界に釘付けになりそうです♡ ♡ ♡
[ MIY ]
2007/3/3(土) 午後 9:18
せぴさん、すごい稲妻でした。ゴロゴロという音を聴き、ゆらゆらと揺られながら一夜を過ごしました。
2007/3/4(日) 午前 1:25
どれくらいの時間乗ってたんですか?船旅はあこがれるんですが、船酔いするんです。うるうる。おお、そだ、英語って通じるんですか?
2007/3/7(水) 午前 11:36
咲さん、丸二日ですね。川はあまり波がないのでそんなに揺れないですよ。英語は結構通じる方じゃないでしょうか。旅行者が関わる商売の人なら。
2007/3/7(水) 午後 10:45