イタリア北部、トスカーナ地方にあるシエナの町。
人口約54000人のこの町は、フィレンツェと並ぶルネサンスの中心だったそうです。
中世の佇まいを残した旧市街は世界遺産にも登録されています。
シエナの町は扇形をした「カンポ広場」を中心に広がっています。
写真は広場にあるププリコ宮のマンジャの塔。
シエナはゴシックの町としても知られています。
この町ではゴシック後期の国際ゴシック様式が栄えました。
写真のドゥオーモはその代表です。
重厚で神秘的なフレンチゴシックとはまた違った、繊細さと気品が感じられますね。
ドゥオーモの内部です。
黒と白のストライプの装飾が美しいですね。
さて、パリオ祭です。
パリオ祭は1147年から約800年も続いているといわれる祭り。
毎年7月2日と8月16日に行われ、シエナ中が熱狂の渦に包まれます。
祭りのメインは騾馬を使った競馬レース。
シエナは17のコントラーダと呼ばれる地区に分かれていますが、その対抗戦として競馬レースがカンポ広場で行われるのです。
午後、それぞれのコントラーダの人々が中世の格好をして街を練り歩き始めました。
パリオ祭の1回のレースでの出走枠は10。そのため、抽選を行い、出場コントラーダを決めるのだそうです。
コントラーダはそれぞれのカラーとシンボルマークを持っています。
これは象のチーム。臙脂色がチームカラーですね。
こちらはホタテのチーム。カラーは青です。
これは黄色と赤と白の羊チームの旗ですね。
他にもカタツムリやフクロウ、芋虫、ヤマアラシ、ユニコンやキリンなど、様々なシンボルを持ったチームがありました。
祭りが始まりました。
夕方4時、カンポ広場は人で埋め尽くされます。
始めは騎馬隊や楽隊の行進。その後、各コントラーダが続きます。
レースは7時の開始なので、始まるまで約3時間。
人々は広場の中で芋洗い状態で、または、広場を取り囲む建物の窓から優雅にグラスを傾けながら待つのです。
その間、マンジャの塔の鐘が延々と鳴り響いておりました。
コントラーダの列の中にはそれぞれ旗手がおり、行進の途中で旗を空高く舞い上げます。
高く舞い上がると拍手喝采!
私は広場の真ん中から観ていたのですが、人が多過ぎてほとんどパレードの様子が見えない。
旗が舞い上がった時だけ、こうして観ることができました。
私の近くにはヤマアラシ地区の人々が大勢おりました。
レースはあっという間でした。
1周300mの広場を3周するだけなのです。
レースなど全く見えない状態で、人々とおしくらまんじゅうしている間、ほんの1.2分で決着が着いてしまいました。
写真はレース後の様子です。コースに観客たちがなだれ込みます。
優勝はガチョウコントラーダでした。
優勝馬にガチョウ地区の人が喝采を浴びせています。
ガチョウ地区の人々、大喜びです。
シエナの人にとってはサッカーよりも何よりも、この「パリオ祭」が大事。びっくりするくらいの熱狂ぶりでしたよ。
それにしても3時間に及ぶ混雑の中での棒立ち。その後の何も見えない1分間のレース。
疲れました。。。
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すごい興奮しそうなお祭りですね。
赤を基調にした色彩がとてもキレイです。
こうゆうフェスティバルに遭遇できるなんてうらやましいですね★
[ ☆chikori☆ ]
2007/8/11(土) 午後 0:22
ちこりさん、立ちっぱなしでかなりきつかったです。帰りの電車ではグーグーでしたよ(フィレンツェから日帰りで行ったんです)。
2007/8/11(土) 午後 8:38
ヨーロッパの伝統衣装はカラフルですね〜〜
でも芋虫のシンボルって・・・いいと思ってるんでしょうかww
[ モチコ ]
2007/8/13(月) 午前 0:10
ピノコさん、「はらぺこあおむし」とかいう絵本がありましたが、多分、ここの人にとって芋虫は可愛いんでしょう。しかし、芋虫ってどうして芋虫って言うんだろう。。。
2007/8/13(月) 午前 7:23
シエナは行ったことありませんが、いい時に出かけられましたね。
お祭りなどなかなか出くわすことありません。
古式豊かな?民族衣装を見るだけでもすごい価値があります。
2007/8/13(月) 午後 4:18
bbさん、祭りの時を狙っていきました。
フィレンツェの古代サッカーも見たかったのですけどね。
2007/8/13(月) 午後 8:55