ガラガラの列車に乗り、南へと旅立つ 【ルーマニア】
出発はいつでも心躍るもの 【上・左:インド、右;中国】
早朝のダブリン駅にはオレンジ色の客車が佇んでおりました 【アイルランド】
2時間後、風景はきっと一変する 【左:アイルランド、右:ドイツ】
あの鉄路の向こうの未だ見ぬ国に思いを馳せる 【ルーマニア】
都市から…… 【左:チェコ、右:スロバキア】
農村へ 【左:アイルランド、右:中国】
名も知れぬ街の、何でもない風景に心を動かされる 【チェコ】
ローカル列車でのんびりと車窓を楽しむもよし 【ペルー・ルーマニア・インド】
超特急で効率よく現地へと向かうもまたよし 【フランス・イギリス・中国】
到着。未知なる土地に第一歩を踏みしめる。
混じり合う期待と不安 【上:ハンガリー、左:トルコ、右:ドイツ】
旅立ち、帰還、出発、到着。人それぞれの思いを詰め込んだ「駅」
【上から:インド・インド・フランス・アメリカ】
幼い頃、私の心を昂ぶらせた1つの光景があります。
晴れた冬の日でした。私は親に手を引かれ、首都近郊のある駅のホームで電車を待っていました。その駅は東北や上越に向かう路線の分岐点となる駅で、当時は長距離列車が頻繁に往来するようなところでした。
私はそんな列車たちが到着し出発していく様を1本、また1本と眺めながらぼんやりとホームに立っていたのです。
その時でした。私の眼前にはっとするような光景が出現したのは。
その列車はおごそかにホームに滑り込んできました。
そして、その屋根にはなんと、まばゆいばかりに輝く真っ白な雪がぎっしり満載されていたのです。
私は驚きました。
冬晴れの乾いた風景に突如現れた雪まみれの列車。その場違いなコントラストは妙にシュールに感じられ、幼い私の目は釘付けになってしまいました。
おそらく東北から来た夜行列車なのでしょう。雪解けの雫の垂れる窓の向こうには、降り支度をする人々の姿が見えます。子供の目には見慣れない彼らの風貌が異郷の空気を醸し出していました。
この列車は遠い北の国からやってきたのです。行ったことも見たこともない異郷の地から……。私の胸は高鳴りました。
関東に住む子供にとって雪とはある意味、非日常の象徴でもあります。
年にたいてい2,3回ほどある、雪が降った日にはなんだかお祭りになったような気がしたものです。
その雪があんなにも積もる土地、夢のような土地です!
そうです。あの列車に乗れば「夢の土地」に行けるのです。
私は当時、その列車をおとぎの国からやってきた馬車のように感じていたのかもしれません。
私はそのおとぎの国『東北』に、「行きたい!」と強烈に思いました。
未知の土地に行きたいという私の欲求はこの頃から鎌首をもたげ始めていたのだろうと思います。
非日常。そして、目的地へ向かう途上にあるということ。それが私が思う私の旅の定義です。
此処から何処かへ、その途上にあるという広大さ。それが私にとっての旅の魅力でもあります。そしてそれは、時におとぎの国よりもむしろ、かぼちゃの馬車に乗ってそこへ向かうという「過程」そのものに魅力を感じてしまうということでもあるのです。
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電車ってほのぼのしてていいですね^^♪
イランの電車 まだ乗ったことないんです たぶん乗る機会もないかも^^; 一度ゆっくり電車の旅・・・してみたいな♡
[ MIY ]
2007/8/13(月) 午前 0:13
「世界の車窓から」って感じですね♪
海外だと地下鉄などには乗りますが、長距離列車などには乗ったことないんですよね〜〜
バスは本当に移動!って感じですが、電車の方が手間は増えるものの色々楽しみも増えそうですね〜〜
[ モチコ ]
2007/8/13(月) 午前 0:20
こう言うのだぁ〜〜いすきですぅ... 傑作ってやつですよねぇ...
2007/8/13(月) 午前 0:39
懐かしい気もするし、異国情緒も感じ、複雑です。。
2007/8/13(月) 午前 3:12
これだけ揃うと圧巻ですね。
まさに世界の車窓からじゃないですか!
素晴らしいです♪
2007/8/13(月) 午前 6:16
ルーマニアの「未だ見ぬ国に思いを馳せる」って素敵ですね。希望で満ち溢れている感じがします♪
2007/8/13(月) 午前 6:29
せぴさん、私はイランで列車、乗りましたよ。
タブリーズというところからテヘランまでの夜行列車でした。相席だったおじさんたち、親切だったな〜。
2007/8/13(月) 午前 7:28
ピノコさん、バスは何だか旅情が感じられないんですよね。道という身近な手段を使うせいか、旅気分にならないのかもしれませんね。
2007/8/13(月) 午前 7:31
ピンクさん、傑作ありがとうございます。
ピンクさんには気に入っていただけると思っていましたよ。
2007/8/13(月) 午前 7:33
写楽風さん、日本でも、遠くの土地へ行くと走っているバスの色だとか、人々の雰囲気とか、広告だとか店構えだとかが違っていますよね。日本の鉄道の旅もなかなかいいものです。
2007/8/13(月) 午前 7:38
こころさん、ありがとうございます。
ほんと、世界の車窓から眺めた風景です。
2007/8/13(月) 午前 7:40
さとこさん、旅で最も楽しい瞬間は、目的地へと向かう移動の時間だと思うんです。あのわくわく感がたまらないんです。リゾート旅とかはまた違うのかもしれませんけどね。
2007/8/13(月) 午前 7:49
すごい力作!ドラマティックな仕上がり。
大好きです!
[ ☆chikori☆ ]
2007/8/13(月) 午前 10:39
ちこりさん、ありがとうございます。
鉄道の旅ってドラマチックですよね。
2007/8/13(月) 午後 8:54
電車をみると旅を感じます ヨーロッパ鉄道の旅とか憧れなんですよね こうやって世界中の鉄道をみたさるみみさんがうらやましいな〜!
2007/8/14(火) 午前 5:45
もん介さん、鉄道と船は汽笛があるから旅情を感じますよね。出発の時のあの音がなんともいえません。
2007/8/14(火) 午前 10:43
私も小さい頃雪をかぶった列車を見た記憶があります。関東は雪降ってないのに〜!とびっくりしたことを覚えています・・・。幼い頃には衝撃ですよね・・・。
2007/8/15(水) 午前 7:28
クッキーさん、雪が載った列車は衝撃的でした。
ドキドキしましたよ。
2007/8/15(水) 午前 11:55
TBありがとうございます!!! 世界中のあちらこちらの電車のってみたいですね〜 って鉄子さんではないですけどね(^^)でも乗るの好きです♪
2007/9/9(日) 午前 6:16
もん介さん、私も鉄道が好きですが、車両や運行システムよりも、風景としての鉄道、鉄道に介在する「ドラマ」が好きです。
2007/9/9(日) 午前 8:04