人里離れた山の中、灰色の岩山に囲まれた「リゾン・ゴンパ」は、まさに修行の場と呼ぶにふさわしいゴンパです。
ゲルク派のこのゴンパは、実際にラダックでも最も戒律に厳しいゴンパなのだといいます。
創建は1840年。現在、約100名ほどの僧が修行をしているそうです。
ここは、藤原信也が「全東洋街道」の旅に於いて住み込み取材をした僧院としても知られています。
斜面に段々と建てられている僧坊。
白壁と茶色の窓枠のコントラストがシンプルで美しい。
そして、その上に広がる、深く濃くあまりにも蒼い空。
宇宙がもうすぐそこにあるのではないかと思えるほど濃厚で、しかも透明な空でした。
例により坊さんに鍵を開けてもらいながら、いくつかのお堂を見て回ります。
しばらく壁画などを鑑賞していると、ゴンパには珍しいアーリア系インド人の若者に出会いました。
袈裟を纏った若い僧と連れ立っている彼が話し掛けてきます。
話によると、彼はこのゴンパで小僧たちに英語を教えている教師なのだそうです。
彼が、一緒にいる僧と「下界へ行きたいので途中までジープに同乗させてはもらえないだろうか」と訊いてきました。
もちろん、私としては、ジープタクシーの兄ちゃんがOKなら問題ありません。
結局、彼らは我々のジープに同乗することとなりました。
今日は休日のため、子供らの授業はお休みのようです。
彼も休息のため街へ繰り出すつもりなのでしょう。
私は、できれば平日に訪れ、子供らの学ぶ姿を見てみたかったなと思いました。
英語教師たちを途中で降ろした後、しばらくしてジープタクシーはレーに到着しました。
ゴンパ巡りの終了です。
なかなか堪能させてもらいました。
雄大で美しい風景と興味深いゴンパたち、黄金のチャムパ仏、極彩色の壁画。
真摯な老僧の姿、くったくのない小僧。
そして……、
控えめだが笑顔の素敵なジープタクシーの兄ちゃん……。
「ダンニャワード!」
私は、握手をしながら兄ちゃんに礼を言いました。
口髭を揺らしながらはにかむ兄ちゃん。
去り際に手を振ると、彼は白い歯を剥き出し、嬉しそうにニコッと笑いました。
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白壁に青空…とっても美しいですね(*´∇`*)
実際に訪れみたいです!!
2007/11/9(金) 午後 9:29
エリーナさん、ここの青空は特別に蒼かったです。
空気も薄いんですけどね。
2007/11/9(金) 午後 10:09
やっぱり絵になりますね〜。素晴らしい☆
でも僕はここで修行することを考えると美しいを言ってられないかも(⌒_⌒;)
2007/11/9(金) 午後 11:03
その英語教師は、帰りは歩いて帰ったのでしょうか・・・修行。
BGМと写真と文が一体化して、臨場感あります☆
[ - ]
2007/11/10(土) 午後 0:20
すばらしいお写真です。凸
空はほとんど紺色ですが、標高はどれくらいですか?
ちまき
[ zof*x ]
2007/11/10(土) 午後 1:55
ころりんまるさん、素晴らしいですよね。
ここでの修行はかなり大変なんでしょうね。
2007/11/10(土) 午後 7:37
ぼすさん、ありがとうございます。
英語教師はフツウの人なんで、たぶん、ヒッチハイクしたんだと思いますよ。
2007/11/10(土) 午後 7:38
ちまきさん、ありがとうございます。
標高は3000m強です。この辺はほとんど植物もなく、空気が薄いからこんなに紺碧なんでしょうね。
2007/11/10(土) 午後 7:40
この写真たちの空気の澄み具合、人の美しさ、芸術の域に達しています。
[ 高橋美香 ]
2007/11/10(土) 午後 8:49
メストさん、このゴンパと風景の作り出す色彩感覚は、まさに芸術ですね。こんな蒼には金輪際出会ったことがありません。
2007/11/10(土) 午後 9:55
空の色が紺碧ですよね。
大阪とは違う空の色に圧巻です。
タクシーに兄ちゃんの笑顔が想像されました。
[ dix*0*2331 ]
2007/11/10(土) 午後 10:28
こぉんな碧い空…見たことないなぁ…川* ̄д ̄*川ポッ
修行をせずに、この美しい碧い空だけを見て私がココで住んでたら、もしかしたら、あたしの瞳ももっともっと澄んでキレイだったかもしれないなぁ(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
2007/11/10(土) 午後 11:37
Kさん、すごい空でしょう。
ほんと蒼かったんですよ。
兄ちゃんの笑顔は青空のように晴れやかでした。
2007/11/11(日) 午前 0:11
OYAKさん、綺麗過ぎる青空です。
空気も澄んでいるので体の毒素もなくなりそうですね。
2007/11/11(日) 午前 0:13