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http://jp.youtube.com/watch?v=N9ZrP40wdlg 約10万人を動員し、一時間半にわたって行われるといわれる北朝鮮のマスゲーム。 wikipediaにはこんな記述がありました。 「2004年、BBC制作のドキュメンタリー映画『ヒョンスンの放課後』ではマスゲームに参加することになった北朝鮮の少女ヒョンスンの姿が伝えられ、世界中で高い評価を得た。この映画の監督のダニエル・ゴードンはCNNの Insight の中で、マスゲームは一人の失敗が全体の大きな失敗を引き起こすということを実感させ、チームワークと全体主義を教え込むために行われているのだと述べている[2]。北朝鮮を訪れていたオルブライト国務長官(クリントン政権下)がマスゲームを「すばらしい」とたたえたところ、米国内で「奴隷の踊りをすばらしいというのはおかしい」と厳しく批判された。そのことでオルブライトは影響力を失い、その後政治の世界から事実上追放されている。」 まさに全体主義、奴隷の踊りですね。 その一糸乱れぬ統一性は、確かにものすごいものがありますが、けっして評価することはできないイベントです。 動画の下のリンクは、欧米が作ったと思われる映像ですが、格好良すぎるので、リンクのみにしてしまいました。 交差点に立つ婦人警官。一寸の隙もありません。北朝鮮には、あまり信号がないそうです。 それに、電力不足のせいか、信号機があっても機能していないことが多いといいます。 そのため、こういう婦人警官が交差点に立ち、車を誘導しているわけです。 完璧ですね、彼女らの動き……。 あくびをするような人なんて、一人もおりません。 でも、もしあくびをしようものなら、どこかから見張っている監視員に見つかって、 寒々とした「施設」に送られて、いや〜な「教育」を受けさせられることになるのかもしれません。 小学生にして、ここまで高い完成度。その完璧さに空恐ろしくさえなります。人は訓練すると、みな同じような「感じのいい」表情になることができるのかもしれませんね。 けれども、そこには個性のへったくれもありません。 みな、将軍様の意向によって作り出された「規格品」となってしまうのです。 それにしても、踊りに参加しているのは、みな美男美女ばかり。 外国人に公開されるこういう場に参加できるのは、当局によって選別された「優良な」子供たちなのでしょうね。 皆さんの「完璧さ=必死さ」が痛々しいですね。 それほど、金正日らの支配が絶大で、恐ろしいということなのでしょう。 いつしか、彼女らが、 「あの頃は、なんておかしなことをやらされていたんだろう…・・・」 と思う日が来ることを切に願います。 |
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マスゲームではありませんが、米国のマーチングバンドの一糸乱れぬ統制を連想しました。しかし両者の違いは主体的にやっているか否かというところで、北朝鮮の場合は間違いなく金正日体制の命令によって強制的に動員されているわけですね。
しかし皮肉なことに、この映像に登場する人たちはまだこの体制では恵まれた階級で、決してマスメディアの目に触れない僻地では人間が人間としての尊厳も希望も奪われたまま餓死したり収容所に監禁され虐待されています。
僕は金正日が一日でもはやく政権を去り、人々が自由になればいいと思っていますが、最近、この国の微妙な地政学的位置と鉱物資源の豊富さから、世界各国が色目を使い出していることが気に掛かります。
金正日は頭が良いですから、これを使わないはずはない。米国はじめ各国を翻弄しながら上手く立ち回り、まだまだ金王朝は続くのではないかと危惧しています。
当然ながら誘拐された罪のない日本人同胞が戻ってくる確率はますます小さくなるのです。
[ BARRY ]
2008/2/2(土) 午後 8:07
バリーさん、中国は、この国が崩壊して韓国と統一されるのは困ると考えているのでしょうね。アメリカも、もしかしたら日本も、対中国軍事力増強をあからさまでなくする存在として、現在の状態に北朝鮮があることをベターだと考えているのかもしれない。金日成はそれぞれの国の思惑を察するのに長けているのでしょうね。
そして、そういった世界の思惑によって、北朝鮮の国民は飢えて死んでゆく……。
2008/2/3(日) 午前 0:45
さるみみさんが北朝鮮に行ったことがあるのかと思っちゃった。(;^。^A
確かにこの国は現在の日本からしたら奇妙に映りますよね。
でも軍事支配中の日本ってこんな感じだったって感じ?
いまの北朝鮮の子供達も、「これが素晴らしい」って思ってる気がします。
それほど金正日って頭がいいって感じがします。
2008/2/3(日) 午前 3:06
ころりんまるさん、北朝鮮は行ったことがないですね。
たぶん、当時の日本もこれに近い感じだったんでしょうね。
恐ろしいことです。
国民よりも国家の方が第一になってしまうと、恐ろしいことになるということは、歴史が証明していますね。
2008/2/3(日) 午後 1:06
アリンコの行列を上から見ている気がしてきますね。こうなると、反発する事が異常な事なのでしょう。
個人個人で話をしてみたら、どんな感想が聞けるのでしょうか?
2008/2/4(月) 午前 0:42
Bijouさん、そうでしょうね。将軍様に従わない方が「非国民」で異常だという空気になってしまっているのでしょうね。
個人個人は、あのような情報が全く入らない状態では、正常な判断などできなくなくなっている人がかなり多いのではないかという気がします。
2008/2/4(月) 午前 6:04
人間らしさって、なんだろう?
感情なんて、あるのかな?あるに決まってるよなあ。
持て余した感情は、どこへ向かうのだろう???
[ 高橋美香 ]
2008/2/4(月) 午後 8:12
メストさん、本来人間は皆、豊かな感情を持っているのだと思います。
けれども、過酷な状況に追い込まれると、自ら人間らしい感情を遮断させてしまうのかもしれません。そうしないと、とてもじゃないけど生きてはいけないのかもしれません。
2008/2/4(月) 午後 11:06
自由を求めて脱北する北朝鮮人。自由すぎて、選択肢が多すぎて迷っているので、精神の拘束を求めたがる日本人(全てとは言わないが)。ふと、エーリッヒ=フロムの「自由からの逃走」を思い出しました。ただ世界共通な幸せとは、自らの意志で笑うことだろう。
2008/4/18(金) 午後 5:54
黒丸さん、お久しぶりです!
「自由からの逃走」ですか〜。さすが黒丸さん、すごい本を読まれますね。今はあまりに選択肢があり過ぎるから、誰かに「これだ」とわかりやすく決めてもらいたいんでしょうね。黒か白か、善か悪かになりがちなのもそのせいですね。曖昧なのは不安なんです。
そういう風潮が極端な風潮を生みだす要因となっていく……。
私も「自由からの逃走」、ぜひ読んでみようと思います。
2008/4/19(土) 午後 10:34